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母校主催のクリニックに参加してきました
2008年04月03日
DB#47寺田です。
僕の母校、大阪市立大学アメリカンフットボール部「ゴールデンシダーズ」が主催する
クリニックに参加してきました。
今回のクリニック(合同練習会)は、大学の助成金で学生が主催するイベントで、
高校生にわが大学をアピールすることが主旨でした。
その一部として、OBである僕が招待を受けて、学生(高校生含む)を相手に話し、
指導するという立場で参加しました。
と言いつつ、オービックシーガルズのアピールも行いつつ、
アメリカンフットボールを継続していってほしいという、普及の部分も担ってきました。
▲小雨が降る中、大学生・高校生合わせて約60名の学生と大学OB関係者が
集まって開会宣言。
天気に負けず元気よく!・・・といいたいところですが、
最近の学生はちょっとおとなしいのかな。。。
僕はシーガルズのユニフォームが修理中のためJAPANユニフォームで参加。
▲各ポジションに分かれてのパート練習。
大学生が主体で考えたメニューで、まずは大学生がお手本を示し、
高校生が実際にやってみる。
基本的なテクニックの指導は大学生に任せて、
うまくなるためのヒントを少し指導しました。
大学生顔負けの才能を持った高校生もいました。
▲ひと通りパート練習が終わると、次はマンツーマン勝負。
いつもと違う相手を前に、どこまで自分のテクニックが通じるか勝負です。
高校生だからってなめてかかると大学生も・・・ 。
▲練習の合間の休憩時間。
ちょっとしたきっかけを与えてあげることで、急に成長する生徒も多々います。
専門外ですが、レシーバーのステップをちょっと指導しています。
▲高校生対大学生の合同スクリメージ。
1stプレーから10ヤードのロングゲイン。
高校生のきびきびした行動は、大学生が見習うべき点も多かったのでは?
グラウンド内はダッシュ。ハリーハドル、ハリーセット。
先生やコーチの指導方針が見受けられました。
▲昼食をともにして交流会。
大学ってどんなところ? どんなプレーを使ってるんですか?
高校生にとっては、様々なことを質問できるいい機会です。
▲やっと僕の出番です。
OBとして母校やフットボールについてコメントしました。
ここは昭和の喜劇王「てらっち」の笑いの取りどころ。
しかし、緊張のあまりか、はたまたおとなしいからか、笑いもまばら・・・
「面白かったら笑ってえぇんやで~!」
高校生・大学生にはちょっと笑いの質が高すぎたかな???
▲体験談も早々に切り上げ、みんなからの質問タイム。
高校生:「なぜ、大学でフットボールを始めたのですか?」
寺田:「休みの日に合●ンが多いって聞いたからです・・・なんて答えられません」
高校生:「食べ物には気をつけてますか?」
寺田:「健康を維持するために、好きなもの食べてます」
・・・。
ちゃんと学生の参考になったのだろうか???
最近の学生はおとなしいのか、質問もまばらでした。
できれば、高校生マネージャーからの個人的な質問(告白?)がほしかったなぁ・・・
ということで、今回は、大学生が主体のところにゲストとして行ってきましたが、
このような活動自体は今後も継続していってほしいと思いました。
大学生にとっても、教えるということは自分自身の勉強になるし、
高校生にとっても吸収できる技術を学ぶチャンスだし、普段対戦できないような相手と
プレーできるということは、自分の目標になるのではないかと思いました。
僕自身、今回のクリニックでは気持ちの部分(精神的な部分)を主に伝えましたが、
本当の意味でのテクニックといった面では、まだまだ指導の余地があると感じました。
まだまだ僕たちには、フットボールの普及と発展という意味での課題があると感じた一日でした。