大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

« 2011年10月 | メイン | 2011年12月 »

2011年11月

2011年11月21日

To Final Stage

Final Stage進出を決める大切なゲーム。
20-13で勝利することができました。応援ありがとうございました。

 

それにしても、残り24秒で逆転という、薄氷の勝利。
ハラハラさせ過ぎで申し訳ない限りです。

 

少なからずリスクを背負いつつも、果敢に仕掛けてゲームの主導権を獲りにくる。
最も警戒していた展開に持ち込まれてしまいました。
我々自身の準備の甘さ、心の隙をしっかりと突かれた感じです。

 

もちろん、相手チームの遂行力も素晴らしかった。
大舞台になればなるほど、思い切ったことをやろうとしてもやりきれないのが普通ですから。

 

ゲームの展開はさることながら、それとは関係なく、選手はよく集中し続けたと思います。

 

選手には常に言っています。
ゲームの最中に、勝っているとか負けているとかいうことは、単なるプロセス上の話。
結局は、試合終了の時にどちらが多く得点を持っているかだけが、価値を持つ。
とすれば、プロセスで起こっていることに左右されるのは意味がない、と。

 

昨日のゲームでは、そのことを皆が実践してくれていたように思います。


もちろん、直さなければならない粗さも多く抱えていますが、
1プレーだけに集中することが最も大事だと浸透してきているのであれば、
まだまだ伸びることができると実感しています。

 

大阪でのゲーム、色々な顔が見られて嬉しかったです。
普段参戦に来て下さる方、大阪での参戦を待ちに待って下さっていた方、
大阪在住のOB・OGの皆さん、などなど。

 

大阪まで足を運べなかった皆さんからも、様々な形でメッセージをいただきました
(中には試合会場へ電報でまで・・・)。
ありがとうございました。

 

夕べは、懐かしいOB・OGと痛飲させていただきました。
思い返せば、20年近く付き合わせてもらっている人達ばかり。
切れない絆の心地よさを感じさせてもらった夜でした。

 

ということで、まだ大阪に居ます・・・。

 

2011年11月16日

Game in Osaka

昨日、サッカーの試合を見ていました。
日本ー北朝鮮。

 

どこまで実力を測れるのかは、良くわかりませんが、
FIFAランキングでは、日本17位、北朝鮮124位。
普通に考えれば、かなりの実力差があると考えていいでしょう。

 

結果はご存知の通り、0-1。残念ながら日本の敗北。
試合結果もさることながら、終始ゲームが北朝鮮の支配下にあったことが驚きでした。

 

試合の解説者曰く、「ホームのチームは120%の力を出せてしまうことがある」
なるほど、そのくらい、慣れた環境や大きな声援は力になるのでしょう。
それに加えて、日本チームは、心理的な圧迫を受けて、
力を出すことができなかったな、とも感じました。

 

週末、我々はアウェーで戦います。
我々が自身が勝手につくりあげた、当たり前を壊して臨もうと、再度決心しました。


試合を取り巻く環境は、いつもと違うことがあるでしょう。何が起こるかもわかりません。

ただ、フィールドでおこなわれるのは、フットボールのゲームであり、
我々がやるべきことは、準備してきたプレーを、1つ1つ丁寧に積み上げていくことだけ。
そのことだけに集中して、心理的な圧迫なんぞ何も感じないゲームをお見せしたいと思っています。

 

そして、今回アウェーと言いながら、
大阪での参戦を楽しみにして下さっている、多くの方々がいることを忘れてはいません。

 

サッカー日本代表を取り囲んだのは、5万人の北朝鮮サポーター。

 

一方、我々は、いつでも、どこでも、アウェーであることを感じない、
多くの熱い参戦をいただいてきました。

 

そのことを思えば、果たして我々の試合が、アウェーと言えるのか?
と思ってしまいます。
なんだか、アウェーといっているのが、陳腐に思えてきました。

 

今週末の試合会場は、大阪・長居陸上競技場。
我々と共に戦ってくださる皆さんと、
オービックシーガルズらしい、オービックシーガルズならではの試合をします。

 

2011年11月07日

Heat up

2nd Stage第1戦、49-0で勝利しました。
応援ありがとうございました。

 

時折雨が降りしきる中、横浜まで参戦にきてくださった方、
本当にありがとうございました。
風邪など召しませんよう、重々ご留意下さい。

 

気がつけば、フィールドに半袖ポロシャツでは、やや肌寒い感じ。
11月に突入し、フットボールシーズンも佳境に入ってきました。

 

ライスボウルまで勝ち進めるとして、最大10試合。
その内の6試合が既に終了しました。
60%を消化してしまった・・・あっという間ですね。

 

だからこそ、1試合、1試合を最高の舞台にすべく、大切に戦わなければならない。
「なんとなく」なゲームは、もったいない、もったいなさ過ぎる!というものです。

 

今日のゲームでも、全プレー、最大パワーが発揮されていたかといえば、まだまだ。
もっとできる。
限界点見えないところが、オービックシーガルズの面白いところですから。

 

さて、ということで、これからの試合を、今まで以上に大切にし、
更に更に絞りあげて、まだ見ないところまで突き抜けたい。

 

となれば、こっちも肌寒いなんていってられない。

どんなに薄着でも、寒さ感じないだけのアドレナリン放出して、やっていきます。

 

次戦は、大阪での遠征試合。
相手チームは、手ぐすね引いて待ってますね。
こっちも、乗り込むからには最高の準備して臨みます。


熱く燃えたぎるゲームにしますので、是非参戦して下さい。

 

次戦もアドレナリン出しまくるので、ジャケット不要! 

(良識ある方はマネしないで下さい)