大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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2008年05月

2008年05月25日

フラッグフットボール教室@桃山小学校

熱海市、桃山小学校からフラッグフットボール教室のお招きを受けました。


早朝6:00に眠い目をこすりながら大村コーチ、庄子選手、渡辺選手、古庄選手、

吉村選手、林選手、山崎選手、岡野トレーナー及び大橋計9人が東京駅に集合。

東名高速ー小田原厚木道路を利用して一路熱海に向かいます。
両コーチが運転しているにも関わらず、選手達は車内で勝手に睡眠を取り、

フラッグ教室に 備えておりました・・・。

 

桃山小学校は熱海駅のほど近く、海を一望する高台にあります。
車が小学校の敷地にかかるやいなや、教頭先生が走ってお迎えくださりました。
頭が下がります。

 

そして、久しぶりに舘先生と再会。
この先生は、以前我々が伊東で実施したフラッグ教室で出会って以来のおつきあいです。
ずっと、フラッグを授業に取り入れてくれている素晴らしい先生であり、同志でもあります。

 

グラウンドでは、5・6年生の全員が我々を「GO! GO! SEAGULLS!!」のかけ声で出迎えてくれました。
こうなると先ほどまでレム状態にあった選手達も完全覚醒。
子供達と激しく走り回っていました。

 

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▲子供たちの前で挨拶をする大橋ヘッドコーチ(事務局掲載)

 

簡単なルール説明の後、6チームに分かれてチーム練習、10分間のゲームを5ゲームやりました。
子供達と一緒に作戦を考え、一緒にプレーして、本当に楽しかったです。
何よりも皆が心よりフラッグを楽しんでくれたことが嬉しく、すごく気持ちのよい一日でした。
子供達にもらったエネルギーを無駄にすること無く、チームに還元していきます。

 

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▲プレーの説明する大橋ヘッドコーチ(右)と#35山崎選手(事務局掲載)

 

今回の機会を下さった、舘先生はじめ桃山小学校の先生方、PTAの皆様、
喜んで参加してくれた5・6年生のみんな、休み時間に遊んでくれた下級生達、
本当にありがとうございました。
また、行かせてください!

 

2008年05月06日

2008緒戦を終えて

いつも応援ありがとうございます。

 

また、5/6連休最後の日にわざわざ川崎までお越しいただいた皆さん、

本当にありがとうございました。

まさしく五月晴れと表現するにふさわしい晴天にも恵まれ、緒戦としては最高の舞台。

おかげさまで34-0で勝利を飾ることができました。

 

ただ、試合内容は素晴らしい天気とは裏腹にスカッとしない内容。

特に5つのファンブルで3つのボールロスト、被インターセプト1つと

TURN OVER BATTLE(ボールの奪い合い)は散々な結果。

ディフェンスが2つファンブルを奪ったものの、

これだけボールを相手に渡してしまったことは致命的なミスです。


そもそもフットボールは、ボールを敵陣まで持ち込むことを目的とした戦い。

当たり前ですが、ボールを持っているチームだけが得点できるのです。

ですから相手チームにボールを渡すなどというのはもってのほか。

フィールドの中で何よりも大切なのはボールです。

 

今回の戦い方を振り返ると、我々オービックシーガルズはボールへの執着が

足りないといわざるを得ません。

今回のゲームではできることを「徹底的にやる」がテーマでした。

その中で最も大切なことを強く意識できなかったこと、

それが身に染み込んでいなかったことは猛省しなければなりません。

次戦のアサヒビールシルバースター戦までにその意識を大きく変えて臨みます。

 

一方、ゲームの中で嬉しいこともいくつかありました。

松田・江川・阿南といった若手レシーバーの台頭、DBルーキーの尾野・三宅や

DLコンバートしたばかりの加藤(良)の活躍などが見られたことです。

もちろん、昨年より試合に出ている中心選手達も要所で存在感を出していました。


まだまだ甘いところが目につきますが2月のシーズンインより3ヵ月、

チームは確実に変化してきています。

根拠の無い余裕を捨てて、一番大切な本質を身に染み込ませながら、

さらにピッチを上げて変化していきます。