大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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2010年11月

2010年11月24日

Make It Happen

15分×4クォーターのゲームですと、

総プレー数が150プレーに達することもあります。


そのプレー数を戦い抜く体力・精神力が不可欠になってくる訳ですが、
ゲームを決定づけてしまうのは、その内の数プレー、
時にはたった1プレーだったりするので、ペース配分などできません。
全プレー、全力です。

 

先日のゲームでは、ゲームを決定づけるような1プレーが随所に見られました。
#83清水のキャッチ&ランでのTD、

#21杉原・#7木下の相手を振り切る独走TD、

#14藤本のインターセプトなどなど。

 

#16三宅が相手FGをブロックし、ボールを拾い上げリターンしながらボールをトス、
トスを受けた#14藤本が独走TDを決めたプレーや、
ゴール前でDL#92紀平がインターセプトリターンTDを決めたプレーは

そうそう見られない、超ビッグプレー。素晴らしい1プレーでした。

 

一方、相手チームも#3サンプル選手のキックオフリターンTD、

#8崔選手の見事なコントロールキックなど、
ビッグプレーを繰り出してきました。

 

それらのプレーは、150プレーのなかの1プレーではなく、1/1のプレー。
1プレーに全身全霊をつぎ込んだからこそ、

何かを起こしてやろうをいう強い気持ちがあってこそのプレーです。

 

ゲームをつくっているのは、1プレー。
1プレーをつくっているのは、一人一人のプレーヤー、スタッフ、

そして応援してくれる皆さん。

 

1プレーは重い。1プレーで全てを変えられる。
だから、常に、何かを起こせる、何かを起こしてみせる、

という思いを込めてプレーしていきます。


待ちや受けの姿勢ではなく、獲りにいく。
そんなゲームを、ファイナルステージでやり抜きます。やり抜きましょう。

 

Make It Happen!

 

2010年11月08日

Away

神戸・王子スタジアムでのStage2/Game#1。
Xリーグでは数少ない、アウェーのゲームでした。

 

オービックシーガルズのHPに、寄稿してくれているコーチTKのブログで、
なかなかに過酷な本場のアウェイ現状がセキララに語られています。
Xリーグでは、公共のフィールドで戦うというこもあり、
かなりの公平感の中で戦わせてもらっていますが、いつもと勝手が違うことは否めません。

 

いつもとは違う練習場での調整、宿泊先での試合準備、馴染みのないフィールドなどなど。
知らず知らずの内に出来上がってしまっているルーティンから脱却して、
集中できるようにアジャストしていくのは、意外に難しいものです。

ですから、ついつい最善のコンディションを求めてワガママを言ってしまいます・・・。
そんなワガママをがっちり受け止めて、

奔走・協力してくれる方達には本当に感謝、です。

 

最高のステイ先をいつも先回りして押さえに走ってくれる、旅行代理店の間瀬さん、
千葉ー神戸の長距離をモノともせず、機材を搬送、セットしてくれるルートワンの皆さん、
大人数を受け入れてくださり、必勝祈念の寄せ書きまでくださったマイステイズインの方々、
練習グラウンドを貸してくださった、追手門学院大学さん、関西大学さん、
今回も、いろいろなところで、いろいろな人々にお世話になりました。

ありがとうございました。

 

そして、試合会場では大勢のファンの皆さんが、スタンドを埋めてくださいました。
闘い慣れない神戸の地でも、

オービックシーガルズのファンがスタンドから熱気を送ってくれるー
どれだけ心強かったことか。
関西のファンの皆さん、関東から駆けつけてくださった皆さん、

ありがとうございました。

 

いずれにしましても、本当にオービックシーガルズは、
たくさんの様々な方々の想いに支えられていると実感したアウェーのゲームでした。

そう思うと、アウェーも悪くない。
もっと増えても良いかなと、無責任に考えたりしています

(勘弁してくれの声が諸方面からきこえてきそうですが)。

 

次は、Stage2/Game#2。IBMビッグブルーとの対戦です。
試合を重ねるごとにどんどん強くなっている、勢いのあるチームです。強敵です。

 

ただ、ホームでもアウェーでも、我々がやることは一つ。
1プレー全力完結。これしかありません。
関東の港町、横浜でもエンジンフル回転で戦い抜きます。
是非、パワー注入に来てください。