選手ブログ“ROCKERS”

« 2017年05月 | メイン | 2017年09月 »

2017年06月

2017年06月29日

テキサスレボリューション優勝(#32原)

news201703221.jpg
 
米インドアフットボールリーグCIF(Champions Indoor Football League)のチャンピオンシップゲームが6/23(金)行われ、RB#32原 卓門選手が帯同していたテキサスレボリューションが勝利し、2015年のリーグ加盟から3年目にして初優勝を飾りました。

2月から現地でキャンプに参加し、開幕前の3月にロスター入りを果たした原選手でしたが、残念ながらビザの関係で試合に出られないまま、シーズン終了となりました。最後に、チームの快挙と今回の自身の海外挑戦を振り返ってくれました。
 

******************
 
roster14_hara32.gif
 
所属していたテキサスレボリューションが優勝し、たいへんうれしく思います。同時に、試合に出られなかった悔しさも、ますます大きくなりました。

テキサスレボリューションは、ダラスという大きな街を本拠地としているため、テキサス州周辺からいい選手がたくさん集まり、毎年優勝争いをしている強豪チームです(2015年準優勝、2016年ベスト4)。今年は、カレッジの全米一決定戦に出場したRBが加入し、リーグの新人賞を獲得する活躍を見せました。
 
いい選手が集まるため、選手個々の能力が高いのはもちろんですが、優勝できるほどこのチームが強い理由は、選手一人ひとりの「勝負強さ」にあると感じていました。ここ一番での集中力は本当に素晴らしかったです。絶対に点を取らなければならない場面、絶対に守り抜かなければいけない場面で、必ず結果を残していました。特にレシーバーは、試合での落球が全くありません。優勝を決めた試合も、集中力に裏打ちされたスーパープレーの連続で、対戦相手を寄せつけることなく勝ちました。

このようなチームに3ヵ月間帯同できたことを、本当にうれしく、誇りに思います。今回の経験を生かして、秋はオービックシーガルズで活躍します。ビッグゲームでこそ、テキサス仕込みの勝負強さを発揮し、チームを勝利に導くスーパープレーをお見せしますので、秋シーズンも応援、参戦をよろしくお願いします。
 

2017年06月27日

パールボウルIBM戦MVP受賞コメント[OFF.#43望月/DEF.#27田中/KICK.#83水野]

 

2017/6/19 パールボウル(決勝)IBM戦 MVP/スタメン表

 

 

オフェンスMVP  RB#43 望月麻樹

 

水野君がオフェンスMVPだと思っていたので、意外でした。あれだけバチバチ当たっていたので、あわよくば準MVPかなとは思っていましたが(笑)。

 

パールボウルもいつもと変わらず、自分のスタイルである「ゴリゴリラン」を発揮して相手DL、LBのタックルを弾き飛ばすことを楽しみにしていました。しかし、IBMのディフェンスの寄りも早く、序盤はパスで攻撃を組み立てていたこともあり、あまり発揮する場所がありませんでした。

 

後半、わずか2点リードして迎えたラスト4分というシチュエーション。僕の脳裏に蘇ったのは、去年のパールボウル準決勝・LIXIL戦でした(試合終了間際に、相手パントリターナーにリターンTDをされて敗戦)。同じ轍を踏むなと、僕らオフェンスに試練として与えられたシチュエーションだったと思っています。あのドライブは、オフェンスがひとつになってゲインを重ねることができたシリーズでしたし、自分自身も、1センチでも前にボールを進めることに必死でした。1stダウンを取るという意識ではなく、全員で1ヤードでも前に進めていくという意識で一丸となって、一枚岩でIBMディフェンスと真っ向勝負できました。その結果、一人の代表として僕がMVPをいただけたのだと思っています。

 

3つのボウルゲームのうち、まずはひとつ取りました。もっと自分自身のパフォーマンスを上げることもできるし、タイトチームをはじめ、RB若手の#41成瀬、#30地村、#22李のパフォーマンスを上げさせることも重要責務だと感じています。まだまだ今シーズンのオフェンスが目標としている「超ガルズ級オフェンス」にはなっていませんが、伸びしろしかない今のオフェンスで、あと2つのタイトルを必ず取りにいきます。秋シーズンもごりっごりでいきます!!!

 

【選出理由】ランでの総獲得ヤード117ヤードのうち、72ヤードが望月のラン。特に第4Qは望月のランがオフェンスを支えた。OLを信じ、ホールにフルスピードで入り、激しいヒットで前に倒れて終わる姿は素晴らしかった。


ディフェンスMVP  DB#27 田中雄大

 

春シーズン2度目のMVPを受賞させていただき、たいへん光栄に思います。

 

自分自身、東京ドームでの試合は、今回のパールボウルを含めると5回目でした。過去4回*は全て敗戦を喫しており、なんとしても東京ドームで勝ちたいと思い挑んだ試合でした。結果、2インターセプトでチームの勝利に貢献できたことは、感無量の思いでいっぱいです。 (*編集部注:昨年のJAPAN X BOWL、2012・2013・2014シーズンに関学大で出場したライスボウル)

 

約2ヵ月後にはチームの目標である真の日本一をかけた秋シーズンが始まります。#16三宅さん、#14藤本さん、#1砂川さんをはじめとするDB陣全員で相手チームのボールを奪いまくりますので、ぜひDB陣に注目してください。

 

必ずや、皆さんをJAPAN X BOWL、ライスボウルにお連れしますので、秋シーズンも熱いご声援をよろしくお願いします。

 

【選出理由】 試合開始からボールを狙い続け、2インターセプト、1パスカットを記録。特に最初のインターセプトは、狙い、遂行能力ともにレベルの高いプレーだった。(第2戦・アサヒビール戦に続いて、今季2度目の受賞)


キッキングMVP  WR#83 水野太郎

 

大きな大きなご声援をありがとうございました。優勝、そして大会MVP、キッキングMVPをいただけたことをたいへんうれしく思っています。なにより皆さんのご声援がチームの力の源になっていると実感しているところです。

 

さて、私ごとですが、7月12日にタイのサムイ島で(サムくはないです、暑いです)挙式します。親族のみでの式ではありますが、Instagram等に大量の写真・動画をアップしますので、たくさんのLikeをお待ちしています。

 

心も体もリフレッシュして初心に戻り、新たなオービックシーガルズ、新たな水野(旧姓小島)となって秋のシーズンを迎えます。残り2つのボウルゲームを獲りにいきますので、引き続き、超ガルズ級オービックシーガルズ、超ガルズ級オフェンス、そして超ガルズ級水野の応援をよろしくお願いします。

 

【選出理由】 第1Q、IBMにTDを許して3点差に迫られた後のキックオフリターンで、98ヤードを走りきってTD。コース取りがよく、ブロッカーもうまく使った。ユニットの一人ひとりが役割を遂行した結果のTDだった。(MVP初受賞/大会MVPも受賞)

 

2017年06月13日

パールボウル準決勝LIXIL戦MVP受賞コメント[OFF.#57角田/DEF.#23BJ]

 

2017/6/4 パールボウル準決勝LIXIL戦 MVP/スタメン表

 

 

オフェンスMVP  OL#57 角田伸弥

 

暑い中参戦いただききありがとうございました。

独ドレスデン遠征(2012年)以来の2度目の受賞となり、とてもうれしいです。また、アサヒビール戦の#51カイに続いて2試合連続でオフェンスライン(OL)がMVPを受賞したことに、とても興奮しています。

 

OLは自らTDを取ることはできないため、なかなか目立つことはできませんが、宮本コーチを中心によくまとまっているポジションです。試合をご覧になっている皆さんはボールを追ってしまうと思いますが、たまには、最前線で体を張っているツイスターズ(OLの愛称)にご注目いただければと思います。

 

次はパールボウルということで、春シーズンの集大成の試合です。対するIBMもとても強いチームですが、全力を出し切って必ず勝ちます。最高に盛り上がる試合になりますので、ぜひ東京ドームまで参戦よろしくお願いします。  

 

【選出理由】 ランプレーで計247ヤードを獲得したタイトユニットの中で、相手をアオテンさせるだけではなく、ナイスフィニッシュでグッドプレーを連発。複雑なブリッツへの対応もよく、勝利へ大きく貢献した。


ディフェンスMVP  DL#23 バイロン・ビーティー・ジュニア

 

Thank you to my coaches and teammates for the award.

I'm very proud of my teammates this spring. We have gotten better every game and going to the Pearl Bowl we need to play our best. Against IBM I will play my hardest and with my teammates we will win on the Tokyo Dome.

Aloha and thank you for all your support.

 

受賞にあたって、コーチやチームメートに感謝します。この春のチームメートの戦いぶりをたいへん誇りに思っています。チームは試合ごとに成長してきました。そして、最高のプレーが求められるパールボウルに臨みます。東京ドームでIBMを相手に懸命にプレーし、チームメートとともに勝利したいと思います。皆さん応援よろしくお願いします。

 

【選出理由】 爆発的なスタートでときには2対1の勝負にも勝ち、相手のゲインを阻止する激しいタックルを見せ続けた。(第2戦・アサヒビール戦キッキングMVPに続いて、今季2度目の受賞)


キッキングMVP  ※該当者無し