アメフトガイド

アメリカンフットボールとは

「アメフトはルールが難しそう」「観てもわからない」……実はそんなに複雑ではありません。初心者向けに、これだけ押さえておけば大丈夫!というポイントをまとめました。

まずは、ルール解説動画を見てみよう

「アメフトのルールを学ぼう」
(ガルズTV Vol.12 2013/7)【7分】

「how to enjoy american football」
(Xリーグ公式)【14分】
アメフトは陣取り合戦!
アメリカンフットボールは、ボールを進めて陣地を獲得していく“陣取り合戦”。オフェンス側がパスやラン攻撃で相手のエンドゾーンまで陣地を進めるのを、ディフェンス側が必死に阻止するという競技です。エンドゾーンからエンドゾーンまで、フィールドの長さは100ヤード(約90m)。エンドゾーンと平行に5ヤード毎にラインが引かれ、エンドゾーンからの距離が10ヤード毎に表示されています。 100yard.jpg
オフェンス11人 対 ディフェンス11人
オフェンス専門の11人とディフェンス専門の11人が戦うのが一般的で、攻守交替するときは、フィールドにいる11人全部が入れ替わるのが普通です。キックオフやパントを蹴るときなど、キックを行うプレーのときにはキッキング専門のチームが結成されるので、アメフトは大勢の選手が試合に出場するスポーツでもあります。 many2.jpg
野球の“スリーアウト” と アメフトの“フォースダウン”
オフェンスを続けて陣地を進めていくためには、4回の攻撃で10ヤード(約9メートル)以上の前進が必要です。野球は3ストライクで1アウト、3アウトで攻守交替ですが、アメフトでは、1回1回の攻撃を「ダウン」と呼んで、ファーストダウン、セカンドダウン、サードダウン、フォースダウンと進みます。フォースダウンまでで10ヤード前進できなければ攻守交替。この4回目は、パントを蹴って陣地を挽回して終えることが多いようです(写真)。 fourthdown.jpg
得点は、6点、1点、2点、3点 の4種類
アメフトの得点方法は4種類あります。 まずは「タッチダウン」(写真)! 相手のエンドゾーンまでボールを持ち込むと6点入り、「ポイントアフタータッチダウン」として、1点(キック)もしくは2点(プレー)の追加点を挙げるチャンスを得ます。また、「フィールドゴール」といって、プレー中に相手チームのゴールポストの間にボールを蹴り込むと3点入ります。これはラグビーに似ています。 td.jpg
試合は1クォーター(Q)12分×4で、試合時間は約2時間30分
試合は4つのクォーター(Q:英語で“4分の1”の意味)に分かれていて、通常、国内のリーグ戦は1クォーター12分です(プレーオフや選手権試合では15分)。プレーの間だけ時間(フィールドクロック)が進むので、実際の試合時間は、前半(1Q・2Q)~ハーフタイム~後半(3Q・4Q)で2時間30分くらいかかります。 score2.jpg
次に、試合の流れに沿って基本的なルールをおさえよう

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