大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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2010年08月

2010年08月20日

Summer Season Challenge

残暑といいますか、まだまだ猛暑が続きますね。
我がオービックの選手でもぐったりしてしまいそうな陽気ですが、
そんなことをものともしない、元気な集団と出会ってきました。

昨日(8/19)、ジェフユナイテッド市原・千葉さん(以下JEFさん)と共に、
サッカー&フラッグフットボール教室を実施したんです。
小学生160人余りのパワーにさらされ、勝手にエネルギーの出るひとときでした。

参加者は皆、普段サッカーをしている子供達。
お目当ては、Jリーガーに会ったり、JEFさんのコーチやユースの選手に
サッカーを教えてもらうことです。
ですから、最初のサッカー教室からエンジン全開。
これじゃあ、フラッグフットボールの時間には皆ヘロヘロなんだろうなと思ってましたが、
なんのその。小学生の体力は侮れません。

学年別で、フラッグとり対決・パスキャッチ・ゲームなどを一時間ほど実施。
その間、小学生は走りまくりの跳ねまくりの叫びまくり。
無尽蔵の体力です。
当日は、我々コーチ・選手に加えて
7人のジュニアシーガルズのメンバーも駆けつけて手伝ってくれました。
フラッグフットボールなら彼らの方が詳しい!ホントに感謝です。
おかげで、最後には参加した皆が「楽しかった!」と言ってくれました。

Jリーガーの大人気同様、我がオービックシーガルズの選手の人気もなかなか。
筋肉好きは古庄選手へ、目線が同じ(物理的な高さ)で安心感重視なら渡辺選手・須賀選手へ、
怖いながらも好奇心の強い子はKJに群がってましたかね。

そしてイベントのあと、JEFさんスタッフ・コーチ皆さんとお話する貴重な機会がありました。
特に江尻監督とのお話は強く印象に残りました。

江尻監督は練習スケジュールやメニューを事前に知らせることをしないそうです。
急に休日を入れたり、Jリーグでは異例の2時間半練習をしたり。
ゲームで起こることは予想できない、だから予想できる環境下でサッカーはしない。
その中で、対応力を身につけさせたいとおっしゃっていました。

この夏、オービックシーガルズが取り組んできたこともまさにそれだったんです。
初めてのスーパーサーキットトレーニング、
異例の勝浦トレーニングキャンプ、
メニュー内容・開始時間がバラバラの習志野キャンプ。
今まで、我々がチームとしてもっていたパターンを崩しに崩して、
自分達で設定してしまいがちな相場感、限界値をぶち壊してしまうべくやってきました。

どんな状況下でも、自身のやるべきことを認識し、それをやり遂げるチカラ。
確固たるファンダメンタルをモノにする。
これが我々のSummer Season Challengeです。

日中は、小学生のエネルギーに触発され、
夜には、江尻監督の考えに多いに共感しつつ、競争心をくすぐられた、
まさにワクワクした一日でした。

参加してくれた小学生の皆さん、お子さんをお連れくださった保護者の皆さん、
協力してくださったJEFの皆さん、駆けつけてくれたジュニアシーガルズのみんな、
本当にありがとうございました。
9/7(火)開幕戦 @千葉マリンスタジアム、応援待ってますよ!