2009年12月09日
ジュニアシーガルズ 東日本選手権で低学年優勝、高学年準優勝
12/6(日)、オービック習志野グランドにてフラッグフットボール東日本選手権が行われ、
ジュニア・シーガルズは小学校低学年部門(プライマリー)で見事優勝しました(2年ぶり4回目)。
高学年部門(キッズ)も決勝へ進出。残念ながら敗れましたが、準優勝に輝きました。
<フラッグフットボール競技大会のカテゴリー区分>
プライマリー=少学1~3年生の男女により構成されたチーム
キッズ=小学生の男女により構成されたチーム
他に、ジュニア(中学生男女)、レディース(中学生以上女性)、シニア(高校生以上男女)があります。
●低学年部門(プライマリー) 優勝(2年ぶり4回目)
決勝 ジュニア・シーガルズ ☆36 - 26 慶応幼稚舎ユニコーンズ
▲優勝した3年生チームのみんな。おめでとう!
●高学年部門(キッズ) 準優勝
準決勝 ジュニア・シーガルズ ☆33 - 20 ラッシャーズフットボールクラブ
決勝 ジュニア・シーガルズ ★ 6 - 40 FFFCジュニアフロンティア―ズ
▲準優勝した6年生チームのみんな。よく頑張りました!
※詳しくは日本フラッグフットボール協会ホームページをご覧ください⇒TOP 東日本キッズ選手権
------------------------------------------------------------------------------------
「ジュニア・シーガルズは、いつでも新しい仲間を募集しています。
ぜひ、練習の見学・体験に来てください(小・中学生)」
⇒ジュニアページTOP 募集要項(練習日時など) お問い合わせフォーム(見学・体験のお申込み)
2009年08月24日
今年も神奈川県立鎌倉高校でアメフト指導します
「かながわ部活ドリームプラン21」という企画の選考に通過し、
今年もオービックシーガルズが指導に関わることになりました。
昨年は関東大会出場という目標を達成できず、悔しい思いをしました。
今年も昨年同様、「関東大会出場」を目標に掲げ、夏休みも朝9:00から練習に励んでいます。
県立鎌倉高校では、3年生は4月の大会を最後として受験勉強に向かいます。
したがって、現在練習に励んでいるのは1、2年生。とくに1年生はまだヘルメットを着けて
2ヵ月足らずなのですが、上達のスピードが早く、驚いています。
この日は、#15龍村選手が特別にQBコーチとして参加してくれました。
龍村選手も、「教えたことの吸収力がすごい!」と話していました。
練習後もQBは熱心に龍村選手に指導を仰ぎ、灼熱の太陽のもと、充実した練習ができたようです。
(文責:玉ノ井康昌)
▲QBを指導する龍村選手
2009年07月31日
「サッカー&フラッグフットボール教室」を開催しました
7月29日(水)、フクダ電子スクエアにてサッカーJリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」と
共同で「サッカー&フラッグフットボール教室」を開催しました。182名の元気な小学生が
集まり、前半はサッカー、後半はフラッグフットボールを一緒に楽しみました。
このイベントは今年で4回目となります。競技の垣根を越え、体を動かすことの楽しさ、
スポーツの楽しさを体験してほしいとの思いから、サッカーをジェフユナイテッド市原・千葉の
コーチが、フラッグフットボールをオービックシーガルズの選手が指導します。
オービックシーガルズからは、#68河村選手、#1金親選手、#28須賀選手、#23古川選手、
#19玉ノ井選手がコーチとして参加。ジュニアシーガルズ(中学生チーム)からも6名が
アシスタントコーチ役として参加してくれました。
開始までは時折雨がぱらつき、心配されましたが、終了のころにはすっかり晴れ上がって
絶好のお天気に。参加した子どもたちは、サッカーにフラッグフットボールに汗だくになって、
元気に笑顔で走り回りました。
◆フラッグフットボールのプログラムをとりまとめた玉ノ井選手より
「いつものことながら、子どもたちのエネルギーはものすごく、私たち選手もヘトヘトに
なるまで楽しんでしまいました。ご父兄の前で指導するのは少し緊張しましたが、
上手にできた子どもたちに拍手をしてくださったり励ましてくださったりと、
とても盛り上げてくださいました。どうもありがとううございました!
9月4日(金)千葉マリンスタジアムでの開幕戦にも、ぜひお越しください」
▲パスキャッチに挑戦したり、フラッグ取りの鬼ごっこ。
フラッグフットボールは初めてでも気軽に楽しめるスポーツです
▲開会式ご挨拶での「トゥースッ!」のつかみで一気に人気者になった河村選手。
「僕には小学校の先生になる才能があるかも知れないと『気付き』がありました!
また自分の時間が許す限り参加します。ありがとうございました!」
▲JEF市原・千葉の皆さんと一緒に記念撮影。アシスタントとして参加してくださった、
ジェフU-13選手の皆さん、ジュニアシーガルズの皆さん、お疲れさまでした
▲今年は文部科学省から「早寝早起き朝ごはん」キャラバン隊が来場。
キャラクターと一緒にパネルを使いながら、早寝、早起き、朝ごはんの
大切さを学習しました
2009年07月21日
フィールドクリニック「鴎道場」を開催しました
7月20日(月・祝)、習志野グラウンドで大学生アメフト選手を対象にした
フィールドクリニック「鴎(かもめ)道場2009」を行いました。
クリニックを通じて、より多くのアメフト選手に「うまくなる喜び」知ってもらいたい、
そして競技レベルの向上、アメリカンフットボールの発展に貢献したいという想いから、
オービックシーガルズでは1993年からこのようなクリニックを行っています。
今回のクリニックは、参加大学数20校、参加者は見学者を合わせると250人と
非常にたくさんの方に参加していただきました。
▲オープニングセレモニーの様子
今回は選手が主体となってメニューを作成。
ポジションごとに決めたテーマに沿って、フィールドでの講習を行いました。
▲キャッチングのレクチャーをするWR#10水口選手(中央)
▲デモンストレーションをするDL#94畠山選手(左)と#11ケヴィン・ジャクソン選手(右)
▲バックベダルのレクチャーをするDB#25村井選手
クリニックの最後には、マンツーマンや1オン1などの勝負メニューを行い、
勝負のたびに歓声があがるほどの盛り上がりでした。
▲WRとDBはマンツーマンで真剣勝負
3時間半におよんだ「鴎道場」。
参加者たちの、学んだことを少しでも身に付けようと必死な姿がとても印象的でした。
閉会式では各ポジションから1名ずつMVPを選出し、受賞者にはプレゼントが贈呈されました。
▲MVPのプレゼントを贈呈するLB#56橋本選手
▲最後に全員で集合写真
2009年07月02日
7/29(水) 「サッカー&フラッグフットボール教室」のお知らせ
オービックシーガルズでは、サッカーJリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」と共同で
開催している「サッカー&フラッグフットボール教室」も今年で4回目を迎えます。
競技の垣根を越え、体を動かすことの楽しさ、スポーツの楽しさを体験してほしいとの思いから、
サッカーをジェフユナイテッド市原・千葉のコーチが、フラッグフットボールをオービックシーガルズの
選手が指導します。
募集の対象は、スポーツを楽しみたい小学生。 初心者も大歓迎です。
下記概要をご覧のうえ、ぜひお申し込みください。よろしくお願いいたします。
★当日は文部科学省から「早寝早起き朝ごはん」キャラバン隊のキャラクターたちが
やってきます! みんなと一緒に元気いっぱいボールを追いかけます★
■日時 :2009年7月29日(水) 14:00~17:30
■場所 :フクダ電子スクエア (千葉市中央区川崎町1-20 *フクダ電子アリーナ南隣)
■参加対象 : 小学生の男女 200名
■参加費 : 500円(保険料込、当日徴収)
■持ち物 : サッカーボール、運動できる靴・服装、飲料水、帽子、着替えなど
■応募方法 : 往復ハガキに下記の必要事項を明記の上 、下記住所宛てお申込みください。
(1)氏名、 (2)学年、 (3)住所、 (4)電話番号、
(5)サッカー経験の有無および年数、 (6)アメフト経験の有無および年数、
(7)募集情報入手先(何を見て応募したか)
■お申込み先 : ジェフユナイテッド市原・千葉 サッカー&フラッグフットボール教室 行
〒260-0834 千葉市中央区今井 第2山一ビル3階
■応募締切 :7月10日(金)※当日消印有効 *受付終了しました
■お問い合わせ先 : ジェフユナイテッドクラブ事務局
Tel:043-212-8380(受付時間:月~金10:00~17:00)
2009年06月30日
7/20(月・祝)大学生対象のクリニック「鴎道場」参加募集!
来る7月20日(月・祝)に開催する大学生アメフト選手を対象としたフィールドクリニック
「鴎(かもめ)道場2009」の参加者を募集します。
当日は、オービックシーガルズのコーチ、選手たちがグラウンドで直接指導にあたります。
私たちが普段心を配っているポイントや、繰り返し実施しているドリルなどを皆さんと共有する
ことで、 微力ではありますが、皆さんのチーム力向上の一助になれば幸いと思っています。
もちろん、私たちにとっても、基本に立ち返り、さらなる飛躍を遂げるための貴重な機会です。
どうぞ主旨ご理解のうえ、多くの皆さんにお申込みいただけますよう、チーム一同、心より
お待ちしています。
★こんにちは。DBコーチの玉ノ井です。 (鴎道場2009実行委員長) |
【鴎道場2009 実施概要/申込方法】-------------------------------------------
◆対象:大学生のフットボールプレーヤー (見学者に対象制限はありません)
◆日時:7月20日(月・祝)11:00~16:00(終了予定)
◆場所:オービックシーガルズ習志野グラウンド ⇒アクセス・MAP
*JR京葉線「新習志野駅」⇔グラウンド 無料送迎バスあり
*宿泊ご希望の方は、近くの宿泊施設をご紹介します(6,000円程度/人・食事無)
◆内容:ファンダメンタル習得のためのポイントとドリル
(できるだけその日のうちに習得感を持てるよう、テーマを絞って行います)
◆ポジション:OL/QB/RB/WR/TE/DL/LB/DB/Kの9ポジション
◆定員:OL30名/QB15名/RB20名/WR30名/TE20名/
DL30名/LB30名/DB30名/K9名 (見学者の人数制限はありません)
◆参加費:フィールド参加者 2,000円(保険・鴎道場Tシャツ込み)
見学者 1,000円(鴎道場Tシャツ込み)
◆申込方法:お問い合わせフォームに下記必要事項をご記入のうえ、送信してください。
(*お電話、FAXでのお申込み・問い合わせはお受けできませんのでご了承ください)
1)大学名/チーム名
2)参加代表者名
3)代表者携帯電話番号
4)代表者メールアドレス(*必ずパソコンのメールアドレスをお書きください。携帯不可)
5)参加各選手について以下の情報
・氏名
・ポジション(見学の場合は、コーチ、選手など役割)
・学年
・Tシャツサイズ(日本サイズS~XXLからお選びください)
6)無料送迎バス(JR新習志野駅⇔グラウンド)の利用希望人数
7)宿泊希望人数 *ご紹介のみ。手配は各自でお願いします。
◆申込締切:7月10日(金) *受付終了しました
*締切後、フィールド参加選手の人数調整をお願いする場合があります。
持ち物・交通手段など詳細はこちらからご連絡させていただきます。
ご不明な点、ご質問などありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
2009年06月29日
フラッグフットボールイベント@千葉商科大学に参加しました
(主催)
ISG[(市川スポーツガーデン)千葉県市川市総合型地域スポーツクラブ]
FMJ[NPO法人FMJフラッグフットボールマネジメントジャパン]
(協力)
千葉商科大学
千葉商科大学アメリカンフットボール部
千葉県アメリカンフットボール協会
-----------------------------
「みんな集まれ! アメフト日本代表選手に挑戦!」-6月28日(日)、千葉商科大学
グラウンド(千葉県市川市)でフラッグフットボールイベントが開催され、48人の子供たちと
父兄の皆様が参加しました。
ISG様、FMJ様は地元の総合型地域スポーツクラブにて行っているフラッグフットボール
スクールの認知拡大を、千葉商科大学様は地域の皆様との接点を持つことによる地域貢献を、
と双方の目的が合致し、今回の活動が実現。ISG様が広報宣伝、FMJ様がコンテンツを、
千葉商科大学様がグラウンドを提供し、同大アメリカンフットボール部のコーチ、選手が
子供たちを指導しました。
オービックシーガルズからは、玉ノ井コーチ、#21杉原選手がお手伝いにうかがいました。
千葉商科大学のグラウンドはロングパイルの人工芝で、子供たちはグラウンドに入るなり
走り出すほど、きれいでした。転んで擦りむくこともありません。アメリカンフットボール部の
選手は、最初は子供たちとの接し方に戸惑っているように見えましたが、徐々に子供たち
との距離の保ち方が分かり、積極的に子供と接する姿勢がとても印象的でした。
千葉商科大学アメリカンフットボール部後藤ヘッドコーチは、「このように子供たちと接点を
持てることは、日頃、授業、練習と、限られた範囲で生活をしている選手たちにとって、
とても意義深い」とおっしゃっていました。
天候にも恵まれ、けが人もなく無事にイベントを終えることができました。
参加した玉ノ井コーチのコメントです。
「これを機に、フラッグフットボールやアメリカンフットボールに興味を持ったり、実際に
やってみようと思う子供たちが増えたらと思います。今回のように地域の皆様と大学を、
『スポーツ』というコンテンツでつなぐイベントは、双方に意味があると感じました」
2009年03月24日
フラッグフットボールイベントを開催しました
3月22日(日)、オービックシーガルズ習志野グラウンドにて小学生向けのフラッグフットボール
イベントを開催しました。
今回のイベントにはNPO法人フラッグフットボール・マネジメント・ジャパン(FMJ)の9チーム、
柏市立酒井根東小学校、柏市立逆井小学校が参加。
NPOチームは対外試合の機会が少なく、他チームとの試合を通じてもっとフラッグフットボールを
楽しんでもらいたいという思いからこの大会が企画され、今回で2回目の開催となりました。
試合は12チームが4ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各リーグの上位2チームで
プレーオフトーナメントという形式で行われ、柏市立酒井根小学校チームが見事優勝しました。
★こちらでも当日の模様を紹介しています ⇒潮風テレビ ⇒K.J.'s DIARY ⇒エダ散歩
▲プレーは前回の大会よりもさらにレベルアップ。
会場がどよめくほどのスーパープレーも見られました
▲優勝した酒井根東小学校チーム。関東大会などでも上位に進出する名門チームです
▲最後は全員で記念撮影。今回参加した子供たちは100名、保護者の方や選手を合わせると
なんと200名以上の大イベントになりました!
2009年03月02日
3/20(金・祝)フラッグ&チア無料体験会 ジュニア参加者募集!
来る3月20日(金・祝)、「ジュニアシーガルズ」と「シーチアジュニア」共催で
【フラッグフットボール&チアリーディング 無料体験会】を行います。
新しい仲間も募集中です、ぜひお気軽にご参加ください。 ⇒詳細・参加申込方法
2009年02月10日
高校生クリニックを行いました
2月8日(日)、立教新座高校にてオービックシーガルズ選手とOBによるアメリカンフットボール
クリニックが開催され、立教新座高校、正則学園、海城高校の計80人の高校生が参加しました。
このクリニックは、オービックシーガルズOBの小林寛氏が立教新座高校ヘッドコーチしている縁で
彼の同期を中心に企画され、今回で二度目の開催となります。
オービックシーガルズ現役選手もコーチとして参加しました。
参加選手(※2008年度ロスター)
最初は遠慮気味だった高校生たちですが、1オン1やマンツーマンなど
実戦的なメニューになるにつれヒートアップ。
最終メニュー、学校対抗のプライドドリル(3オン3)ではコーチも選手も
試合さながらに盛り上がりました。
▲LB担当の#6越田選手
▲学校対抗のプライドドリル
「現役、OB関わらず、シーガルズらしい楽しい空間に触れられ、とてもなつかしく
温かい気持ちになりました。今回できたこのつながりを大切に、できれば毎年
この時期に開催したい。次回は参加校もどんどん増やせたらと考えています。
私自身も立教高校という枠にとらわれず、いろいろなところに出向きたいと思います。
何かありましたらお声がけください。今後ともよろしくお願いいたします」
(立教新座高校:小林寛ヘッドコーチ)
柏市立酒井根東小学校でフラッグフットボール
2月4日から2月6日の3日間、昨年に引き続き千葉県柏市立酒井根東小学校で
【Xリーグ選手とフラッグをしよう】というイベントが行われました。
#47寺田選手が理事を務めるNPO法人フラッグフットボール・マネジメント・ジャパン(FMJ)が主催、
オービックシーガルズとオンワードオークスの選手、コーチ、トレーナーが参加しました。
酒井根東小学校では授業に「フラッグフットボール」を取り入れていて、
今回のイベントも体育の授業の一環として行われました。
*酒井根東小学校のホームページに授業の模様が詳しく紹介されています。
2月4日(中学年) 2月5日(低学年) 2月6日(高学年)
*FMJのブログはこちら
「めちゃめちゃおもしろかったです。男子も女子も僕も(?!)仲良く一緒になって
フラッグをして、とても楽しい授業でした。フラッグを教えながらも、同級生と
遊んでいる感覚でした!! また、みんなで一生懸命に、楽しみながらやって
いる小学生たちを見て、素晴らしいなぁ!!と、 こちらも教えていただきました。
柏市立酒井根東小学校のみんな、ありがとう。子ども大好きですし、
また機会があればぜひ参加したいと思います。09シーズン、
小学生に負けないように一生懸命練習して、楽しいシーズンにします!!」 (RB#23古川選手)
「去年も参加させてもらったので今年で2回目です。今年は5、6年生の授業に
参加しました。フラッグフットへの取り組みも素晴らしいものがありましたが、
何よりもびっくりしたのが底抜けの体力。フラッグのあとに交流会ということで
綱引きと150mリレーをしましたが、小学生は150m走りきってもピンピンして
ましたよ……。それにひきかえわれわれ社会人は……いつまでもゼーハー
言うてました(笑)。しかし本当に楽しい時間を過ごせました!
来年もぜひ参加したいと思います。こういった活動を通じて、少しでもフットボールファンが増えると
いいですね。また来年!」(OL#50松本選手)
これからもオービックシーガルズは、アメリカンフットボールの発展のため
フラッグフットボール体験会やクリニックなどの普及活動を継続していきます。
2008年12月24日
おめでとう! 鎌倉高校アメフト部が県新人戦で2強入り
7月に本サイトのニュースでお知らせしたとおり、
今年度一年間、神奈川県教育委員会「かながわ部活ドリームプラン21」(PDF)の企画のもと、
オービックシーガルズが鎌倉高校アメリカンフットボール部の指導をサポートしています。
⇒7月、初回練習の記事
その鎌倉高校の新人戦の結果をお伝えします。
◇ ◇ ◇
新チームで初めて体験する公式戦。
実はここまで練習試合を10試合ほど重ねてきましたが、一度も勝利を味わうことができませんでした。
自信をなくしたこともあったでしょうが、彼らは前を向き、ひたむきに練習に励んできました。
そして初の公式戦。
順調に2試合を勝利し、12/20の3試合目は、
10月の練習試合で惜敗し、選手全員が雪辱に燃えていた松陽高校との対戦。
同高校OBの#83清水選手、コーチの#21玉ノ井選手も観戦しました。
「波に乗ると強いけど、乗れないとそのまま行ってしまう」と
鎌倉高校を長年指導している中村群司監督。
1st シリーズ。
ディフェンスはいきなりタッチダウン(TD)を取られてしまいます。まさに、波に乗れない……。
そう頭をよぎった次のオフェンスの1st シリーズ。TDを奪い返します。
そこからは一進一退。
しかしオフェンスが後半TDを奪って逆転し、そのまま試合終了。
翌日の法政二高への挑戦権を得ました。
選手たちはこの日のうちに試合のビデオを見て反省し、翌日の試合に備えました。
翌12/21の法政二高戦。
この日も清水選手と玉ノ井選手が観戦。前日の試合に感銘を受けたようです。
部員の多さ、コーチの多さ…一見して分が悪いように見えます。
ディフェンスから始まった1st シリーズ。
敵陣深くから始まったものの、ランプレーが止まらず、すぐに自陣に押し込まれてしまいます。
ここでディフェンスが相手のランニングバックからボールを奪い、ターンオーバー。
オフェンスもパスが通り、いいテンポで進めるも、最後のダウンが更新できず。
最後のシリーズも自陣15ヤード辺りまで押し込まれますが、ここで前半終了。
後半はQB#1からWR#81、WR#86へのパスを中心に、相手ゴール前へ。
ゴール前では3つのダイブプレーと最後はQB スニークで先制。
この後もディフェンスがしのぎ、オフェンスがまたQB#1からWR#86へのTDパスで追加点。
残り時間2分からの法政二高の反撃にディフェンスが耐えられず、TDを許す。
残り40秒。法政二高はオンサイドキックでボールを奪い、敵陣40ヤード付近からの攻撃。
パスやノーハドル、リバースプレーなどを展開しますが、鎌倉高校が耐え、
最後は#44のインターセプトで勝利を掴みました。
▲強豪・法政二高を12-8で下し、みごとブロック優勝!
◇ ◇ ◇
鎌倉高校が法政二高に勝ったのは、創部以来初めてのこと。
選手は号泣、コーチにも泣いていらっしゃる方がいて、この試合に対する思いを感じました。
鎌倉高校が目指すのは、来年の春季大会で上位2チームに入り、関東大会へ出場すること。
最後の挨拶でも、主将を始めとして「この試合は通過点」と話していましたので、
この結果に浮かれることなく、「自信」を加え、目標に向かって進み続けていくことでしょう。
引き続きオービックシーガルズもサポートしていきたいと思います。
▲鎌倉高校アメフト部のみなさん、来年もともに頑張りましょう!
(写真中央黒い服が#83清水選手、その右が#21玉ノ井選手)
2008年08月25日
小学生フラッグフットボールイベントを開催しました
8月23日(土)、オービック習志野グラウンドで小学生向けフラッグフットボールイベントを
開催しました。
今回のイベントにはNPO法人フラッグフットボール・マネジメント・ジャパン(以下FMJ)の
8チーム、柏市立酒井根東小学校、柏市立第7小学校、ジュニアシーガルズのチームが
参加しました。
FMJとオービックシーガルズはこれまで共同でフラッグフットボールチームの普及活動を
行ってきましたが、NPOチームとオービックシーガルズが直接触れ合う機会はありませんでした。
また授業の一環として訪れた柏市の小学校チームや、NPOチームはこれまで対外試合を行った
ことがなく、他チームとの試合を通じてもっとフラッグフットボールを楽しんでもらいたいという
思いから今回のイベントが企画されました。
▲準備運動
まずは#7金子選手と準備運動。
笛に合わせていろんなポーズをします。
これはプジョーのポーズ!?
▲チームで練習
まずは各チームにわかれて練習を行いました。
内容はチームによって様々。
キャッチボールをしたり、フォーメーションやプレーの確認も行います。
▲作戦会議
各チームにプレーブックが配られているので、それをみんなで
確認します。
▲試合前の整列
いよいよ試合開始。
こうやって他チームと整列をするのも初めてなんです。
すごく新鮮ですね。
▲ハドル
プレー前のハドルは選手と一緒に行います。
▲試合の様子
普段、各々のチームで練習をしているだけあって、試合のレベルは非常に高い。
数々の名プレーが見られ、そのたびに大歓声があがりました。
▲ハイタッチ
タッチダウンを取ると子供たちも選手たちも大喜び。
大人も子供もいい笑顔です!
▲サイドライン
サイドラインの応援団も気合入ってます!
▲試合終了
子どもたちもコーチたちも本気。
勝てば心から喜び、負ければ心から悔しがる。
スポーツの原点を見た気がしました。
▲MVP発表
閉会式では各チームからMVPが発表され、そのチームのコーチ役となった選手の
サイン入りサンバイザーがプレゼントされました。
▲サイン会
試合後はサイン会。
サインをもらうって、子供たちにとってとても嬉しいことなんですね。
たくさんのサインが書かれたシャツや帽子を互いに自慢する姿がとても微笑ましかったです。
▲みんなで記念撮影
最後はみんなで記念撮影。
今回のイベントは子供も大人も盛り上がることができました。
みなさま、お疲れ様でした。
またチームに戻って、練習に励んでくださいね。
あと、みんなの応援は大きな力になるので、
みんなオービックシーガルズの試合に応援にきてくださいね!
サッカー&フラッグフットボールイベントを開催しました
8月22日(金)、フクダ電子スクエアにてオービックシーガルズとサッカーJリーグの
「ジェフユナイテッド市原・千葉」と共同でサッカー&フラッグフットボールのイベントを開催しました。
「競技の垣根を越え、体を動かすことの楽しさ、スポーツの楽しさを体験してほしい」との思いから
始まったこのイベントは今年で3回目となり、約130人の子供たちが参加しました。
前半はJEFのコーチによるサッカー教室が行われ、後半はオービックシーガルズの選手が
指導するフラッグフットボール体験会が行われました。
▲準備運動
まずは#7金子選手と準備運動。
笛に合わせていろんなポーズをします。
これはベンツのポーズ!?
▲キャッチボール
#2古庄選手とキャッチボール。
子供たちの吸収力は早いですね。
普段は手を使わないサッカーの子供たちも、楕円型のアメフトボールを
すぐに投げられるようになりました。
▲キック
#1金親選手によるアメフトボールでのキック体験会。
さすがはサッカー少年!ボールの形は違えど、バンバン蹴りこんでいました。
▲金子選手と
#7金子選手は子供たちに大人気。
何をされているところかはわかりませんが、とても楽しそうですね!
▲サインをする古庄選手 ▲古庄選手と記念撮影
「めっちゃ盛り上がって楽しかったですよ」と#2古庄選手。
3時間半のスケジュールはあっという間に過ぎました。
閉会式の後も、子供たちは写真を撮ったり、サインをもらったりと大忙し。
最後まで盛り上がったイベントとなりました。
今後ともスポーツを通じて千葉を盛り上げていきましょう!!
みなさま、お疲れ様でした。
2008年08月20日
9/5(金)女性向けアメフトルール説明会のご案内
「アメフトを見に行きたいけれど、ルールがよく分からない・・・」
「もっと選手の動きや戦略が分かったら面白いのに・・・」
東京ドーム1万人プロジェクト」を共同で展開しているオービックシーガルズとIBM BigBlueは、
その一環として、 株式会社キャリアンヌが主催する「女性向けアメフトルール説明会」
[9月5日(金)19:00~@箱崎]に協賛いたします。
これから初めて観る人もアメフト通も、どなたでも学んでいただけるよう、
●両チームの現役選手による基本ルール解説
●初心者、中級者、上級者に分かれて、フォーメーションを知る!学ぶ!
といったプログラムを予定しています。
女性限定なので、おひとりでの参加も安心ですし、ぜひお友達を誘ってご参加ください。
「定員30名」です、お早めにお申込みください。(申込締切:8/30午前中)
⇒ 詳細・事前申込みフォームはこちら
★本サイトのアメフトルール解説ページもご覧ください。
2008年07月23日
コーチ、選手によるフィールドクリニックを開催しました
7月20日(日)、習志野グラウンドで大学生アメフト選手を対象にした
「オービックシーガルズフィールドクリニック」が行われました。
クリニックを通じて、より多くのアメフト選手に「うまくなる喜び」知ってもらいたい、
そして競技レベルの向上、アメリカンフットボールの発展に貢献したいという想いから、
オービックシーガルズでは1993年よりこのようなクリニックを行っています。
今回のクリニックは参加大学数27校、参加者は見学者を合わせると305人と過去最高人数となりました。
▲大橋ヘッドコーチ(左)と並河監督(右)
このフィールドクリニックを「鴎(かもめ)道場」と命名。
コーチ、スタッフは鴎道場Tシャツ着用しました!(選手はユニフォームを着用)
▲開会のセレモニー
参加者が300人以上ということで、選手はもちろん全員参加です。
各ポジション数十人の参加者がいるので、ポジション内でも数グループに分かれて
行いました。
▲全員ハドル
セレモニーの後、総勢400人の全員ハドルでクリニック開始。
すごい迫力ですね。
鴎道場の前半は各ポジションに分かれて、パートの基礎を行いました。
▲OLのステップを指導する岡田(ルーキー)選手
シーガルズの選手にとってこのクリニックは
「教えることによって、自らが学ぶ」と貴重な機会です。
限られた時間の中で100パーセント伝えることは難しいですが、
皆、少しでも伝えられるように熱心に指導していました。
▲QBのスローイングを指導する#15龍村選手
▲DBのバックペダルを指導する“エアーキラーズ”
▲TEのブロックを指導する大村コーチと“パイルドライバーズ”
▲DLのヒットを指導する“デストロイヤーズ”
▲キックのレクチャーをするK#1金親選手
鴎道場後半は「1 ON 1」 や「マンツーマン」などの勝負モノを行いました。
いいプレーがあるとコーチ役も大喜び!ものすごく盛り上がりました。
▲1 ON 1 (OL対DL)
▲マンツーマン(WR対DB)
3時間半におよんだ「鴎道場」。
30℃を越す猛暑の中でしたが、参加者たちは学んだことを少しでも身に付けようと必死な姿が
とても印象的でした。
各ポジションの中から1名ずつMVPが選出され、受賞者にはプレゼントが贈呈されました。
▲宮田コーチにプレゼントを贈呈されるOLのMVP選手
▲DBのMVPは“エアーキラーズ”のピラミッドの頂点で松場コーチよりプレゼントを贈呈されました
▲最後にみんなで集合写真
みなさん暑い中、お疲れ様でした。
鴎道場で学んだことが少しでも役に立つようがんばってくださいね。
シーガルズコーチの韓国クリニックレポート“釜山編”
去る6月24~29日、オービックシーガルズのコーチ3名が韓国でクリニックを行ってきました。
今回はソウルでは新生コーチによるQBクリニックを4日間。
そして釜山では宮田コーチ、加藤コーチによるOL/DLクリニックと 新生コーチによるWRクリニックを2日間。
計6日間のクリニックツアーとなりました。
今回は6/28~29に釜山で行われたOL/DLクリニック&WRクリニックを新生コーチがレポートします。
●釜山入り
こんにちは。QBコーチの新生です。
前回のソウル編のレポートで書いた通り、QBクリニックの最終日となった6/27(木)に
KTX(韓国の新幹線ですね)に乗って釜山へ移動。
時をほぼ同じくして、東京からオフェンスライン(OL)担当の宮田コーチとディフェンス
ライン(DL)担当の加藤コーチが釜山に到着。
釜山駅前のホテルで両コーチと合流。翌日からのクリニックの会場となる東儀大学へ
会場視察に出かけました。
山を切り拓いて作られたと思われる同大学の一番高い場所にあるグランドは、最近日本
でも主流になってきているフィールドターフと呼ばれる人工芝の素晴らしいグランド。
韓国では大学スポーツは勉強の害と見なされていると聞いていたのに、なぜこんな立派な
グランドがと思ったら?実はこのグランドはサッカー部の為に作られたのだとか。
なるほどメジャースポーツは話が別な訳であります。
●釜山クリニック1日目
さて、迎えた翌日。釜山でのクリニック初日はまずは大学の教室を使ってのレクチャーから。
宮田コーチ、加藤コーチが身振り手振りを交えながら熱い講義を行いました。
そしてレクチャーが終わるとフィールドへ移動。しかし外は生憎の大雨…(涙)。
でも折角の貴重な機会だけに、雨だからといって中止にするわけにはいきません。
覚悟を決めていざグランドへ。
▲講義中の加藤コーチ
加藤コーチの仕切りで、股関節周りの動きをよくするトレーニングを兼ねたウオーミングアップ
で練習開始。今回のクリニックで我々コーチ陣が重視したのが、「とにかく最後までやりきる」と
いうこと。事前に見せてもらっていた昨年の「キムチボウル」(学生王者と社会人王者が戦う
韓国選手権のことです)のビデオを見ていて、OL、DLの選手がプレーの途中で脚を止めて、
ボールを持っているバックの選手を見てしまっているシーンがあまりにも多いことが気になっていました。
「毎回のプレーが終わるホイッスルまで自分の仕事やりきる」、ということはアメフトの基本中の
基本ですが、韓国選手権に出るチームがこれでは他は推して知るべし(苦笑)。
そこで韓国人コーチとも相談して、ウオーミングアップからポジション毎の練習まで、すべての
メニュー置いて、「決められた線まで走る」とか「笛が鳴るまでやめない」といったことを徹底させ
ました。ちゃんとやらなかった選手には、我々コーチ陣が容赦なくやり直しを命じます(苦笑)。
結局、途中休憩を挟んで約4時間のクリニックの間、雨足はまったく弱まることなく初日終了。
あまりに寒く、我々コーチ陣も歯をガタガタ震わせながら指導するという、相当タフな初日でした(笑)。
▲初日のウォームアップ。雨の中、クリニックがスタートしました
●釜山クリニック2日目
最終日となった2日目は雨も上がり、クリニックはさらに熱気を帯びていきます。
宮田コーチに鍛えられたOLと、加藤コーチに鍛えられたDLの一対一の勝負でクライマックス
を迎えたクリニック。これで終わりかと思いきや、最後に加藤コーチによるスペシャルメニューが
用意されていました。ソウルクリニックに続き、ここでも「日本の選手が練習でどれくらい走って
いるのか、体験させてやって欲しい」という韓国コーチからの強いリクエストがあり、走り込みメニュー
が行われたのでありました。
このメニューを仕切った加藤コーチのエネルギーたるや凄まじく、その熱に引っ張られるように
選手たちも死にそうになりながら(笑)、最後まで走り遂げたのでありました。
▲OL陣を熱心に指導する宮田コーチ
練習終了後は各コーチが頑張った選手を表彰。
そして各コーチから熱いメッセージが選手たちに贈られました。
僕からは
「フットボールは真剣に取り組めば取り組むほど面白いスポーツ。韓国では一般学生にとって
『スポーツは害』だとみなされるらしいですが、フットボールに真剣に取り組むことで、いろんな
ことを学んで、選手として、人として、成長することができる。だからフットボールを辞めずに頑張
って欲しい」
という内容のメッセージを贈らせてもらいました。
▲韓国協会会長のKKパークさん(右から2番目)と
そして、最後は大学構内でのBBQパーティーで打ち上げ。これもやはり韓国風。
シンプルな豚の三枚肉(サムギョプサル)の焼き肉にキムチ、御飯。
それ以外には、ソーセージとか焼きそばとか、余計なバリエーションはなし(笑)。
そして飲み物はやはり焼酎をショットで(笑)。
途中、選手たちと写真を撮ったり、話をしたりしました。
正直、彼らにはちょっと厳しすぎる練習だったかな、と心配になる気持ちもあったのですが、
彼らの話を聞いていて、凄くいいクリニックだった喜んでくれている選手が多くて安心しました。
単なるシゴキではないことをちゃんと理解してくれていて嬉しかったです。
●最後に
翌日は、忙しい中、もはや親友と呼べる仲になった白コーチが空港まで送ってくれました。
まさかフットボールのおかげで韓国にこんな友人ができるとは、まるで想像もできないことでした。
改めて、いつも私にいろんな機会を与えてくれるフットボールに感謝ですね。
▲帰国前。空港まで見送ってくれた白コーチと記念撮影
今回は一週間の長丁場。しかもソウルではずーっとほとんど意味の分からない韓国語の会話と
朝から晩までキムチだらけの環境に身を置くことになり、途中は少々ぐったりしてしまいましたが(笑)、
なんとか乗り切ることができました。お世話になった韓国の皆さんに改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
最後は、今回初めて韓国でのクリニックに一緒に参加してくれた宮田コーチ、加藤コーチのコメントで
このレポートを締めくくりたいと思います。
宮田コーチ
「今回の韓国クリニックはほとんど彼らの情報が無い中でのスタートでした。
その中でO-Lineの"基礎の徹底"テーマに、1日2回+講義×2日間・計4回の練習を
行いました。40名近くの選手に参加してもらい、言葉も通じない中でしたが、一生懸命
学ぼうという姿勢は真剣そのものでした。
クリニック終了後、私がO-LineのMVPとして表彰した選手が話しかけてくれたのです
が、実は彼、チームではQBをやっているとのことで、オフェンスラインをやるのは初めてだと…。にもかかわらず、体の大きなD-Lineに対しても果敢に勝負を挑み、決して諦めること無く最後までプレーする選手でした。今回チームを代表して参加して、クリニックで得たものをチームメイトに教えると言ってました。 私は彼ら以上に学ぶことが多く、大変有意義な時間を過ごすことができました。それも彼らの取り組む姿勢があってこそだったと思います。今回のクリニックで、彼らが今以上にフットボールが好きになってくれたら、それ以上嬉しいことはありません。감사합니다.<カムサハムニダ>(=ありがとうございました)」
加藤コーチ
「今回のクリニックにDLコーチとして参加させていただきました。大学生が対象ということ
でしたが、高校からフットボールを始めている選手は皆無だそうです。フットボールを始
めたばかりの頃に受ける指導は、自分のことを振り返ってみても強烈な印象がありま
す。そのことを考えると、身が引き締まる思いでこのクリニックに参加しました。
まず、この短いクリニックで何を一番に伝えるか悩みましたが、継続して指導できる環境ではないので、テクニックよりも「最後までやり続ける」ということをメインに考えました。
ウォームアップからポジション別のクリニック、最後のランメニューまで口うるさく言い続けました。ウォームアップから根性練になってしまいましたが、選手は最後までやり続けてくれました。このクリニックに参加した選手が、最後までプレーをし続け、周りの選手を引っ張っていってくれることを期待しています。
また、ポジション別のクリニックは、DLの基礎的な動きの習得がメインでした。経験が浅いためか、言われたことを忠実に実行しようとしてくれる選手が多く見られましたが、忠実に実行しすぎてそれまでに持っていた自分の良い部分が出せなくなる選手も見られました。選手の個性を生かしながら、動きのルールを徹底させることの難しさを改めて認識させられ、自分の方も勉強になったクリニックになりました。このような機会を与えてくれた韓国フットボール関係者の皆様に感謝致します」
2008年07月17日
3年目になりました 北海道大学クリニックレポート
6月28日(土)、29日(日)の2日間、北海道大学でクリニックをしてきました。
今年で3年目になるこのクリニックは、毎年この時期に行われています。
クリニックの模様をDB#8渡辺選手(サル)がレポートします。
こんにちは。#8サルです。
今年オービックシーガルズからの参加者は、大村コーチ、時本コーチ、#83清水(シミケン)、#15龍村、
#23古川、#92紀平、#8渡辺と北大出身の#25村井(スッシー)の8名。
2日間のクリニックということで、じっくり北大の選手とコミュニケーションを取りながら進める、
そんなクリニックが出来た。
▲早速、駅弁を購入するシミケン(清水)とキッペー(紀平)
初日は、ホテルにチェックインしてすぐに、北大のみんなと顔合わせ&ミーティングを行った。
北大の今年の春の試合を各パート別にみんなで見ながらアドバイスをしていく。
事前に質問項目などを考えてこのミーティングに臨んできているので、非常に密度濃く、
かなり各論まで突っ込んだ内容もあった。
現時点での課題を出し、また新しいテクニックやメンタル的なことまで約3時間かけて
しっかりと話をした。ここでの話を元に翌日のグランドでのクリニック内容を北大の選手と共に決めた。
こういう進め方のクリニックは非常にいい。彼らの求めていることが分かるし、
それが分かればこちらもアドバイスしやすい。
▲初日のミーティング
▲母校の後輩に説明するスッシー(村井)
そして初日の最後のプログラム、『ジンパ』の時間がやってきた。
スケジュールに『ジンパ』とあったが、何のことか???
シミケンがNETで調べたら『ジンパ』=北大用語。ジンギスカンパーティー。ということらしい。
どうやらBBQのことで、肉がラム肉だということらしい。
どこでやるのかと思ったら、日本最大の敷地面積を誇る北大だけあって、
学内の空き地みたいなところで普通にやっている。
僕ら以外にもその日は『ジンパ』を10組くらいやっていた。
中には、教授と学生4人組みたいなグループもあった。「単位くださいよ~」的な話でもしているのか・・・。
ジンパは北大のみんながすべて用意してくれた。
この時間でも選手や里見監督ともゆっくり話すことができ、とても楽しく有意義な時間が過ごせた。
▲ジンパ中
▲時本コーチ(左)と。大学敷地内に牧場もあるんです!
2日目、朝10:00~グランドでのクリニックとなった。
前日、みんなで課題を共有し、今日やることを決めているので要点を絞り効率よく進行できる。
クリニック前から各パートごとにBeforeで身体を動かし始めている。みんな非常に意識が高い。
いよいよクリニック開始。
インディビデュアル&ファンダメンタルを90分、その後ユニットや対決もので30分。
最初の90分で動きの基礎となるものを身体に覚え込ませ、
それを次の30分でいかに実戦で使うことが出来るか?
みんな慣れないテクニックに戸惑いながらも、吸収していく速度は非常に速い。
途中質問があれば進行を止めて説明をしたり、
しっかり意識するところは意識することを徹底してできた。
DBでは最後にWRとマンツーマンを行った。
シーガルズで何年やっても難しいEyesテクニックを北大のみんなはよく出来ていた。
これが出来るようになるとマンツーマンの上達は速い。
今後も継続してやっていってもらいたい。
▲DLを指導するキッペー(紀平)
▲QBを指導する龍村
▲RBを指導する古川
▲自分はもちろんDBを担当。バックペダル時の腕の振り方を説明しているところです
クリニックの最後は、恒例のMVP表彰。
各パートごとに今日一番頑張った人、上手くなった人、今後に期待を込めて、etc・・・。
それぞれコーチが1人を選出する。MVPに選ばれるとシーガルズGOODSがプレゼントされる。
今回のプレゼントは、「レプリカジャージ」。
これを発表したときがこの2日間のクリニックの中で一番盛り上がった・・・。
※レプリカジャージ好評発売中です(事務局)⇒1~50
▲DBのMVP選手と。 兄弟みたい?!
▲古川よりプレゼントを贈呈されて深々と礼をするRBのMVP選手
MVP表彰の後は、記念撮影。そしてこれで終了・・・と思いきや、
今日のクリニックのビデオミーティングが最後のプログラム。
各パートごとに集まり1時間程、じっくりミーティングをして完全終了となった。
今回のクリニックは、北大の選手・スタッフのみんなの熱意を感じ、自分自身も非常に成長できた
クリニックでした。北大のみんなは、この先も継続してこのクリニックで習得したものを自分のものにし、
後輩にも伝えていって欲しい。そしてどんな形でもいいので、アメフトを続けていって欲しいと思います。
そして最後に、お互い今シーズン最高の結果が出せるように頑張っていこう!!
2008年07月09日
シーガルズコーチの韓国クリニックレポート“ソウル編”
去る6月24~29日、オービックシーガルズのコーチ3名が韓国でクリニックを行ってきました。
今回はソウルでは新生コーチによるQBクリニックを4日間。
そして釜山では宮田コーチ、加藤コーチによるOL/DLクリニックと、
新生コーチによるWRクリニックを2日間。計6日間のクリニックツアーとなりました。
その模様を新生コーチがレポートします!
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
こんにちは。QBコーチの新生です。
4月に続いて再び韓国に行ってきました。
4月はソウルでQBだけを対象としたクリニックを行いましたが、
前回同様のソウルでのQBクリニックに加えて、
今回は宮田コーチ・加藤コーチも参加してOL・DLクリニックも行われました。
まずはソウルでのQBクリニックのレポートです。
●6/24-27 QBクリニックinソウル
まずは6/23に新生が飛行機のチケットの手配の関係で釜山入り。
4月のレポートでも紹介した白コーチの自宅に泊めていただき、
翌朝、韓国の新幹線「KTX」に乗ってソウルへ移動。
ソウルに到着したあと、さっそくグランドに移動してクリニック開始となりました。
▲KTX車内にて
この時期は韓国の大学は授業が休みという理由で、この時期にクリニックを実施したのですが、
休み中も何かと行事があるらしく、4月のクリニックに参加していた選手は半分位でしたが、
前回来てくれていた選手が楽しみに参加してきてくれたことはとてもうれしく、再会を喜び合いました。
4月はボールを投げる技術に絞ってクリニックを行ったのですが、今回は4日間ということで、
QBに求められる基本技術を少し広めにカバーする形で練習を行いました。
まず1日目は4月の復習を兼ねてスローイングの基本練習から。
4月に参加したメンバーの中には上達を感じられるメンバーもいてうれしかったです。
▲フィールド練習
QBはアメフトの様々なポジションの中でも、フィールド以外での勉強が特に大切なポジションです。
というわけで、今回のクリニックでは、2日目と3日目に、フィールドに出る前にセミナールームでの
勉強会を実施。
すべての選手が大学で初めてアメフトを始める韓国では、ゲームに対する理解が乏しく、
断片的な知識だけがアメリカや日本から入ってきているものを浅い理解のまま真似をしている、
という印象を受けていました。
そこで戦略、戦術の組み立ての考え方や、試合の様々な状況に応じてどういうことに気をつけて
プレーをするべきか、といったことの基本的な部分をレクチャーしていきました。
▲勉強会
フィールドでは2日目以降、ランプレーを行う際の基本的なテクニックや、そのテクニックを実際の
プレーにつなげていく実践にも挑戦。しかし、選手のレベル差が激しく、なかなか苦戦しました。
4月に行ったときはまだよく分かっていなかったのですが、韓国の高校では一般学生の運動部が
存在しないそうです。大学受験の結果でその後の人生が大きく変わるという韓国では、
部活は勉強の邪魔と捉えられており、一部のスポーツエリート以外は、あまりスポーツで
身体を鍛える チャンスが無いとのこと。どうりで何やってもバランスが悪い子が多いはずです。
韓国人コーチから、「まず何をすればいい?」と相談を受けましたが、僕の答えは簡単で、
何はともあれ、まずは「走る」。
というわけで、毎日の練習の最後では、選手たちにたっぷり走ってもらいました。
特に兵役の経験のない下級生は、まともに走り込みをしたことの無い子もたくさんいるようで、
かなりしんどそうでしたが頑張っていました。
最低限の基礎体力が無いと、いくら技術練習をやっても上達していかないものです。
これからも継続して走り込んで欲しいですね。
最終日は午後から釜山に移動のため、午前中でクリニックは終了。
最後もかなり走り込みをしましたが、みんなちゃんと走りきりました。
技術的にも、3日目あたりから見違えるようにうまくなる選手も出てきました。
最後はみんなと記念撮影のあと、4月のクリニックで作ってもらった私の名前入りのジャージに
参加した全員のサインをもらいました。
今回のQBクリニックを機に、参加してくれた選手がもっとアメフトを好きになってくれたらうれしいですね。
▲選手と食事
▲コーチ陣と
練習終了後は、選手と別れを惜しむ間も、シャワーを浴びる時間もなく、ソウル駅へ連行(笑)され、
再びKTXに乗って釜山へ。
食事以外に観光、レジャーは全くないままソウルを後にしたのでありました(苦笑) 。
次回は、宮田コーチ、加藤コーチと合流しての釜山編をお届けします!
2008年07月07日
「スーパーヴァームイベント仙台」に参加しました
仙台リゾート&スポーツ専門学校で行われたイベント、
「スーパーヴァーム“本気燃焼”応援プロジェクト スポーツトレーナー育成キャラバン」に
選手たちがゲスト出演しました。
**参加選手**
#8 渡辺選手
#21 玉ノ井選手
このイベントは吉永ヘッドトレーナー監修のもと、オービックシーガルズにも実習に来ている
リゾート&スポーツ専門学校の学生たちが主体となって行っているものです。
東京、名古屋、に続いて3回目の参加になりますが、日に日に学生達の
主体的な取り組みに感心します。
この日も吉永トレーナーと選手達のトークセッションが行われましたが、
それ以外にも「エアロビクス体験コーナー」や「栄養学コーナー」など、
来場者が楽しめるブースがいくつも用意され、また各々のブースで
目を輝かせて「発表」する学生達が眩しくも見えました。
この日の為にどれだけの想いをもって準備をして来たかが、伝わってきます。
▲エアロビクスの体験コーナーを見守る#8渡辺選手と#21玉ノ井選手
▲エアロビクスコーナーを終えてみんなで集合写真
すべてが終了した後に、今回の仙台でのイベントに関わった人が集まって
「終了会」を行い、そこに同席させていただきました。
目標の動員数をクリアし、やり遂げたという安堵感と達成感からか、
リーダーの学生から涙が流れると、連鎖的に他の学生も涙を流し、
感動的な場面に遭遇することができました。
吉永さんがこの企画を通じて伝えたい「不安」→「挑戦」→「自信」を
まさに体験したのだと思います。
この経験は今後の彼らの人生において、必ず立ち返ることの出来る
最高の経験になったことと思います。
感動をありがとうございました。
▲この旗は全国につなげるバトンになっています
イベント後は仙台名物でもある「牛タン」を食べに行きました。
今まで食べたことの無い厚さの牛タンにも感動しました。
▲牛タン、感動しました(渡辺、玉ノ井)
2008年07月06日
神奈川県立鎌倉高校でアメフト指導します
#83清水選手の母校、神奈川県立鎌倉高校が「かながわ部活ドリームプラン21」
という企画の選考に通過しました。
鎌倉高校ヘッドコーチの方からオービックシーガルズに、サポートしていただけないか?
というお話をいただき、1年間オービックシーガルズの持っているノウハウを出来る範囲で
提供することになりました。
⇒神奈川県教育委員会「かながわ部活ドリームプラン21」(PDF)
県立鎌倉高校のモットーは「元気で楽しく、そして激しく」。
オービックシーガルズの目指す方向性と近く、またアメリカンフットボールにおいて
社会人のトップチームと高校のアメフト部との間でこのような取り組みが行われていることが、
今後の競技力の向上や普及につながると信じて取り組むことを決めました。
まず、県立鎌倉高校のアメフト部の部員(2年生)と顧問の先生に、
今後の取り組みについて打ち合わせをしてきました。
先方の校長先生、副校長先生まで顔をだしていただき、
初めての試みだけあり非常に期待をされておりました。
県立鎌倉高校は県内有数の進学校。
4月の大会を最後として、3年生は受験勉強に励みます。
実質、未経験でアメフトを始め、2年しかプレーできません。
限られた期間、今まで以上にアメフト選手としての成長だけでなく、
人としての成長に関われればと考えています。
さっそく、1回目の部活に#21玉ノ井選手と#22古谷晋也選手が参加してきました。
部員は全員で30名強。
平日はコーチがおらず、新2年生がコーチ役になり、1年生を指導します。
多くの新入部員がスタイルをして練習に参加していました。
ベーシックなタックルの練習を一生懸命取り組んでいるのが印象的でした。
▲鎌倉高校の練習風景
第1回目の練習から、オービックシーガルズで取り組んでいるキッキングのドリルを
2年生を対象に行いました。
実践に近く、勝ち負けがハッキリ分かるこの練習に良い緊張感を持って臨んでいるのが
分かります。
なかなかいい勝負が繰り広げられ、その練習の中で確実に選手の成長を実感できました。
練習後、2年生に感想を聞いてみると、
目を輝かせて「楽しかった!」と答えてくれたのが印象的でした。
これからも継続して、オービックシーガルズの練習方法や考え方を伝えていきたいと思います。
2008年07月04日
8/22 JEF共催 サッカー&フラッグフットボールイベントのお知らせ
オービックシーガルズでは、サッカーJリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」と共同で、 サッカー&フラッグフットボールのイベントを開催します。
競技の垣根を越え、体を動かすことの楽しさ、スポーツの楽しさを体験してほしいとの思いから、 サッカーをジェフユナイテッド市原・千葉、フラッグフットボールをオービックシーガルズのコーチが指導します。
募集の対象は、スポーツを楽しみたい小学生。
初心者も大歓迎です。
■主 催 : ジェフユナイテッド市原・千葉
オービックシーガルズ
■後 援 :(社)日本プロサッカーリーグ
■開催日時 : 2008年8月22日(金) 14:00~17:30
■開催場所 :フクダ電子スクエア
千葉市中央区川崎町1-20
(フクダ電子アリーナ南隣)
■参加対象 : 小学生の男女 200名
■参加費 : 500円(保険料込み、当日徴収)
■持ち物 : サッカーボール、運動できる靴・服装、飲料水、
帽子、着替えなど
■応募方法 : 往復ハガキに下記の必要事項をご記入の上
お申込みください。
(1)氏名、 (2)学年、 (3)住所、
(4)電話番号、 (5)サッカー経験年数、
(6)アメフト経験の有無および年数、
(7)当日の交通手段(送迎バス、自転車、徒歩)
■お申込み先 : ジェフユナイテッド市原・千葉 サッカー&フラッグフットボールイベント係
〒260-0834 千葉市中央区今井2-10-2 第二山一ビル3階
■応募締切 : 8月15日(金)※当日消印有効
■お問い合わせ先 :
●ジェフユナイテッドクラブ事務局
Tel:043-212-8380(受付時間:月~金10:00~17:00)
●オービックシーガルズ
Tel:03-3567-1313(受付時間:月~金10:00~17:00)
※恐れ入りますが、不在の場合はお問い合わせフォームからお問い合わせください。
2008年07月01日
オービックシーガルズ コーチ・選手によるクリニックのご案内
7月20日(日)、オービックシーガルズは大学生のフットボールプレーヤーを対象に、
フィールド上での選手体験型クリニックを開催いたします。
我々が普段心を配っているポイントや、繰り返し実施しているドリルなどを皆さんと共有することで、
微力ではありますが、皆さんのチーム力向上の一助になれば幸いと思っております。
また、我々としても基本に再度立ち返り、さらなる飛躍を遂げるための貴重な機会と捉えております。
何卒主旨ご理解の上、多くの皆さんにお申込みいただけますよう、心よりお待ちしております。
オービックシーガルズ一同
【オービックシーガルズ フィールドクリニック 実施概要】
◇対象:大学生のフットボールプレーヤー (見学者に対象制限はありません)
◇日時:7月20日(日)11:00~16:00(終了予定)
◇場所:オービックシーガルズ習志野グラウンド ⇒アクセス・MAP
◇内容:ファンダメンタル習得のためのポイントとドリル
(できるだけその日のうちに習得感を持てるよう、テーマを絞ってのクリニックを考えています)
◇ポジション:OL/QB/RB/WR/TE/DL/LB/DB/Kの9ポジション
◇定員:OL30名、QB15名、RB20名、WR30名、TE20名、
DL30名、LB30名、DB30名、K9名 (見学者の人数制限はありません)
◇参加費:フィールド参加者2,000円(保険・Tシャツ付)
見学者1,000円(Tシャツ付)
◇申込方法:FAXまたはお問い合わせフォームからお申込みください。
●FAX⇒申込用紙(PDF)にご記入の上、FAX番号:03-3567-1312 宛
●お問い合わせフォーム⇒下記必要事項をご記入の上、送信
・チーム名
・代表者名
・代表連絡先(携帯、FAX、メールアドレス)
・参加各選手の氏名、ポジション(見学の場合はコーチ、選手など役割)、
学年、Tシャツサイズ(日本サイズS~XXLからお選びください)
◇申込締切:7月11日(金) ※申込みは締め切りました。
※締切後、フィールド参加者の人数調整をお願いする場合があります。
持ち物・交通手段など詳細はこちらよりご連絡させていただきます。
※ご不明な点、ご質問などありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
2008年06月30日
JPFFクリニックに参加しました
6/29(日)、川崎球場で日本プライベートフットボール協会(JPFF)東日本支部指導者クリニックが
行われ、大橋ヘッドコーチと選手11人が講師として参加しました。
クリニックにはJPFF東日本所属の17チーム、約50名が参加しました。
講師役は若手選手が中心となり、普段は教えてもらう側の選手たちは
少しでも自分たちの知識や技を伝えようと一所懸命レクチャーしていました。
▲OLについてレクチャーする#70野々村選手(左)とルーキー岡田選手(右)
▲WRについてレクチャーする#28須賀選手(左)
外は雨が降っていましたが、ポジション別で約1時間のフィールドクリニックを行いました。
▲DLのテクニックを説明する#88加藤良選手(左)とルーキー山本選手(中央)
▲バックペダルの説明をするLB担当の#90市川選手(右)
▲RB担当のルーキー太田選手(左)
▲クリニック終了のハドルで挨拶する大橋ヘッドコーチ。皆さん、雨の中お疲れ様でした
ワイルドギース代表 松浦氏
「今日のクリニックを受けて、自分が高校の頃に覚えたテクニックやスタンスな
ど何から何まで変わってしまっているということに改めて気づかされまして、
アメフトは日々進化しているのだなとと感じました。そういうことを知った意味で
も本当にいい機会になりました。これをチームのみんなに伝えていって、
あとは強くなってJPFF全体を盛りあげられればと思います。そして私の所属するワイルドギースは2連覇を目指してがんばっていきたいと思います」
****************************************
~クリニック終了後~
クリニック終了後、オービックシーガルズの選手はフィールドでトレーニング。
クリニックに参加されたJPFFの方数名も一緒にトレーニングをされました。
▲チームではおなじみの股関節のトレーニング。いかがでした??
▲もだえ苦しむ#21玉ノ井選手。でも、ちょっと楽しそう
▲苦しさのあまりしゃがみこんでしまったルーキー山本選手。根性たたきなおす必要がありますね
▲生き生きした表情のルーキー森選手。まわりからは「フェイク面?」と突っ込まれていました(笑)
▲最後はみんなで股関節のストレッチ。お疲れ様でした!
2008年06月29日
指導者向けDBクリニックを開催しました
6/27(金)に指導者向けのDB(ディフェンスバック)クリニックを行いました。
初めての試みでしたが、7大学、15名の方にお集まりいただきました。
今回のクリニックは渡辺選手と玉ノ井選手がオービックシーガルズの有志で制作した
クリニックDVDを元に、オービックシーガルズのDBが長年大切にしてきた
ファンダメンタル(基礎技術)を、映像を見せながら解説し、その都度の質疑に応じる形で進めました。
▲講演する#21玉ノ井選手(左)と#8渡辺選手(右)
お集まりいただいた皆さんは非常に意識が高く、質問の内容も具体的で、
ひとつでも何かを吸収しようという姿勢が印象的でした。
最後にご協力いただいたアンケートにも、全員の方が「非常に参考になった」に
丸をつけていただき、「やってよかった」と心から思えました。
ちなみに主なコメントは
★ビジュアル的なツールを使用し、その都度止めながらのQ&Aスタイルが良かった。
内容も基本的で重要なことが中心だったので良かったです。
★自分の考え方の正誤を確認できた。新しい知識を得ることができました。
★様々な知識を与えていただいたことはもちろんのこと、お二人のこだわりの話、
イメージの話など、技術以外のことを知れたことが良かったです。
★DBの基礎のバックペダルなどをチームの練習ではただやっているだけになっていたので、
やっている意味を理解できてよかった。
また今回のDVDには触れていなかったタックリングに関しての質問が多くあったので、
今後の課題として取り組んでいきたいと思います。
今後このDBクリニックに参加を希望される方はコチラまで⇒ お問い合わせページ
2008年06月23日
「スーパーヴァームイベント名古屋」に参加しました
6月22日(日)
名古屋リゾート&スポーツ専門学校で行われたイベント、
「スーパーヴァーム“本気燃焼”応援プロジェクト スポーツトレーナー育成キャラバン」に
選手たちがゲスト出演しました。
**参加選手**
#2 古庄選手
#21 玉ノ井選手
#94畠山選手
このイベントは吉永ヘッドトレーナー監修のもと、オービックシーガルズにも実習に来ている
リゾート&スポーツ専門学校の学生たちが主体となって行っているものです。
▲(左から)吉永ヘッドトレーナー、#2古庄選手、#94畠山選手、#21玉ノ井選手
当日は雨にも関わらず熱心な学生が集まってくれました。
トレーナーを目指す「不安」を抱えた学生が、
選手が話す「選手が求める理想のトレーナー像」を必死にメモする姿が印象的でした。
イベント後は名古屋在住の畠山選手の運転する車で「味噌カツ」を食べに行きました。
車で5分と言っていたにも関わらず、15分以上経ってようやくたどり着きました。
初めて味噌カツを食べた玉ノ井選手はあまりのおいしさに感動していました。
聞くところによると、東京でも食べられるようです。
▲玉ノ井選手が感動したという味噌カツ
今後も以下の日程で同イベントが開催されます。
2008/7/6(日) 仙台リゾート&スポーツ専門学校
2008/7/26(土) 福岡リゾート&スポーツ専門学校
詳しくは「スーパーヴァーム スポーツトレーナー 育成キャラバン特設ページ」をご覧ください 。
⇒コチラ
2008年05月25日
「スーパーヴァーム」イベントに参加しました
5/24(土)、東京リゾート&スポーツ専門学校で行われたイベント、
「スーパーヴァーム“本気燃焼”応援プロジェクト スポーツトレーナー育成キャラバン」に
選手たちがゲスト出演しました。
**参加選手**
このイベントは吉永ヘッドトレーナー監修のもと、オービックシーガルズにも実習に来ている
リゾート&スポーツ専門学校の学生たちが主体となって行っているものです。
ゲストでよばれた選手たちはスポーツトレーナーを目指す学生や若者たちの前で
実際にウエイトトレーニングを行ったり、「本気」をテーマとしたトークショーを行ったりしました。
▲学生たちはこのイベントに向けて何ヵ月も前から準備をすすめてきました
▲トレーニング前のストレッチ。
#92紀平選手(左)も#8渡辺選手(右)も、体ちょっと硬くないですか?!(笑)
▲選手たちは「本気」をテーマに熱く語りました。
トレーナーを目指す若者たちにもオービックシーガルズの「本気」が伝わったことでしょう
今後も以下の日程で同イベントが開催されます。
2008/6/22(日) 名古屋リゾート&スポーツ専門学校
2008/7/6(日) 仙台リゾート&スポーツ専門学校
2008/7/26(土) 福岡リゾート&スポーツ専門学校
詳しくは「スーパーヴァーム スポーツトレーナー 育成キャラバン特設ページ」をご覧ください 。
⇒コチラ
熱海市立桃山小学校でフラッグフットボール教室
5/22(木)、熱海市立桃山小学校でフラッグフットボール体験会を行いました。
2002年と2005年に「きてきて先生プロジェクト」という企画でフラッグフットボール体験会を
伊東市の小学校で行ったのですが、その時のつながりで今回の企画が実現しました。
今回は以下の9名が桃山小学校の5年生、6年生と一緒にフラッグフットボールを楽しんできました。
岡野アシスタントトレーナー
▲きてきて先生プロジェクトにも参加した#8渡辺選手はフラッグ体験会の常連。いい笑顔です!
▲まずはお互いに自己紹介をしました
▲最初はパート練習をしました。楕円型のボールをうまくキャッチできたかな?
▲#39林選手と児童たち。何を教えてるのでしょうか??
▲#2古庄選手とプレーの作戦を確認。うまくいったかな?
▲選手とまじって試合をしました。11番を着ているのは大村コーチ。
シーガルズのオフェンスコーディネーターだけあって、児童たちにも何やら指示をしています!
▲「ナイスプレーや!」 喜ぶ大村コーチと児童たち
▲給食(超大盛)もいただきました。#35山崎選手(写真左)と#2古庄選手(写真右)
▲みんなで記念撮影。楽しかったね!!
※大橋ヘッドコーチと#2古庄選手が今回のフラッグフットボール教室の感想をブログコーナーに
書いています。ぜびご覧ください。
大橋ヘッドコーチ ⇒コチラ
古庄選手 ⇒コチラ
これからもオービックシーガルズはアメリカンフットボールの発展のため、
フラッグフットボール体験会やクリニックなどの普及活動を行っていきます。
2008年05月15日
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポート ~完結編~
QB担当の新生コーチとQB#17村上選手が4月4~6日に行われた韓国ソウルでのQBクリニックに
講師として招聘されました。韓国でのクリニックの様子を新生コーチが連載レポート。
今回が最終回です!
※これまでのレポートはこちら↓
VOL.1~出発編~
VOL.2~ 韓国上陸編~
VOL.3~クリニック本番編~
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポートVOL.4 ~完結編~
●アメリカおそるべし?
4/6
8:00
前夜のたらふくの焼き肉と焼酎の飲まされ過ぎを経て迎えた2日目の朝。
「韓国料理はもういらん」モード。とは言え今日のクリニックを乗り切るためには、腹ごしらえは必要、
というわけで、ホテルの前の「ダンキンドーナツ」へ。
アメリカでアリーナフットボールにチャレンジしていた頃、南部のチームにいるときは
「クリスピークリームドーナツ」、北部のチームにいるときは「ダンキンドーナツ」がどこに行っても
必ずありまして、かなりお世話になっていました。
アメリカのファーストフードチェーンはかなりの勢いで韓国マーケットを浸食しているようで、
日本ではあまり見ることのない看板をあちこちで見ることが出来ます。
「韓国に来てアメリカを懐かしむ」という不思議な感じです(笑)。
韓国には日本語を流暢に操る人がたくさんいます。特に年配の人は上手。
また若い人は日本語は出来ないけどアメリカ語(英語)なら話せる、という人が多い。
戦争の勝ち負けがそのまま話せる外国語に反映されているわけですね(笑) 。
日本人としては「韓国人と日本人がアメリカ語でしか会話できない」ということが非常に悔しい感じ(苦笑)。
僕がハングルを勉強したらいいだけのことなのですが…。
ちなみに僕はアメリカでやっていたころのチームメイトに「なんでお前は英語を話せるんだ?」と
聞かれたときには、「お前らが第二次世界大戦で日本に勝ったからやんか」と答えていました(笑) 。
●クリニック2日目
10:00
クリニック2日目のプログラムがスタート。会場は地元の大学のグランドです。
この日は午後から南コーチ率いる社会人チーム・ソウルバイキングスの試合があるため、
12時半までのクリニックとなりました。6月に行うクリニックまでの間、各チームの毎回の
練習メニューに取り入れてもらえるように、まずは1日目にじっくり説明をしながらやった
トレーニングを30分程度にまとめて、ウォーミングアップとしてやっていきました。
1日目よりもコツを掴んでやれている選手が多かったようです。
ちゃんと継続してやってくれるといいのですが・・・。
その後、スローイングのドリル。こちらも1日目にやったことの反復です。
これまでの指導経験から、2日続けて同じことをやると、上達のスピードは格段に上がる、
というのが私の持論なのですが、今回もそういう選手がたくさんいました。
ちなみに昔の私にソックリのスン・ミン選手は2日目になってもちっともうまくなっていませんでした。
相当な不器用さです。こんなところも昔の私にソックリです。
6月には少しはマシになって登場してくれるとうれしいのですが。
▲スローイングの練習を指導。この選手はなかなか手強かった
後半は、実際に試合でパスを投げるときに使う「ドロップバック」というテクニックと、
ドロップバックからパスを投げるまでの練習をしました。
最後は、ドロップバックから2人のレシーバーに正しく投げ分けることができるかどうかを、
卒業検定のような形で一人ずつ順番にやってもらいました。
私と村上選手で「合格」「不合格」を判定し、合格するまでやり直し。
もっともだいぶ甘めの判定基準ですが…(笑) 。
中には一応パスは成功して「合格!」を出しても、自分のイメージ通りのボールではなかったからと、
自ら「もう一丁!」を志願する選手も。そういう自分により高いレベルを求める気持ちは大事ですね。
12:30
あっという間に2時間半の練習が終了。
最後の閉会セレモニーでは、2日間よく頑張った選手に対して、日本から持ってきたシーガルズの
グッズをプレゼント。たいしたものはなかったのですが、すごく喜んでくれました。
▲上達が著しかった選手を表彰し、ガッチリ握手
▲最後は全員で記念撮影!
●韓国でアメフトを発展させるには
15:00
クリニック終了後、お昼に冷麺をいただいて、バイキングスの試合を見学。
初めて韓国チーム同士の試合を見ました。残念ながら選手たちの実力だけでなく、
試合に取り組む姿勢も非常にレベルが低かったですね。
話を聞いたら練習も月に3回くらいしかやれていないそうです。
今年6月に日本のXリーグ2部のチームと試合をするそうで、試合後に戦術面でのアドバイスを
求められましたが、「正直に言って、月に3回の練習では、何をやっても大差ないし、
日本との差は広がることはあっても縮まることはないと思う」と率直な意見を言わせてもらいました。
日本にもプロリーグはありませんので、選手は日本一になっても一円も儲かりません。
平日は仕事をしながら、休日を割いて練習をしたり、平日の夜遅くにトレーニングをしたりしながら
頑張っています。
マイナースポーツとは言え、大きな試合になれば東京ドームのような大きなスタジアムで
何万人というお客さんの前で試合ができたり、多少はメディアも取り上げてくれたりします。
合コンでモテるネタにもなることでしょう(笑) 。
しかし同じアマチュアでも韓国のアメフト選手には、いわゆるヒノキ舞台がありません。
韓国選手権といっても大学の土のグラウンドで数百名のお客さんの前での試合だそうです。
メディアで取り上げられることもほとんどありません。
そんな環境の中で、「韓国一を目指して頑張ろう!」と言って、休日を割いてのハードな練習を
求めてもヤル気にならないということでしょう。
試合を見ながら、「どうしたらみんなもっと頑張ろうと思えるのかな」と考えていました。
試合をしている脇で、クリニックに参加した学生選手が、誰から言われる訳でもなく一生懸命に
ボールを投げる練習をしていました。「コイツらはちゃんと練習したら自分が上達できることを
実感できたから、頑張って練習してるんやんなー」と思いました。
そう考えるとやっぱり今回のようなクリニックは大事ですね。
韓国ではこれから数年間にわたって定期的にQBクリニックを開催していこうと考えているそうです。
微力ながらお手伝いしたいと思いますし、他のポジションでもぜひ行っていくべきですね。
そして選手だけでなくて、コーチも指導力を上げてもらって、
選手が育つ感動を味わってほしいと感じました。
シーガルズには現在は日本人コーチしかいませんが、初めて日本一になる過程では、
ヘッドコーチであったデビッドスタントをはじめとする多くのアメリカ人コーチから、本当に多くのことを
学びました。
昔は練習に対するモチベーションが低い選手の多いチームでしたが、いいコーチングを受ける環境が
できてきて、選手が「面白い!」と感じるようになって、チームが変わっていったと記憶しています。
あとは「ヒノキ舞台」ですが、これは代表チームの試合でしょうか。
去年はW杯に向けて日本人コーチを招聘して代表チームの練習をしていたようですが、
その期間はモチベーションの高い練習になっていたと聞きました。
例えば年に1回、代表チームが日本のチームとの試合を組んで、そこに向けて日本人や
アメリカ人のコーチを招聘して合宿練習を行うような形になれば、「強いチームを作るための練習」
「上達するための練習」のスタンダードが少しずつでも出来上がっていくのかもしれません。
実現に向けてはいろいろ障害もあるでしょうが・・・ 。
●ソウル最後の夜
18:00
かなりたいそう話になってしまいましたが、レポートの続きを…。
試合が終わって、韓国コーチ陣とともに夕食へ。今度は蟹をたらふくいただきました。
その後、銭湯へ。なぜか銭湯にウエイトトレーニングルームがありまして、
村上選手はベンチプレスをしていました(笑) 。
21:00
その後は屋台でトッポギを食べたり、お土産を物色しながら繁華街をぶらつき、さらに白コーチの
おススメの店でチヂミ(韓国風のお好み焼き)やチゲ(辛い鍋)をつまみながらマッコリを飲みました。
最後はカラオケボックスへ。韓国のカラオケはどこへ行っても日本語の歌がいっぱいあるようです。
同い年の白コーチのハイテンションに引っ張られるように深夜まで盛り上がりました。
ホテルに戻り、村上選手はまたもやそのまま撃沈…。着替えることもなく寝てしまったのでありました。
▲南コーチと大皿にいっぱい盛られたカニを頬張る
▲白コーチ。世界をまたにかけて海産物の取引をしています
●帰国
4/7
8:00
村上選手は朝食を食べられる状態ではなく一人で朝食へ。
しかし時間が中途半端でまたもやお粥にありつけず、結局ドーナッツプラントへ。
3日ともアメリカのドーナツチェーンでの朝飯という結果になりました(苦笑)。
今日も南コーチ、白コーチが迎えに来てくれて空港へ。
私が朝食に出ている間に、南コーチが早めにホテルに着いて、
村上選手にシーガルズがどんな風に練習をしているのか、熱心に話を聞いていたそうです。
前日に厳しい意見を正直に言いすぎて気分を害していないか、少し心配していたのですが、
前向きに捉えてくれていて少し安心しました。
11:30
空港となりのマーケットでお土産の食材などを買い、空港でチェックインの手続きを完了。
今回たいへんお世話になった2人のコーチにお礼を言い、再会を誓って別れました。
●最後に
6月のクリニックはソウルで4日間、釜山で2日間行うことになり、釜山のクリニックには
日本からオフェンスラインとディフェンスラインのコーチも招聘することも決まりました。
4月に出会った選手とまた一緒に練習できるのが今から楽しみです。
彼らの憧れや自慢であれるように、シーガルズをもっともっと強いチームにしたいですし、
いい指導ができるように、自分のコーチとしての技量も磨いていきたいと思っています。
また6月のクリニックもレポートさせていただく予定です。
短期集中連載の予定が、遅れ遅れになってしまいましたことをお許しください。
これからもシーガルズの応援をよろしくお願いいたします!
オービックシーガルズQBコーチ
新生剛士
2008年05月14日
市川市でISG「フラッグフットボールクラブ」開始
#47寺田選手が理事を務めるNPO法人フラッグフットボール・マネジメント・ジャパン(以下FMJ)の
協力により、6月(予定)から、市川市ISG(市川スポーツガーデン国府台)にて
ISG「フラッグフットボールクラブ」を開催することになりました。
5/12(月)に市川市立市川小学校でISG「フラッグフットボールクラブ」の体験会を行いました。
(5/13に市川市立宮久保小学校で予定されていた体験会は悪天候のため中止)
次回の体験会の予定は以下の通りです。
日時・場所 : 5/26(月)市川市立市川小学校グラウンド 18:30~19:30
5/27(火)市川市立宮久保小学校グラウンド 19:00~20:00
対象 : 小学1~6年生の男女
※市川小学校・宮久保小学校フラッググットボール体験会のお知らせ(PDF)⇒コチラ
今後もFMJとともに、千葉方面(市川・習志野・浦安等)にて
フラッグフットボールクラブの立ち上げおよび普及活動に、積極的に取り組んでまいります。
2008年05月08日
新宿区障害者福祉センターの課外訓練に参加しました
オービックシーガルズのOB 水野聡氏が代表を務める
「アスリート・ソーシャル・サポート・ネットワーク」(以後ASSN)
のお声がけにより、4/25、新緑がきれいな新宿御苑にて、
新宿区障害者福祉センターの課外訓練をXリーグの選手5名がサポートさせていただきました。
ASSNはさまざまな分野の施設や団体と提携を進めていきながら、
多種にわたる社会貢献活動を優秀なアスリート達とともにサポートしていきたいと考えており、
この理念にオービックシーガルズが賛同して今回の課外イベントに参加しました。
#1 金親洋介(オービックシーガルズ)
#7 金子 敦(オービックシーガルズ)
#21 玉ノ井康昌(オービックシーガルズ)
#52 庄子達郎(オービックシーガルズ)
杉原雅俊選手(オンワードオークス)
#1金親選手
「本当に貴重な経験でした。皆さんが少しでも楽しい時間を過ごすお手伝いをできればと
思い参加を決めました。車椅子を押しながら、ゲームをしながら、お昼ご飯を食べなが
ら会話していく中で、普段なら見過ごしてしまうような些細なこと (変化)に気付かされた
り、皆さんの笑顔から元気をもらっていたり。自分自身が一緒に楽しんでたことで少しで
も皆さんも楽しんでもらえてたらうれしい。また、このような機会があればぜひ参加して、
多くの笑顔に会いに行きたいです」
#21玉ノ井選手
「今回のイベントに参加して、貴重な体験をさせていただきました。普段、なかなか高齢者
の方との接点がなく、日々の生活で忘れていた「温かさ」を実感しました。皆さんの笑顔を
見る限り、私たちにもできることが確実にあることが分かったので、今後もこのような活動
に参加したいと思いました。このような機会をいただいた水野さんに感謝しています」
#7金子選手
「貴重な経験をありがとうございました。グラウンドの上とは正反対の、とてもゆっくりとし
た時間の流れの中、普段見失っているいろんなことを与えてもらった気がします。微力な
がら、僕らのエネルギーやポジティブなパワーが伝わった気がします。フィールドの上で
感動を与えられるようなプレーをするのはもちろんですが、もっと自分たちにできることは
あると思いました。シーガルズが、日本を元気にする力をいろんなところで発揮していけた
ら最高だと思います。みなさんの笑顔がとても印象的でした」
#52庄子選手
「以前からフラッグフットボールを教えるイベントなどで子供たちから元気をもらうことは
ありましたが、今回の『シルバー世代』の方々との交流もそれと同様の感覚を覚えました。
やはり笑顔は世代を超えますね! スポーツをやっている僕らが当たり前と思っている
こと。たとえば、元気で声が大きい、礼儀正しい、他人をリスペクトできる。そういったこと
はとても価値のあることだということも再確認できました。今までいろいろな方々から『元気
をいただいてきた』ので、試合で『本気』をお見せすることはもちろんですが、それ以外の面でも何かをお返し
できればと思っています。『アスリートの力で日本を元気にする』-こんな視点をこれからも持っていこうと思い
ます」
※ASSNのホームページ⇒コチラ
2008年04月30日
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポート~クリニック本番編~
QB担当の新生コーチとQB#17村上選手が、
4月4~6日に行われた韓国ソウルでのQBクリニックに講師として招聘されました。
韓国でのクリニックの様子を新生コーチに短期集中連載でレポートしてもらいます。
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポートVOL.3 ~クリニック本番編~
●クリニック一日目
7:30
前夜、チェックイン時に南コーチから「朝食付きのプランだからホテルで朝ご飯を食べてください」と
言われていたが、案内を見るとどう見ても朝食が付いているプランではない(笑)。
仕方ないので村上選手と「韓国粥でも食べに行こか」と出かけたのですが、店が見つからず時間切れ。
帰り道で東京で大人気のクリスピークリームドーナツとコーヒーをテイクアウトすることに。
日本へは進出して間もないクリスピーは東京では朝から大行列ですが、
ソウルではだいぶ前からあるようで、写真のとおりまったく並ばずに買えました(笑) 。
▲韓国粥にありつけず朝食はドーナツ。日本では大行列のクリスピークリームが簡単に買えました
8:30
南コーチと白コーチが我々を迎えに来てくれて、クリニックの会場に出発。
車に乗ってしばらく走ると漢江(ハンガン)沿いの公園に到着。
公園の広場が一日目のクリニック会場でした。
日本では最近、大学のグラウンドでも綺麗な人工芝を入れていたりするところが増えていますが、
韓国のアメフト選手がそういうグラウンドで練習をできるようになるにはまだしばらく時間がかかるようです。
会場に着いてびっくりしたことが2つありました。
ひとつは今回のクリニックのためにわざわざ歓迎の横断幕を作ってくれていたこと。
もうひとつは、今回のクリニック用に背中に私の名前「SHINJO」とシーガルズで現役だったときの
背番号「12」の入ったジャージが用意され、参加した選手・スタッフ全員がそれを着てくれたこと。
「クリニック参加者用のジャージを作るので、新生さんのスペルと背番号を教えてください」という連絡を
事前にもらっていて、てっきり参加者がそれぞれ自分の名前と背番号を入れるのだと思っていたら、
なんと全員が「SHINJO 12」!
新生家にとって最高の栄誉です。
これを見たらうちの両親はさぞかし感動するだとうと思ってみんなで写真を撮らせてもらいました(笑) 。
▲歓迎の横断幕を前に全員で記念撮影。全員、私、“新生”の現役時代の背番号12のジャージです!
▲お昼を食べる人も全員、背番号12のSHINJOです
10:00
簡単なオープニングセレモニーで、みんなに自己紹介。
選手にも、一人ひとり自己紹介をしてもらいました。
韓国は儒教の国。また多くの選手が兵役を経験しているせいもあるのでしょうが、
礼儀正しい子が多いですね。
文化が違いすぎるので仕方がないのですが、30歳を過ぎてアメリカのアリーナフットボールに
挑戦していた当時、大学を出たばかりの若い選手の生意気な態度にいちいちカチンとくることの
多かった私にとっては非常に気持ちがいい(笑) 。
いよいよクリニックのスタートです。今回のメインテーマは「スローイング」。
ボールを投げる技術はもちろんのこと、その技術をより有効に習得するためのトレーニングの
方法を紹介して、継続的にやってもらえるようにすることが大切だと考えて、
そこに時間を多く割くようにプログラムを組みました。
出発前に、「クリニックで使う練習道具を教えてください」とメールがあり、
「ボール以外はアメフトの防具は何もいらないので、代わりに野球のバット、ボクシンググローブ、
メディスンボール(トレーニング用の重たいボール)を準備してください!」と返信したのですが、
「そんなものいったい何に使うのですか?」と再度返信が…
うまくボールを投げられない人が身体全体を使って上手に投げられるようになるためには、
むやみに腕や肩の筋肉を鍛えても意味がありません。正しい身体の使い方を覚えることが大切。
そのため、このような道具を使ったトレーニングをやってもらっているのです。
(ヘッドトレーナーの吉永さんの指導の元、シーガルズのQBも同様のトレーニングをやっています)
ちなみに、通訳をしてくれた白コーチが、「シンジョウ、さっき通りがかった人が、
『いったい何のチームの練習ですか?』と不思議そうに聞いていたよ」と言っていました(笑) 。
さっきまでフットボールを投げていた人が、突然ボクサーになったり、野球選手になったりしたら、
通りがかりの人には意味が分からないですよね…(苦笑) 。
12:30
お昼休み。用意してもらった弁当にはやはりキムチ。
村上選手はこの弁当を見て、「弁当にもキムチですか…」とすでに少しブルーな感じでした(笑)。
13:30
午後の部開始。
このころから呑み込みの早い選手は少しずつ強いボールを投げられるようになってきました。
やっぱり呑み込みの早い子は眼が違います。少しでもうまくなろうという気持ちが伝わってきます。
一方で、自信なさそうにおどおどしながらやっている下手クソな選手も。
そんな選手の中に、大学に入ってアメフトを始めたばかりの私にかなりソックリな選手を発見!
色が黒くて、ひょろひょろで、自信なさげで、そしてメッチャ下手…(笑)。
貪欲な選手の力になってあげたい気持ちはもちろん強いのですが、こういう自信がなさそうな選手にも
「ちゃんと頑張ったら上手になれること」、「その過程がメチャメチャ面白い」、ということを知ってほしい
という気持ちが強い私はこういう選手をほっておけません。
昔の自分を見捨てるようで…(苦笑) 。
かなり構い倒しましたが、なかなかうまくはなりませんでした。こんなところも僕そっくりです。
あきらめずに頑張ってやり続けてほしいです。
▲約20年前の私にそっくりの風貌のスン・ミン選手と
17:00
1日目が無事に終了。7年前のクリニックよりもみんなの呑み込みは早いように感じました。
コーチ陣と一緒に銭湯へ。アカスリをしてもらって溜まった垢をおとしてもらってすっきり。
そして晩御飯を食べにいきました。
●焼き肉へ!しかし焼酎で撃沈…
20:00
お肉の市場に隣接する焼き肉屋街で待望の焼き肉です。
それにしても韓国人コーチの呑みっぷりは凄いです。
我々も焼酎をショットグラスに注がれ「コンベー!(乾杯)」。空けないと怒られる(笑)。
だんだん酔いがまわってきて危険な状態になってきましたが、お肉はたらふくいただきました。
御馳走様でした。
▲晩御飯は韓国コーチ陣と焼肉大会
22:00
帰り道にソウルのデートスポットらしい清渓川(チョンゲチョン)に連れて行ってもらい、
カップルだらけの川沿いの道を男ばっかりの団体で散歩。
せっかく連れていってもらったものの酔いがピークで気持ち悪かったです…(笑)。
そんなわけでホテルに戻って間もなく撃沈。
村上選手に至っては着替えることもなく、そのままダウンで朝まで起きてくることはありませんでした…。
というわけで、ようやく次回、最終回です。
▲弁当にもキムチが・・・ ブルーになりながらも一応(笑)笑顔の村上選手
※#17村上選手も韓国クリニックのレポートを選手ブログ“ROCKERS”に書いています。
ぜひご覧ください。 ⇒コチラ
2008年04月15日
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポート~韓国上陸編~
QB担当の新生コーチとQB#17村上選手が、4月4~6日に行われた韓国ソウルでの
QBクリニックに講師として招聘されました。
韓国でのクリニックの様子を新生コーチに短期集中連載でレポートしてもらいます。
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポートVOL.2 ~韓国上陸編~
●韓国上陸
4/4(金) 19:30
飛行機は無事にソウルの金浦空港に到着。
到着ゲートを出ると7年前の釜山でのクリニックで出会って以来の友人である白(ベック)コーチと
今回のクリニックの企画・運営の責任者であるソウルのクラブチーム・バイキングスのヘッドコーチである
南(ナム)コーチが出迎えに来てくれていました。
南コーチとは初対面。でも今回のクリニックの準備のために何度もメールでやりとりをしてきたので
すでに「同志」という感じ。勝手に年上の人を想像していたのですが、30代前半の若いコーチ。
髪型と服装がちょっとヤンキーっぽい(笑)
ちなみに南コーチは殆ど日本語ができないので、僕にメールを送るときには英語か、ハングルを
翻訳ソフトで訳した日本語の文章を送ってきます。
この日本語が結構面白い。
まず宛名がいつも「シンジョウサングへ」。
必ず「サン」の後に「グ」がついている。
「追加でOLコーチを一人連れてきてもらえないか?」という質問も
「追加にOLコーチ一人をもっと連れていらっしゃることができますか?」となってしまっている。
翻訳ソフトはまだまだ発展途上であります(笑) 。
話は脱線しましたが、その後、南コーチの運転で空港からホテルへ。
そして荷物を置いて食事へ。メニューはサムギョプサル(豚の三枚肉の焼き肉)とキムチチゲ(鍋)。
ちなみにサムギョプサルは僕の大好きな韓国料理であります。
韓国でご飯を食べに行くと、どこにいっても各種キムチやらナムルやらの小皿がズラッと並びます。
せっかくなのでいろんなモノの味を見たくなって欲張ってしまいます(笑) 。
「辛いモノが得意ではない」村上選手も、「辛いですけど美味しいです」と言って一生懸命食べていました。
▲南コーチ(右)と。
サムギョプサルの周りに所狭しと小皿が並んでます
▲白コーチ(左)と村上選手(右)
村上選手は韓流顔ですね
●コーチ向けセミナー
22:00
食事が終わった後はソウルでの初仕事。コーチ向けのセミナーです。
南コーチ率いるバイキングスのスポンサーである海運会社のオフィスに行くと、
会議室でソウルアメフト協会のミーティングが行われていました。
白コーチからミーティングに参加していたコーチ陣に紹介され、挨拶をしてセミナーのスタートです。
まず最初にシーガルズというチームの紹介ということで2005年に日本一になったシーズンの
ハイライトDVDを見てもらいました。ちなみにこのDVDは古庄キャプテン編集の力作であります。
その後、村上選手らの協力で事前に撮影しておいたビデオを見ながら、今回の2日間のクリニックで
実際に行う予定のスローイングのドリルとトレーニングのメニューについて、
コーチの立場から何に気をつけて指導すれば良いかをレクチャーさせていただきました。
ちなみに今回のクリニックは、6月に5日間に渡って実施する予定のQBキャンプ(合宿ですね)に
向けての「プレイベント」的な位置づけ。
今回のクリニックでやるメニューは6月のQBキャンプまで継続して行ってもらうつもりなので
コーチにも指導のポイントをちゃんと理解してもらう必要がありました。
白コーチの通訳のもと、1時間ほどのレクチャー。韓国のコーチ陣はメモをとったり、
ビデオ撮影したりしながら熱心に聞いてくれました。
23:30
コーチへのレクチャーを終えた後は、近くのバーへ。
韓国風のピリ辛BBQチキンをつまみに韓国のビールを飲みながら、翌日からのクリニックの段取りを確認。
最近の韓国のフットボール事情も聞かせてもらいました。
いかにもアメリカンスタイルの店構えからはおよそ似つかわしくないおばちゃんがカウンターの中にいて
なんだか不思議な感じでした。(どうでもいいですね…)
「明日は朝から練習やで」ということで、程々で切り上げて(笑)、
ホテルまで送ってもらって解散と なったのでありました。
次回はいよいよクリニック編です。
2008年04月09日
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポート~出発編~
QB担当の新生コーチとQB#17村上選手が、4月4~6日に行われた韓国ソウルでの
QBクリニックに講師として招聘されました。
村上選手はアシスタントとして参加。
20名の韓国の大学生QBに、2日間に渡ってスローイングの基本技術を中心に指導しました。
韓国でのクリニックの様子を新生コーチに短期集中連載でレポートしてもらいます。
お楽しみに。
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポートVOL.1 ~出発編~
●招聘を受けた経緯
QBコーチの新生です。
私がアサヒ飲料チャレンジャーズでプレーをしていた2001年
韓国のフットボール協会からチャレンジャーズにクリニックの依頼があり
当時アサヒ飲料のヘッドコーチだった藤田コーチ(現富士通ヘッドコーチ)ら
チャレンジャーズのコーチ・選手数名で韓国・釜山へ行き、現地の大学生選手を指導しました。
昨年のワールドカップで悲願の初勝利を挙げたものの、その実力はまだまだ発展途上にある韓国のアメフト。
競技レベルを上げていくためには、オフェンスの要であるQBのレベル向上が最大の課題と捉え
今年から継続的に日本人のQBコーチを招聘してクリニックを実施していくことになりました。
そこで今回、7年前のクリニック参加のご縁で、オービックシーガルズに対して
「新生コーチを派遣してほしい」との要請がありシーガルズがこれを快諾。
より多くの選手に指導できるように、村上選手もアシスタントとして帯同することになったのでした。
●韓国のアメリカンフットボール
ここで韓国のアメフト事情について少しお話ししておきます。
残念ながら韓国においてアメフトはまだとてもマイナーなスポーツです。
高校にはアメフト部が一切存在しないらしく、子供達のフラッグフットボールのチームを除けば
大学生になるまでアメフトをプレーするチャンスはありません。
野球、サッカーなどのスポーツエリートが集中する一部の競技を除けば
なかなか恵まれた環境で練習・試合をできる競技が少ない、という韓国。
アメフトも例外ではありません。
しかも大学でアメフトを始めて1年~2年すると、兵役のために2~3年の間
アメフトから完全に離れてしまいます。
兵役から戻ってきても大学のチームに復帰しない選手がいたり、また社会人になって
競技を続ける選手も多くないので、必然的に選手が競技に取り組む期間が短くなり
その育成も容易ではないようです。
ちなみに2002年ワールドカップのアジア予選では、日本が韓国を88-0という大差で下しています。
昨年の第3回大会はアジア予選、本戦ともに対戦はありませんでしたが、おそらくその実力差は
縮まっていないと思われます。
しかし、世界中どこへいっても、どんな厳しい状況でも、「なんとかしたい!」という熱い気持ちを持って
戦い続けている人はいるもので、韓国アメフト界にも「少しでも競技レベルを上げて、
アメフトを盛り上げていきたい!」と思って頑張っている人達がいます。
今回はそんな人達の思いに少しでも応えたい!と思ってソウルへ行くことにしたのでした。
●いざソウルへ
4/4(金)14:00
アシスタントとして帯同してくれる村上選手と羽田空港の国際線ターミナルで合流。
羽田の国際線ターミナルは初めてでしたが、地方空港っぽいとても小さいターミナル。
村上選手には、行き帰りの飛行機の時間と、クリニックの大まかなプログラムを
メールで送った以外、何も詳しい情報を与えないままの現地集合。
空港でお茶を飲みながら宿泊先の情報やクリニックの背景、趣旨などを少し話しました。
▲村上選手(右)と羽田空港にて
村上選手の海外旅行経験は大学卒業旅行のハワイのみで今度が2回目とのこと。
自ら「ぜひ行きたい」と手を挙げて仕事のスケジュールを調整しての参加。
今回の訪韓、クリニックを通じてどんなことを感じ、学んでくれるか、とても楽しみです。
ちなみに「辛いモノはあまり得意じゃない」とのこと。
おそらく痛い目に合うだろうと、このとき既に確信した次第でありました(笑) 。
17:00
予定より約30分遅れて飛行機が離陸。ソウルへの旅が始まりました。
次回、韓国上陸編をお送りします。
つづく
2008年04月03日
寺田選手が母校主催のクリニックに参加
3月30日、DB#47寺田選手が母校である大阪市立大学アメリカンフットボール部
「ゴールデンシダーズ」の主催するクリニックに参加してきました。
今回のクリニックの参加高校は清教学園 「Fighting Rats」
寺田選手は大阪市立大学のOBとして、学生や高校生に指導を行いました。
※選手ブログ“ROCKERS”に寺田選手がクリニックのレポートを詳しく書いています。
ぜひご覧ください(事務局)。 →コチラ
2008年03月27日
和歌山大にクリニック行きました
3月18~19日、和歌山大学アメリカンフットボール部にクリニックに行きました。
***参加コーチ、選手***
大橋ヘッドコーチ
宮田OLコーチ
時本LBコーチ
加藤DLコーチ
#2古庄選手
#85萩山選手
今回のクリニックは和歌山県ということもあって、1泊2日のスケジュール。
初日はグラウンドでレクチャー、夜は座学、翌日も午前中いっぱいグラウンドでレクチャーしました。
大橋ヘッドコーチ
「今回のクリニックは和歌山大でコーチをしている藤畑氏がオービックの社員で
あったことがきっかけで実現しました。クリニックに向けての、藤畑コーチはじめ、
大中監督、マネジャーを中心としたスタッフ陣のご尽力には心から感謝いたします。
フィールドでは、総花的なファンダメンタルのレクチャーにならないよう、チームや
ユニットの要望を多く反映し、かなりテーマを絞り込んだクリニックを実施できましたし、
夜の座学やQ&Aでも突っ込んだ内容のコミュニケーションをとることができました。
なにより、選手・スタッフの熱意に刺激され、我々もエネルギッシュに関われることができました。実戦に
生かせるやり取りができたと思っていますので、それが成果として現れることを心から祈っています」
古庄選手
「和歌山大学は部員36名とフットボールでにしては少ない人数ですが、選手、
スタッフのやる気は最初の挨拶からも伝わってくる熱いチーム。クリニック当日だけ
ではなく、事前から質問表も用意されており、今回のクリニックに賭ける意気込みが
伝わってきます。2日間のクリニックでは自分の伝えれることは全部伝えてきました。
そして、彼らからもフットボールに一番大事な「上手くなりたい欲」をいただいて帰って
きました。今年は2部優勝して1部への入れ替え戦出場が目標の和歌山大学。12月に歓喜の連絡を
待ってます」
※選手ブログ“ROCKERS”でも古庄選手がクリニックの感想を書いています。
ぜひご覧ください(事務局)。 →コチラ
2008年03月23日
大村コーチ率いるU-19日本代表がアメリカに勝利
3月22日(土)、19歳以下の日米親善試合「U-19 グローバルチャレンジボウル2008」が
川崎球場で行われました。
オービックシーガルズのオフェンスコーディネーターである大村コーチが、
今回、日本代表チームのオフェンスコーディネーターを務め、
日本代表チームが24対14でアメリカチームに勝利しました。
▲スポッター席から指示を出す大村コーチ(中央)
▲アメリカチームから24点を奪った日本チーム。
ショットガンからのパスでアメリカチームを翻弄しました
▲オービックシーガルズのコーチ陣も観客席から試合を見守りました
▲試合後は互いの健闘を称えあいました
▲大村コーチ、見事な勝利おめでとうございました
2008年03月19日
酒井根東小学校でフラッグフットボール
3月3日から3月5日までの3日間、
千葉県柏市立酒井根東小学校で行われた【Xリーグ選手とフラッグをしよう】というイベントに参加してきました。
酒井根東小学校では授業でフラッグフットボールを取り入れていて、体育の授業の一環として行われました。
このイベントは#47寺田選手が理事を務めるNPO法人フラッグフットボール・マネジメント・ジャパンが
主催したもので、オービックシーガルズ、オンワードオークス、IBM BIGBLUEの選手、コーチ、トレーナーが
参加しました。
※写真は3月3日に撮影したものです。
▲正門には歓迎のポスターが!!#8渡辺選手も思わず笑顔に!(いつも笑っていますが・・・)
▲挨拶をする大橋ヘッドコーチ。緊張してる?!
▲まずはXリーグ選手たちでプレーの手本を見せました
▲作戦会議で説明する大橋ヘッドコーチ
▲#8渡辺選手と対戦だ!
▲「おっしゃいこか!」 盛り上げる#47寺田選手
▲#47寺田選手が「今日楽しかった人?」と聞くと、
みんな「はい!はい!はい!」と手を挙げてくれました
▲クラスごとで記念撮影。みんないい笑顔です
これからもオービックシーガルズはアメリカンフットボールの発展のため、
フラッグフットボール体験会やクリニックなどの普及活動を行っていきます。
2008年02月20日
選手とOBで高校生クリニックを開催しました
2月17日(日)、立教高校グランドで、立教高校、浦和学院、正則学園のアメフト部を
対象に、アメリカンフットボールクリニックを行いました。 オービックシーガルズの選手
やOBが中心となって実現した企画です。
▲オービックシーガルズ出身の立教高校・小林ヘッドコーチに紹介されるクリニックコーチ陣
左より
青木コーチ(QB担当、元オービック)
木下コーチ(QB担当、元富士通)
小池コーチ(WR担当、元オービック)
板倉コーチ(WR担当、元オービック)
大野コーチ(OL担当、元オービック、現富士通コーチ)
庄子コーチ(DL担当、現オービック)
平山コーチ(DL担当、元オービック)
渡辺コーチ(DB担当、現オービック)
玉ノ井コーチ(DB担当、現オービック)
写真外
米田コーチ(RB担当、元オービック)
富永コーチ(RB担当、元オービック、現オンワードコーチ)
藤田コーチ(LB担当、元オービック)
阿部コーチ(DB担当、現IBM)
主催者の一人・#21玉ノ井選手に、実現に至ったいきさつを聞きました。
玉ノ井選手
「シーガルズの同期で飲んだときに、同期の小林が立教高校のヘッドコーチに
なっていることを知りました。 がんばっている小林をサポートできないかという話
になって、 みんなでクリニックをやればどうだろう、と。 今回、OBが中心なのは、
シーズンは始まっているから現役選手は練習があるし、企画段階では、ぼくも
引退しようと思っていたから(笑)、OBや引退予定者を中心に声をかけたんです。
チームや協会が主導しなくても、選手が自主的に企画できるんだ!ってことをアメフト界に伝えたい。
これからも、シーガルズが率先してこういう企画をどんどんやっていければいいと思っています」
************************************************
▲クリニックの最初はコーチも一緒にウォーミングアップ。
オービックシーガルズのトレーナーも参加しました
▲RBのパート練習
▲QBのパート練習
▲マンツーマン。WR 対 DB
▲1オン1(ワン・オン・ワン)。OL 対 DL
クリニックの最後は学校対抗の「プライドドリル」。
縦10ヤード、横7ヤードのフィールドで行い、3回の攻撃でタッチダウンを取ればオフェンスの勝ち、
タッチダウンを阻止したらディフェンスの勝ちという、名のとおりチームのプライドをかけた勝負です。
パート練習のときは表情が硬かった選手たちも、気迫あふれるプレーで盛り上がりました。
▲プライドドリル。浦和学院(緑) 対 立教高校(白)
▲ ナイスディフェンス! 盛り上がる立教高校サイドライン(右)
▲立教高校(白) 対 正則学園(紫)
▲チーム一緒に記念撮影。
左から正則学園FIHTING STARS(紫)、立教高校RUSHERS(白)、浦和学院MAD DOGS(緑)
************************************************
各高校の代表選手にクリニックの感想を聞きました。
立教高校 主将#45 高野君
「はじめてのクリニックでしたが、ほんとみんな盛り上がってすごく楽しかったです。
春は絶対、関東大会にまた出て、必ず優勝できるようにがんばります」
浦和学院 副将#47 中島君
「今日はいろいろ勉強になりました。まずは地区大会優勝できるようにがんばります」
正則学園 主将#6 宮木君
「今日からすごい練習して、まず春大会、1回戦でも多く勝ちたいと思います」
オービックシーガルズのチーム活動としても、また今回のように選手やOB主体でも、
今回のクリニックのようなアメリカンフットボールの普及活動を行っていきます。
もっともっと日本のアメフト界を盛り上げていきましょう!
立教高校 小林ヘッドコーチ(元オービック選手)
「とてもいいクリニックになりました。あんなに盛り上がったのははじめてくらい。
クリニックが終わった後も1オン1をやるなど、学校の枠を超えて芽生えた選手の
自主性には、正直、驚かされました。 また、アフターでコーチに熱心に質問をして
いる姿に、選手たちの更なる可能性を見た気がします。技術もさることながら、
メンタル面でとてもいいクリニックだったと思います。第二回、第三回と、こういった
会を開いていただけるよう、これからもお願いします。あらゆる可能性を広げ、フットボール界を
盛り上げていけたら最高ですね」
玉ノ井コーチ
「今回のクリニックは、最後の“プライドドリル”がすべて物語っていました。
ぼく自身、本当にあのフィールドに立ちたいと思ってしまうほど、魅力的な場所を
作ることができました。 最初の遠慮がちなハドルと、最後の、すべてをやりきった
一体感のあるハドルでは大きな変化を感じることができました。 今回のクリニックに
関われたことを本当にうれしく思っています。これを機に、今はフィールドを離れて
いるOBにも、今まで培った経験を学生に伝えてほしい。 そのような場を、微力ながら創っていきたいと
考えています」
※今回のクリニックは、森永製菓様が協賛していただき、ウイダー in ゼリー、プロテインドリンクを
無償でご提供いただきました。
2007年12月17日
ジュニアシーガルズ(低学年)が東日本選手権優勝、日本一に
12/16(日)、川崎球場でフラッグフットボール東日本選手権が行われました。
ジュニアシーガルズからは、唯一、関東選手権を勝ち抜いた低学年ゴールドが出場、
立教ラッシャーズフットボールクラブ(RFC)を破り、みごと優勝しました。
低学年(プライマリー)部門は西日本地区にはないため、東日本チャンピオン=日本一。
メンバーのみんな、初優勝&日本一、おめでとう!
⇒試合の模様は、ジュニアシーガルズニュースをご覧ください。
2007年11月07日
ジュニアシーガルズから4チームが関東選手権進出!
オービックシーガルズがFinal6進出を決めた11/4(日)、
ジュニアシーガルズの子どもたちもフラッグフットボールの地区予選に参加、
次の4チームがみごと、関東選手権への進出を決めました。 おめでとう!
◇プライマリー(小学校低学年) ジュニアシーガルズ・ゴールド(東京埼玉千葉ブロック1位)
◇キディ(小学校高学年) ジュニアシーガルズA(千葉ブロック2位)
ジュニアシーガルズB(千葉ブロック3位)
◇ジュニア(中学生) ジュニアシーガルズ・ブルー(関東・南ブロック1位)
⇒ 予選の模様は、ジュニアシーガルズニュースをご覧ください。
関東選手権は、小・中学生とも11/18(日)。
ぜひそろって東日本選手権[12/16(日)川崎球場]への進出を勝ち取ってほしい。
新春1月3日、オービックシーガルズとジュニアシーガルズがともに
東京ドームのフィールドに立てるよう、がんばっていきましょう!
●11/18(日) フラッグフットボール 関東選手権●
【小学生】
会場:成田高校グラウンド
(*学校内ですので、応援・見学希望の方は事前に事務局までご連絡ください)
低学年は8チームが出場、2チームが東日本選手権に進めます。
高学年は16チームが出場、4チームが東日本選手権に進めます。
【中学生】
会場:アミノバイタルフィールド
8チームが出場、4チームが東日本選手権に進めます。
★ジュニアシーガルズや試合についてのお問い合わせは、ジュニアシーガルズ事務局まで。
2007年09月17日
ジュニアチャレンジフットボールは2勝2敗
オービックシーガルズの富士通フロンティアーズ戦の前日、
9月16日(日)川崎球場で行われた
関東中学生アメリカンフットボール連盟加盟チームによるオープン大会、
通称ジュニアチャレンジフットボール大会に、ジュニアシーガルズがデビュー!
・浅野学園中学ボンバーズ
・佼成学園中学ロータス
・世田谷ブルーサンダース
・早稲田実業中学ウォリアーズ
の4チームと、7人制で、1試合前後半各10分の全チーム総当たり戦 を行い、
2勝2敗の成績で、記念すべきデビューの日を飾った。 ⇒ジュニアシーガルズニュースへ
2007年07月27日
8/23 JEF共催 サッカー&フラッグフットボールイベントのお知らせ
オービックシーガルズでは、サッカーJリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」と共同で、 サッカー&フラッグフットボールのイベントを開催します。
競技の垣根を越え、体を動かすことの楽しさ、スポーツの楽しさを体験してほしいとの思いから、 サッカーをジェフユナイテッド市原・千葉、フラッグフットボールをオービックシーガルズのコーチが指導します。
募集の対象は、スポーツを楽しみたい小学生。
初心者も大歓迎です。
■主 催 : ジェフユナイテッド市原・千葉
オービックシーガルズ
■後 援 :(社)日本プロサッカーリーグ
■協 力 : プロロジス
■開催日時 : 2007年8月23日(木) 14:00~17:00
■開催場所 : オービック習志野グラウンド
JR京葉線新習志野駅、JR総武線津田沼駅、
京成津田沼駅より送迎バス運行
※駐車場はございません。
自家用車でのご来場はご遠慮ください。
■参加対象 : 小学生の男女 100名
■参加費 : 500円(保険料込み、当日徴集)
■持ち物 : サッカーボール、運動できる靴・服装、飲料水、
帽子、着替えなど
■応募方法 : 往復ハガキに下記の必要事項をご記入の上
お申込みください。
(1)氏名、 (2)学年、 (3)住所、
(4)電話番号、 (5)サッカー経験年数、
(6)アメフト経験の有無および年数、
(7)当日の交通手段(送迎バス、自転車、徒歩)
■お申込み先 : ジェフユナイテッド市原・千葉 千葉事務所
〒260-0834 千葉市中央区今井2-10-2 第二山一ビル3階
■応募締切 : 8月17日(金)※当日消印有効
■お問い合わせ先 :
●ジェフユナイテッドクラブ事務局
Tel:043-212-8380(受付時間:月~金10:00~17:00)
●オービックシーガルズ
Tel:03-3567-1313(受付時間:月~金10:00~17:00)
※恐れ入りますが、不在の場合はお問い合わせフォームからお問い合わせください。