大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

« 2011年07月 | メイン | 2011年10月 »

2011年09月

2011年09月28日

The Chiba Derby

第3戦、24-3で勝利することができました。
応援ありがとうございました。

 

前半を3-3で折り返し、
ファンの皆さんをまたまたハラハラさせてしまいました。

 

多くの時間を相手チームに使われてしまったことで、
オフェンスのチャンスは、3シーリーズのみ。
フットボールには、時間をどう使うかという要素も大きい。
それを実感させてもらったゲームでした。

 

限られたチャンスをどうスコアに結びつけていくか、
スコアのチャンスを増やすためにどうやってボールを奪うのか。
次戦から取り組んでいくべき課題がまた見えました。

 

さて、次戦はいよいよ千葉ダービー。
千葉・習志野市を拠点とする我々オービックシーガルズと、
同じく千葉・八千代市で活動するIBMビッグブルーが、
ロッテマリーンズの本拠地である、QVCマリンフィールドで戦います。

 

一昨年より、本拠地である千葉で公式戦を行っていますが、
今回、念願のデイゲームが実現しました。

 

なぜ、デイゲームを熱望していたかと言いますと、
一日を家族みんなで楽しんでいただける、
フットボールデーをやってみたかったからです。

 

フットボールの試合はもちろん、
ただそれだけでなく、様々なイベントで遊んでいただく一日。
スポーツに触れてもらって、面白かったなーと言ってもらえる休日。
そんな日を創ってみたかったんです。

 

今回の実現にあたって、様々な方々のお世話になっています。
ちょっと書ききれないくらいの人が、

このプロジェクトに賛同し、動いてくださっています。
本当に感謝、感謝です。

 

フィールド内では、

試合観戦やフィールド体験、
(我々の試合の前には中学生の試合、

ジュニアシーガルズvs.世田谷ブルーサンダースがあります。

フラッグフットボールでなく、リアルなフットボールです。)


フィールド外でも、

チアが出演するダンスイベント、和太鼓演奏、スポーツ体験など盛りだくさん。

 

さらに、オープニングセレモニーには、

あの習志野高校吹奏楽部によるマーチングバンドがやってきてくれます!

 

ぜひぜひ、10/9(日)はQVCマリンフィールドへ。
秋の休日を思いっきり楽しんでください。

 

当然のことながら、

フィールドでは、最高にワクワクするゲームをお見せします。

 

2011年09月19日

vs.Unisys

2011シーズン第2戦も勝利することができました。
応援いただき、ありがとうございました。

 

初戦で散見した、粗い部分も多少改善が見られたゲームだったと思います。
また、いろいろな選手が活躍し、その個性を発揮したゲームでもありました。

 

まだまだ未熟な部分も多く、修正すべき点が目につくことは否めませんが、
補修にばかり気をとられること無く、伸ばせるものはできる限り伸ばしていく。
そのことで、多くの個性が活躍してくれるものと考えています。

 

今回特に爆発したのが、QBの木下善仁選手でしょう。
オービックシーガルズに今までいなかったタイプのQB。
3回のキャリーで102ydsを叩き出し、2TDを獲得。
これからも楽しみです。

 

川崎球場は、観客の皆さんとの距離感が特に近いので、楽しいフィールドです。
東京ドームも良いのですが、ちょっとサイドラインとスタンドが離れてますね。
ましてや、陸上トラックがあるようなフィールドは、隔てられている感が強いです。

 

その点、川崎球場はお互いに熱を感じられる距離ですね。
屋根も無く、観客の皆さんには暑かったり、雨にぬれたりいろいろあると思いますが、
近いからこそ感じられる面白さを楽しみにきてください。

 

次戦も、様々な個性が弾けてくれるはずです。
是非早起きして、川崎球場で参戦してください。

 

2011年09月08日

vs.Rise

3つのターンオーバーを奪われながらも、
薄氷の勝利。
勝てて良かったとしか言いようがありません。

 

フットボールは、多く得点を獲ったチームが勝利するゲーム。
得点は、ボールを持っているチームしか獲得できません。


そんな中、みすみすボールを相手に渡すことは致命的。
それをしっかり正すこと無く、ゲームに臨んだ我々コーチ陣の責任が最も重いです。

 

次戦に向けては、戦術・戦略的な準備もそうですが、
しっかりボールを確保して前進する、相手からボールを奪う、という
基本中の基本を叩き込んでいきたいと考えています。

 

それにしても、ノジマ相模原ライズに移籍した、
QBマサト(木下)とRBジョン(杉原)は活躍してました。
2人の良さが十分出ていたゲームでした。

 

心中複雑なものがありますが、
オービックシーガルズの卒業生が、他チームであっても、
日本フットボールを盛り上げる中核になっているのは喜ばしいものです。


Finalまで、2人との顔合わせはありませんから、心よりエールを送ります。
マサト・ジョン、これからウチとの試合以上に活躍しろ!

 

今回のゲームを経て、どう成長できるのか。
まだまだ、登っている最中です。

 

2011年09月05日

9.7 Opening Game

いよいよ、2011レギュラーシーズン初戦。
皆さん同様、私自身も心躍る思いです。

 

この夏、オービックシーガルズはあの手、この手でチームを鍛えてきました。
その最たるものは、「トレーニング・ミステリーツアー」。

 

復旧したばかりの素晴らしいグラウンドを横目に見ながら、
(被災したグラウンドも、以前よりも素晴らしく改修されました。
ご助力いただいたオービックさんに感謝、です。)
突然現れた路線バスに乗り込まされ、いずこへともなく出発。

 

行き先は全く告げられないので、車内には緊張が走ります。
緊張に耐えられない選手は、「次おります」のボタンを連打。
もちろん、路線バスは貸切なので目的地まで降りられません・・・。

 

到着した先は、選手にとってお馴染みのクロスカントリーコース。
予想もしない走り込みをたっぷり堪能してその日は帰路につきました。

 

その翌日も、クラブハウス入り口には路線バスの姿。
今度は朝から稲毛のビーチに連れて行かれます。
朝一番、砂まみれになった後、グラウンドに戻ってフットボールをやりました。

 

そんなことも、全てはシーズンを勝ちきるため、初戦を勝利で飾るため、です。
我々は、シーズンを戦いきれる地力を培うとともに、
初戦にピークを持ってくるよう準備をしてきました。

 

対戦相手は、ノジマ相模原ライズ。
チーム廃部という困難に屈することなく、新チームを立ち上げ、
最短距離をX1まで上ってきた、最も勢いのあるチームです。

 

前チームが廃部する時、
「このような実力のあるチームは残すべき」
「新チームとなっても、X1スタートで良いのではないか?それだけの力がある」
とエールを送ってきたチームでもあります。


関係者にも、
「必ずまたトップ争いをしよう」
と言ってきました。

 

いざ、対戦するとなると厄介な相手だなと感じざるを得ませんが、
嬉しい気持ちもあります。


彼らは、必ず今シーズンの台風の目になります。
そんなチームに、しっかり勝利する。
我々の大きなチャレンジです。

 

シーズンを迎えるにあたり、三原大先輩のメッセージを皮切りに、

OBの方達のメッセージも寄せられています。ありがたい。

 

聞けば、第一黄金期の大黒柱、河本晃のレシービング記録を、シミケンが抜きそうだとか。
ずっとずっと続いているものがこのチームにはあります。
脈々と続く、このチームに思いをかけてくれる人々に何としても応えたい。

 

また、 まさに「今」声をからしてチームを鼓舞してくださる皆さんからも、

大きな大きな思いを受けとらせていただいてます。

その思いを何としてもともにカタチにしたい。 

 

オービックシーガルズは、初戦からあがいて、あがき続けて、全てを出し尽くします。

 

参戦の準備はいいですか?

9.7 19:00キックオフです。