選手ブログ“ROCKERS”

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2011年03月

2011年03月30日

評論家でなく、当事者であれ(#90市川)

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LB#90市川です。

 

まずは、先日のbayfm様との街頭募金活動にご協力いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。多くの人の温かさに触れ、非常に素晴らしい体験をさせていただきました。また、こうして僕らが活動したことで、少しでも募金をしてみようと思う人が増えてくれたのなら幸いです。

 

 

話は変わりますが、昨日はサッカーチャリティーマッチがありましたね。

 

多くの感動をもたらし、すごく意味のあるものだったと思いますし、仙台の家族も非常に楽しい時間を過ごせたと言っていました。批判する人もいる中でも実行に移した選手、関係者の方々を心から尊敬いたします。スポーツの持っているものの凄さと可能性を見せていただき、僕らももっとやらねばならないと思いました。

 

それと同時に、一つ大事だと思ったことがあります。


それは、批判される恐れ、あるいは望まれる結果が出ない可能性があっても、行動「ACTION」すること。決して評論家ではなく、当事者としていること。目的をもってそれを信じてやりきる。目的を持ってやりきった結果、今回のサッカーのチャリティーマッチはあれだけの感動を与えられたのだと思います。

 

今必要とされること。それは、起こっている物事に対して評論家になってしまっているのなら、あと一歩踏み出すこと。踏み出せたならば、周りの躊躇している人があと一歩踏み出す手助けをすること。そうやって手を取り合って、ともに前に進むことなのだと思います。 僕らオービックシーガルズも、メンバー自らがまず一歩踏み出し、そして、皆様とともにさらに前進できるよう行動していきます。

 

多くの人が目的意識をもって「ACTION」する。行動しなければ何も変わらない。でもみんなでやればすごい力になる。いっしょにみんなで行動していきましょう。

 

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▲3/27(日)bayfm街頭募金イベントでチームを代表して挨拶する市川選手(事務局掲載)

 

【Gulls for Tohoku / +0.01 for Japan 】

 オービックシーガルズメンバーから被災地の皆様へ(メッセージ集)

 東日本大震災義援金募集のお知らせ

 Gulls for Tohokuへお寄せいただいたメッセージ

 The Matesに感謝を込めて(ご協力いただいた団体様)

 

 

2011年03月27日

ガルズショベル(#39木下剛)

TE#39マリオです。


3/20(日)、習志野市の震災ボランティア活動に行ってきました。

 

恥ずかしながらボランティア活動に参加した経験もなく、今回が初めて。オービックシーガルズとかNECとか関係なく、木下 剛としてお手伝いさせていただけたらという気持ちで参加しました。

 

この日の“ガルズショベル”メンバーは並河GMを筆頭に、選手、スタッフ、トレーナー、総勢10名ほど。

 

集合場所である市の福祉センターには子供連れの家族やカップルも来ていて、予想以上にボランティアをされる方が多いことに正直驚きました。ゴーグルやスコップも用意されていて、なおかつ親切にレクチャーをしてくださり、ボランティアの心得を教わりました。ほんまに手際がよくて感心させられます。

 

徒歩で15分ほどの作業現場(習志野市袖ヶ浦町)に向かうと、そこにも福祉センターの方がいてリードしてくれます。全てに無駄がなく、やることが明確!おかげでボランテイア初心者の自分も、なんの心配もなく参加させていただけました。

 

液状化で庭先や下水路にわき出た多量の土砂を、専用の布袋に詰め込んで決められた場所に運ぶという作業でしたが、この砂袋が強敵で。詰め込みすぎると、凄まじい重さ(不安定なうえに30~40キロ)になり、僕の怪力をもってしないと、運べません(決して自慢ではありませんよ)。

 

並河GMがテンションを上げながら選手を鼓舞する中、自分は、同じグループとなった、同じく初ボランティアのかしわぎさんとTE#80山本の3人で、お声のかかったところにお邪魔しては土砂を詰め込み、運び、運び、また運び、また詰め込み、また運び……を延々繰り返しました。

 

終わり際にはすっかり、一般人のかしわぎさんを鍛え上げる会の会長になってましたが(笑)、アスリートと一般の方が活動をともにし、お互い学んだことも多々あったでしょう!! とりあえず、かしわぎさんに乾杯です。お疲れ様でした。ありがとう!! 次は試合会場でお会いしましょう。

 

その後は、みなで近くの銭湯に寄って汗を流し、帰宅の途へ。またボランティア活動に参加したいと思った、オービックシーガルズ一同でした。参加された皆様、お疲れ様でした。

 

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2011年03月25日

自分にできるコトを(#37加藤)

RB#37加藤です。


このたびの大地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

震災の惨状を目のあたりにして、今、自分に何ができるか、を考えました。でも、募金、節電、買い占めをしないなど、できるコトは限られている……そんな自分の無力さを感じていたときに、チームから週末のボランティア活動の話がありました。


被災地のために、日本のために、自分の体を使いたいと思い、手を挙げました。

 

場所は、チームのホームタウンである習志野市。訪ねた町は埋め立て地のためにひどく液状化していました。地下から溢れ出た泥を土嚢に詰めて運び出す。それを繰り返し、繰り返し。 湿った泥は非常に重く、なかなかの作業でした。

 

自分たちオービックシーガルズ以外にもたくさんの方がこのボランティアに参加されていました。「なぜ参加したのですか?」と尋ねると、「東北の人たちのことを思うと、自分にも何かできないかと考えていたところ、このボランティアを知った」と、やはり自分と同じでした。

 

みんなが被災地のために、日本のために、大きくとも、小さくとも、自分にできる何かを考え、探し、行動しています。自分もこれから先、やれるコトをやっていきます。軽々しく言葉にして申し訳ありませんが、絶対にお辛いと思います、絶対に悲しいと思います。でも、なんとしても乗り越えましょう!! みんなで力を合わせてガンバりましょう!!!

 

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101円募金(#8渡辺)

DB#8渡辺です。


昨日、吉永さん(ヘッドトレーナー)とこんな話をした。

 

「OBの鈴木仁さんからこんなメッセージがきたよ。『義援金は、一人の1,000円よりもチームで集めた1,000円の方が今後大きな力に育っていくんじゃないかなぁ』」

 

なるほどそこには、金額ではないたくさんの人の気持ちがぎっしり詰まっている。この気持ちこそ、被災者の方を支え、これから大きく育っていく蕾なんだな。オービックシーガルズが今行っている活動もこうであるべきではないか。

 

そしてもう一つ、一過性になってはいけない。

 

そんな話をしました。

 


だから個人として、 被災者のために、被災地の復興のために、日本が元気を取り戻すために-

 

移動手段を自転車に変えて、
あるいは、コーヒー一杯我慢して、
あるいは……etc.

できた日は、「101円募金」することをやり続けよう。 自分自身の中で風化させないためにも。

 

 

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2011年03月23日

忘れてはいけないもの(#90市川)

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LB#90市川です。

 

震災からは10日以上たち、首都圏は計画停電を行いながらも徐々にもとの生活にもどりつつある。TVをつけても、いつもの番組が流れている。計画停電がありつつも復興が進む首都圏。

 

非常にいいことだと思う。


そんな中、ある一文を見てはっとさせられた。

 

「震災後初めて東京に来たけど、予想通りこの温度差。こうして震災は忘れられていくのかって感じたりもした。
それは日本人の悪いとこ。教訓は生きててこそ意味のあるもの。仙台の人は今回の出来事を一生忘れないでおく必要があると思います」

 

昨日ツイッターでツイートされていたものです。


これを見て、非常に怖くなった。僕らは、震災に対する思いが弱くなっているのではないかと。震災直後の「被災地の方に何かできないか?自分たちのできることをやろう!」そうみんなが思っていたときの思いと、今の思いどちらが強いのだろうか。

 

決して、楽しむなとか、お金をつかうなとか、沈痛な面持ちで日々を過ごせとは思わない。ただ忘れていいことと忘れてはいけないこと、それが絶対にある。

 

今回の震災で、

みんなで助け合い、声をかけ合い、自分たちのやれることをやった。
そして大切ないくつもの教訓を得た。

 

だから

僕らは絶対に進んできた歩みを止めてはいけない。

 

僕らは得たものを絶対に忘れてはいけない。

 

絶対に。

 

 

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2011年03月13日

みんなの力で! 1.01を!(#90市川)

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みなさんこんにちは。
LB#90市川です。
 
このたび、東北地方を中心にマグニチュード9.0という過去最大の地震が起きました。テレビで放送されているような状況が起こっています。
 
実は、僕の実家は宮城県仙台市若林区です。今回の地震の後、丸一日は親と兄弟にまったく連絡がつきませんでした。幸いなことに僕の親族はみな無事で、祖父母の家が浸水したくらいでした。
 
ただ、安否が確認できるまでは非常に不安で何も手につかず、何もできない無力さに打ちひしがれていました。
 
僕らはもう普段の生活を取り戻している一方で、現地は、暗くて、寒くて、連絡もとれず、自分たちがどんな状況かもわからない。依然として悲惨な状況です。
 
 
みなさん、忘れないでください。
 
僕らが普通の生活をしている間に、復興のために、救援のために、必死に戦っている人がいることを。僕らが当たり前の生活をしている間に、すべてのライフラインが使えずつらい生活をしている人がたくさんいることを。僕らが仲間と過ごしている間に、大切な人の安否もわからず不安の中にいる人がたくさんいることを。

 


だから、僕らもやれることを、どんなにちっちゃくてもいいから何かやれることを、「+0.01」をやりましょう。
 
自分のためだけでなく、遠くで頑張っている人、苦しんでいる人のために、節電、献血、募金、何でもいいからやりましょう。そしてそれを広めましょう! その輪をどんどん大きくしていって、0.01を積み重ねて、大きくしていきましょう!
 
みんなが+0.01をやればすごい結果になる。オービックシーガルズの2010年シーズンがそうだったように!!
 
僕ら選手も、やれることを、やらねばならないことを、やっていきます。みんなでやりましょう、1.01を! 被災地を元気にするために。

 

 

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(以下、編集部注)

「1.01」(または101、+0.01)は、オービックシーガルズの合言葉です。「昨日を1とすれば、今日はもう1%多く、1.01やる」「自分のための1だけじゃなく、チームのためにもう1%、1.01やる」-自分のために、チームのために、もう1%のアクションを日々積み重ねよう、という意味を込めています。 (+1%を毎日続けると、計算上、2ヵ月でもとの倍近くになり、逆に1%手を抜くと、2ヵ月でもとの半分近くになってしまいます。)

 

2011年03月08日

「渋谷表参道Women's Run」に参加しました(#35山﨑)

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みなさんこんにちは。RB#35山﨑です。
シーズンオフ期間中もホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

さて、我々自称「シーガルズイケメン軍団」は、3/6(日)に表参道で開催された

渋谷表参道Women's Run」という、4,000人もの女性ランナーが10キロを走る

ランニングイベントに参加し、ホスト役としてお手伝いさせていただきました。

 

我々の役目は、
・給水所でのドリンク配り
・栄養補給のためのバナナ配り
・ゴールした方々へ労いの言葉をかける
の3つでした。

 

最初のうちは、ゴールした方々へ一人ずつ余裕を持ってドリンクを手渡し、
「お疲れ様です!! ナイスラン♪」
と声をかけておりました。

 

しかし! 徐々にゴールする方々が増えるにつれ、我々のお仕事は大忙し!

ひと言で表すと、「韓流スターにファンが殺到するような」(by#55島)、ものすごい光景でした。

おそらく、あんなに女性陣に囲まれたことは、今まで生きてきた中で初めての経験であり、
きっとこの先も経験することはないであろう、貴重な経験でした(笑)。

 

今回参加させていただき、たくさんの方々の熱い姿も拝見することができました。
ゴール目前、最後まで駆け抜けようとするランナー。
ゴールした達成感を仲間全員で分かち合うランナー。
我々が渡したドリンクを快く受け取り、気さくに「ありがとう!」と言ってくださるランナー。
イベントを成功させようと、いろんなところで気を配っておられた運営本部の方々。

 

スポーツを通じて、人と人とがつながり合い、思いを共有する-。

自分自身の2010年シーズンと重ねつつ、すばらしい時間を過ごすことができました。

このイベントをきっかけに、2011年シーズンも良いスタートが切れそうです! 

ありがとうございました。     ニュース記事

 

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(写真は編集部掲載)