2008年07月17日
6月28日(土)、29日(日)の2日間、北海道大学でクリニックをしてきました。
今年で3年目になるこのクリニックは、毎年この時期に行われています。
クリニックの模様をDB#8渡辺選手(サル)がレポートします。
こんにちは。#8サルです。
今年オービックシーガルズからの参加者は、大村コーチ、時本コーチ、#83清水(シミケン)、#15龍村、
#23古川、#92紀平、#8渡辺と北大出身の#25村井(スッシー)の8名。
2日間のクリニックということで、じっくり北大の選手とコミュニケーションを取りながら進める、
そんなクリニックが出来た。
▲早速、駅弁を購入するシミケン(清水)とキッペー(紀平)
初日は、ホテルにチェックインしてすぐに、北大のみんなと顔合わせ&ミーティングを行った。
北大の今年の春の試合を各パート別にみんなで見ながらアドバイスをしていく。
事前に質問項目などを考えてこのミーティングに臨んできているので、非常に密度濃く、
かなり各論まで突っ込んだ内容もあった。
現時点での課題を出し、また新しいテクニックやメンタル的なことまで約3時間かけて
しっかりと話をした。ここでの話を元に翌日のグランドでのクリニック内容を北大の選手と共に決めた。
こういう進め方のクリニックは非常にいい。彼らの求めていることが分かるし、
それが分かればこちらもアドバイスしやすい。
▲初日のミーティング
▲母校の後輩に説明するスッシー(村井)
そして初日の最後のプログラム、『ジンパ』の時間がやってきた。
スケジュールに『ジンパ』とあったが、何のことか???
シミケンがNETで調べたら『ジンパ』=北大用語。ジンギスカンパーティー。ということらしい。
どうやらBBQのことで、肉がラム肉だということらしい。
どこでやるのかと思ったら、日本最大の敷地面積を誇る北大だけあって、
学内の空き地みたいなところで普通にやっている。
僕ら以外にもその日は『ジンパ』を10組くらいやっていた。
中には、教授と学生4人組みたいなグループもあった。「単位くださいよ~」的な話でもしているのか・・・。
ジンパは北大のみんながすべて用意してくれた。
この時間でも選手や里見監督ともゆっくり話すことができ、とても楽しく有意義な時間が過ごせた。
▲ジンパ中
▲時本コーチ(左)と。大学敷地内に牧場もあるんです!
2日目、朝10:00~グランドでのクリニックとなった。
前日、みんなで課題を共有し、今日やることを決めているので要点を絞り効率よく進行できる。
クリニック前から各パートごとにBeforeで身体を動かし始めている。みんな非常に意識が高い。
いよいよクリニック開始。
インディビデュアル&ファンダメンタルを90分、その後ユニットや対決もので30分。
最初の90分で動きの基礎となるものを身体に覚え込ませ、
それを次の30分でいかに実戦で使うことが出来るか?
みんな慣れないテクニックに戸惑いながらも、吸収していく速度は非常に速い。
途中質問があれば進行を止めて説明をしたり、
しっかり意識するところは意識することを徹底してできた。
DBでは最後にWRとマンツーマンを行った。
シーガルズで何年やっても難しいEyesテクニックを北大のみんなはよく出来ていた。
これが出来るようになるとマンツーマンの上達は速い。
今後も継続してやっていってもらいたい。
▲DLを指導するキッペー(紀平)
▲QBを指導する龍村
▲RBを指導する古川
▲自分はもちろんDBを担当。バックペダル時の腕の振り方を説明しているところです
クリニックの最後は、恒例のMVP表彰。
各パートごとに今日一番頑張った人、上手くなった人、今後に期待を込めて、etc・・・。
それぞれコーチが1人を選出する。MVPに選ばれるとシーガルズGOODSがプレゼントされる。
今回のプレゼントは、「レプリカジャージ」。
これを発表したときがこの2日間のクリニックの中で一番盛り上がった・・・。
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▲DBのMVP選手と。 兄弟みたい?!
▲古川よりプレゼントを贈呈されて深々と礼をするRBのMVP選手
MVP表彰の後は、記念撮影。そしてこれで終了・・・と思いきや、
今日のクリニックのビデオミーティングが最後のプログラム。
各パートごとに集まり1時間程、じっくりミーティングをして完全終了となった。
今回のクリニックは、北大の選手・スタッフのみんなの熱意を感じ、自分自身も非常に成長できた
クリニックでした。北大のみんなは、この先も継続してこのクリニックで習得したものを自分のものにし、
後輩にも伝えていって欲しい。そしてどんな形でもいいので、アメフトを続けていって欲しいと思います。
そして最後に、お互い今シーズン最高の結果が出せるように頑張っていこう!!