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Alabama Univ.@Tuscaloosa
2011年03月25日
今、アラバマ州タスカルーサ市に来ています。
きっかけは、昨夏、タスカルーサ市の高校生たちが
オービックシーガルズのグラウンドを訪問してくれたことにさかのぼります。
我々の活動拠点である習志野市とタスカルーサ市は姉妹都市であり、
多様な交流があるのです。その歴史は四半世紀にもなるということです。
タスカルーサ市と言えば、フットボールの名門アラバマ大学のあるところ。
これはチャンスとばかり、コーディネーターとして高校生をアテンドしていた、
Lisa Keyesさんに「アラバマ大に行ってみたい」と相談しました。
たまたま、LisaさんがAlabama Crimson Tide(アラバマ大フットボールチームの愛称)
の熱狂的ファンということで、「任せといて!」ということになりました。
今回のアラバマ大訪問に関しては、習志野市町づくり推進課の角田さんはじめ、
習志野市役所の方々に大変お世話になりました。心から感謝しています。
さて、今回は大橋・鈴木・玉ノ井とDef.コーチ陣で布陣を固め、いざアラバマへ。
さっそく、乗り継ぎのシカゴ空港で飛行機が3時間近く遅延し、
なんとかタスカルーサについたのが、現地の深夜3時過ぎ。
実に片道24時間余りかけての到着。
このメンバーらしく、珍道中の気配が出てきました。
しかし、翌朝Lisaさんに連れられてアラバマ大を訪ねると、予想以上の熱烈歓迎。
矢継ぎ早にいろんな方をご紹介いただき、珍道中どころの騒ぎではありません。
アラバマ大フットボールの要人は、タスカルーサだけでなく、全米屈指の有名人ばかり。
フットボール関係者の誰もがうらやむ時間を過ごしています。すいません。。。
でも、本当に皆さん偉ぶらず、親切心の固まりです。ありがたい。
少し、アラバマ大フットボールの話をしますと、
計13回のNational Champion獲得は全米最多(2009シーズンにも全米チャンピオン)。
数々の名将、あまたのNFLプレーヤーを輩出している、名門中の名門。
カレッジフットボール史上最高のヘッドコーチとして名高い
Paul "Bear" Bryantはもはや伝説。
現ヘッドコーチの、Nick Sabanも2つの大学を全米チャンピオンに導いた
誰もが知る名将です。
(ちなみにNick Sabanいくところ、常に3人以上の警察官が護衛してます。)
そんなアラバマ大ですから、学べることは山ほどあります。
必ず、オービックシーガルズの2011シーズンに役立つものを持って帰ります。
今こそアクション、です。
ところで、Athletic Director(体育局長)のMal Mooreさん
(この人もPaul Bryantの右腕としてコーチを務めた方)にお誘いいただき、
アラバマ大対マイアミ大のバスケットボールの試合を観戦しました。
平日20時からのゲームでしたが、続々と観客が詰めかけ、アリーナは大熱狂。
我々も大興奮して、大声をあげてしまいました(試合は76-64でアラバマ大勝利)。
試合後、観客の顔を見ると、皆が頬を上気させて満足そのもの。
日本のことを考えるとやや塞ぎがちだった自分の気分も、グッとあげてもらいました。
やっぱり、スポーツには人を元気にするチカラがある。それを確信しました。
今朝からは、アラバマ大が主催するコーチングクリニックに参加します。
これまた、大規模かつ豪華なのですが、その話はまた後日。
追:こちらでも、日本の震災について必ず話題に出ます。
Nick Saban HCも真っ先にその話題に触れました。
そして、皆が日本のために祈ってくれています。
偶然エレベーターで出会った老紳士でさえも・・・…。
世界中のPray for Japanは本当です。心強いですね。
▲アラバマ大体育局でLisaさんと
▲ドラフト発表のために用意された部屋!
▲体育局長Mal Mooreさんと。今の体育局の建物は彼の名前が冠されています
▲10万2,000人収容のスタジアム。Q:「いつもどのくらい観客入るんですか?」A:「満員以外見たことない!」
▲もっとも有名なヘッドコーチの一人Nick Saban HCと。
左から鈴木コーチ、 Nick Saban HC、私、玉ノ井コーチ
▲地元新聞に取り上げられました。見出しが面映い……。