大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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2012年09月

2012年09月26日

Home Game@QVC

12シーズンの2ndゲームは、千葉幕張のQVCマリンフィールドで戦いました。

 

今回も公式戦千葉開催に向けて、様々な方々にご協力いただきました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
また、千葉でのゲームを快諾してくださった、
東京ガスクリエーターズの皆さんにも、感謝しております。

 

我々のホームゲームもこれで4年目になります。
回数を経るごとに、ゲームを盛り上げるために協力してくださる方々が増え、
フットボールを中心として、一日を楽しめる空間ができてきました。
本当に、素晴らしいことだと思っています。

 

ワクワクする催しが増えるに伴って、
来場してくださるファンの皆さんも増えてきました。
フットボールゲームはもちろんのこと、
それ以外にも面白いことを見つけていただけたなら幸いです。

 

日本のフットボールにおいては、基本的にホームーアウェイの概念はありません。
単純に試合を観戦していただくのであれば、それでも良いのかもしれません。
ただし、観戦+αを体感し、機会があれば是非また来ようと思っていただくには、
それぞれの本拠地ならではの、趣向を凝らした空間と時間を、
つくりださなければならないと思っています。

 

今後も大きなチャレンジとして、ホームゲームの開催を続けていこうと思っています。
「こんなことをして欲しい」ということがあれば、是非お声をお寄せ下さい。
皆さんと共に、創りあげていきたい、そんな風に考えています。

 

さて、オービックシーガルズの3rdゲームも、目の前。
HC談話でもお話ししましたが、
今シーズン、もっとも劇的な変化を遂げつつあるチームが相手です。

 

大きな変化がハッキリと目に見えるチームは、間違いなく成長過程にあります。
つまり、チームが面白く活性化している、ということです。
こういうチームは、力を発揮します。

 

我々としては、しっかり相手の戦い方を分析し、準備するものの、
「こんな風になるだろう」ということを過度に思い込まないことが大事です。

どんな戦い方をされても、どんな状況になっても、
ただただ愚直に1プレーを仕上げ、やりきることに集中すること。
これにつきます。

 

全く計算の立たない、真剣勝負。
本当にワクワクしています。

 

2012年09月04日

12 Season In!

2012シーズンが開幕しました。


8/30X-Leagueのオープニングゲームに始まって、
昨日9/3に全てのチームが第一戦を終えました。

 

自分達のゲームを挟んで、
いくつのかの対戦を実際に見る機会がありましたが、
どのチームも確実に進化しています。

 

たったひとつのチームだけが手にすることのできる、
日本一の称号を獲得するために、
全チームが研鑽を重ねてきたからこそだと思います。

 

我々も、他チームと同じ位置からのスタート。
何らアドバンテージがある訳ではありません。
挑戦者の気持ちで、ではなく、
文字通り、挑戦者。

 

他チームの進化を目の当たりにしながら、
我々自身の成長・変化を問うている日々です。

 

進化は、変化を伴わなければ成し得ません。
そして、変化には新しい取り組みが不可欠。
新しい取り組みは、古い取り組みを捨てることから始まります。

 

今シーズンの我々が、何をどのくらい捨てられているのか。
過去のちょっとした成功体験にしがみつかずに、
こだわる必要の無いものにこだわりすぎていないか。
これが大きなポイントと思っています。

 

初戦は、おかげさまで勝利を飾ることができました。
正直、まだまだ粗い部分はあります。
その辺りの修正は、今後に向けて必ずやっていくべきことです。

 

ただ、それ以上に、昨シーズンとは違う「何か」があったかのかどうか。
それが一番の関心事です。 

もちろん、新加入の選手は活躍してくれました。
大きな変化をもたらしてくれています。

 

それに加えて、昨季もプレーした選手達が、
速くなっていたり、強くなっていたり、上手くなっていたり、していたか。


そこには思い切りこだわって、
足りなければ今からでも更なる変化を引き起こしていきます。

 

今シーズンも最後まで参戦よろしくお願いします。