大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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9.7 Opening Game

2011年09月05日

いよいよ、2011レギュラーシーズン初戦。
皆さん同様、私自身も心躍る思いです。

 

この夏、オービックシーガルズはあの手、この手でチームを鍛えてきました。
その最たるものは、「トレーニング・ミステリーツアー」。

 

復旧したばかりの素晴らしいグラウンドを横目に見ながら、
(被災したグラウンドも、以前よりも素晴らしく改修されました。
ご助力いただいたオービックさんに感謝、です。)
突然現れた路線バスに乗り込まされ、いずこへともなく出発。

 

行き先は全く告げられないので、車内には緊張が走ります。
緊張に耐えられない選手は、「次おります」のボタンを連打。
もちろん、路線バスは貸切なので目的地まで降りられません・・・。

 

到着した先は、選手にとってお馴染みのクロスカントリーコース。
予想もしない走り込みをたっぷり堪能してその日は帰路につきました。

 

その翌日も、クラブハウス入り口には路線バスの姿。
今度は朝から稲毛のビーチに連れて行かれます。
朝一番、砂まみれになった後、グラウンドに戻ってフットボールをやりました。

 

そんなことも、全てはシーズンを勝ちきるため、初戦を勝利で飾るため、です。
我々は、シーズンを戦いきれる地力を培うとともに、
初戦にピークを持ってくるよう準備をしてきました。

 

対戦相手は、ノジマ相模原ライズ。
チーム廃部という困難に屈することなく、新チームを立ち上げ、
最短距離をX1まで上ってきた、最も勢いのあるチームです。

 

前チームが廃部する時、
「このような実力のあるチームは残すべき」
「新チームとなっても、X1スタートで良いのではないか?それだけの力がある」
とエールを送ってきたチームでもあります。


関係者にも、
「必ずまたトップ争いをしよう」
と言ってきました。

 

いざ、対戦するとなると厄介な相手だなと感じざるを得ませんが、
嬉しい気持ちもあります。


彼らは、必ず今シーズンの台風の目になります。
そんなチームに、しっかり勝利する。
我々の大きなチャレンジです。

 

シーズンを迎えるにあたり、三原大先輩のメッセージを皮切りに、

OBの方達のメッセージも寄せられています。ありがたい。

 

聞けば、第一黄金期の大黒柱、河本晃のレシービング記録を、シミケンが抜きそうだとか。
ずっとずっと続いているものがこのチームにはあります。
脈々と続く、このチームに思いをかけてくれる人々に何としても応えたい。

 

また、 まさに「今」声をからしてチームを鼓舞してくださる皆さんからも、

大きな大きな思いを受けとらせていただいてます。

その思いを何としてもともにカタチにしたい。 

 

オービックシーガルズは、初戦からあがいて、あがき続けて、全てを出し尽くします。

 

参戦の準備はいいですか?

9.7 19:00キックオフです。