大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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2010年07月

2010年07月29日

鴎道場in北海道

先週末、北海道の地で「鴎道場」を行ってきました。
とにかく、素晴らしい熱気でした。

1日目をミーティング、2日目を実技に当てたのですが、
前日ミーティングで各ポジション練習の目的や注意点をレクチャーしていたことで、
実技での吸収・成長が非常に早かったと思います。
クリニックで変化を感じてもらうという意味では、なかなか良いやり方ですね。
今後のクリニックでも応用できそうです。

システムに関してのレクチャーは、私と新生OCが担当したのですが、
もう少しディスカッションできれば、もっと面白かったかな?と感じています。
ただ、会場には今シーズンのライバル同士が集結していますので、
手の内をさらしてのディスカッションが難しいというのも事実です。
この辺り、解決策を考えてさらに工夫していきたいところです。
(そうしないと、自分が行く理由がなくなってしまう・・・、この時期の北海道、最高です。)

今回最も感動したのは、集客や参加費集めを始めとし、
運営の多くを参加者である学生が主導で行ったということです。
そもそも、クリニックの開催も協会主導ではなく、現場からの声で動き出したと聞いています。

その現場の心意気を、北海道でフットボールに携わっている方たちが、
何とかカタチにするようサポートなさっている。
そこには、誰がどこに所属しているかなんていう垣根は一切なし。
想いのある人間が、自然に行動されている。
何とも気持ちの良い空間が存在していました。

何かを成したい人間が、自主的に行動し、周囲を巻き込んでいく。
言うは易し、行うは難し。
北海道の皆さんには、頭が下がります。

翻って、我々はどうなのか。
もっと、Xリーグのチーム同士でできることは?
学生のチームや学生協会とともに取り組めることは?
慣例にとらわれず、今後も行動していこうと思います。
 
北海道の皆さん、多くの気づきを本当にありがとうございました。
また、会えることを楽しみにしています。
皆さんが、「こんな凄いチームにクリニックしてもらった」と
自慢できるよう、 精進して結果出します。

2010年07月20日

Season in the sun

2週間ばかりのオフを経て、再度チームでの練習が始まりました。
 それにしても、暑い。フィジカル・メンタル鍛えるには良い感じになってます
(選手のゲンナリした顔が浮かびますが)。
 
早速、「Super Circuit」と名付けた新メニューをデビューさせ、
文字通り追い込んだ週末を過ごしました。
どんなことをやったか、興味引かれるところだと思いますが、秘密です。
 
あ、でもそれほど理不尽に辛くは無いですよ。
オービックシーガルズ入団を目指す皆さん、安心してください。
 
また、今週末は「鴎道場」開催しました。
関東圏の大学生を中心に、ポジションの基本をレクチャーするクリニックですが、
選手が中心となってメニューを考え、レクチャー方法を段取りし、実施するというもの。
原則コーチ陣はノータッチです。 
 
そこに参加が見学者合わせてなんと439名!
東北・北陸・関西からも駆けつけてくれた学生もいました。
我々のクリニックにそこまで価値を感じてもらえること、本当にありがたいです。
 
参加者皆さんの期待が大きいだけに、身の引き締まる思いでしたが、
選手がしっかりエネルギー出し切ってくれたので、
なかなか良いクリニックになったのではないかと思っています。
 
選手たちも、レクチャーすることで自身のファンダメンタルを再確認できましたし、
何よりも一所懸命な参加者と触れることで、パワーをもらいました。
我々の方が得るものが大きかったのではないでしょうか。
参加者の皆さんには心から感謝です。
 
そしてそして、「鴎道場」の後、
 同じ千葉を拠点としているよしみで何かと協同させていただいている
ジェフユナイテッド市原・千葉さんよりチーム皆をご招待いただき、
コンサドーレ札幌を本拠地に迎えての公式戦を観戦しました。
 
フクダ電子アリーナ、揺れてました。
15,000人くらい入っていたと思いますが、ほぼ満席に見えました。
そして7割の人が黄色!
3割くらいの人が常にジャンプで縦ノリ!
パワフルでした。
 
盛り上がってるー!これなら日曜の夕方潰してきても満足できるんだろうな。
引き比べてXリーグはどうなんだろう。
こんな風に観客の皆の顔を上気させられてるか?
色んなことを考えさせられました。
選手の意識にもきっと火をつけたと思います。
 
何にせよ、刺激の多い、盛りだくさんの夏シーズンスタートとなりました。
オービックシーガルズ、うっとしいほど熱くいけそうです。

2010年07月02日

Pearl Bowl

残念ながら、13-15で敗退。春シーズン目標のパールボウル制覇は成りませんでした。
 
応援していただいた皆さん、申し訳ありません。熱い声援ありがとうございました。
特に、東京ドームにお運びいただいた皆さん、
波動のようなエネルギーを送っていただいたこと、本当に感謝いたします。
 
これからチームは、秋のシーズンに向けてさらなる進化を誓ってチームを創っていきます。
こんなところでヘタっている暇というか、余裕はありません。
 
チームが掲げてきた、選手主役・ワクワクするフットボール、揺るぎません。
これこそが、勝ちきる道だと信じてきましたし、今もそうです。
 
応援いただいている皆さんと勝利を分かち合えず、忸怩たる思いは拭えませんが、
留まって成さざれば、成るはずも無し。
さっそく、オービックシーガルズはあがきはじめます。
 
何とぞ我々を信じて、引き続き応援よろしくお願いいたします。
春シーズンを通して、心からの応援ありがとうございました。