大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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2012年01月

2012年01月04日

Back to Back

皆さんのおかげで、ライスボウルで勝利することができました。
これで、オービックシーガルズは2連覇ということになります。
応援・参戦ありがとうございました。

 

思えば、3.11の震災から始まった今シーズン。
フットボールに明け暮れることの罪悪感のようなものとの戦いもありました。
そんな中、

我々のプレーに期待をし、心待ちにしている、多くのメッセージをいただきました。

 

我々が「勝つ」ことを目指す理由のひとつが、これなんだということに気づいたとき、
色々な葛藤が消えました。


「勝つ」ことでしか、応えられない、感じてもらえないことがある。

 

今シーズン、ここまで愚直に勝つことへのこだわりを持てたのは、
やはり、皆さんのおかげなんです。

 

ご覧になった通り、関西学院さんは本当に強いチームでした。
受け身にならず、どんどん仕掛けてくる。
その仕掛けをしっかり成立させる遂行力の高さは、真似できないものです。
苦しめられました。

 

そんな、試合を逆転で制すことができたのも、
何が何でも「勝つ」という意志がぶれなかったからだと思っています。
皆さんと勝ったといっても、過言ではないのです。

 

試合後、多くの皆さんから「おめでとう」の言葉をいただきました。
でも、皆で共に戦ったのですから、それは皆で分かち合うものです。
最高!やったね!万歳!ーーー皆で分かち合いましょう。

 

Back to BackからThree-Peatへ。
オービックシーガルズのチャレンジはまだまだ続きます。

 

皆さんには、これからも、オービックシーガルズで在り続けていただけるよう、
お願いいたします。
今シーズンは、本当にありがとうございました。

また、戦いましょう。 

 

2012年01月01日

"2012"

2012年を迎えました。


まさに、激動の2011年ではありましたが、それでも時は過ぎていきます。

 

様々な思いや葛藤を抱えたまま、年越しをされた方々も多かったと思います。
今なお、被災のまっただ中におられる皆さんには、
ただただ、ご自愛くださいと願うばかりです。

 

そんな中、我々は頂点を目指すプロセスにいます。
フットボールを戦う者として、最高の時間を過ごさせていただいています。
様々なご支援に対して、心から感謝を噛みしめる日々です。

 

そんな、我々ができること。

 

人間は、瞬間瞬間、これほどまで本気になれる!
ということを、お見せする、感じてもらう、です。

 

感動で元気を皆さんにお届けするなどと、おこがましいことは言えません。

 

ただ、我々の本気を感じていただくことが、
皆さん自身が持っている、エネルギーを思い出すキッカケにはなるのでは?
と考えています。

 

フットボールは、究極の非日常です。
少しの時間、その非日常にどっぷり浸かっていただき、
自分のエネルギーを再確認してください。

 

もちろん、そのエネルギーを応援に費やして、参戦してもらったら、
これに勝る喜びはありません。

 

決戦は1月3日、東京ドーム。
その決戦が終わるその時まで、我々は本気で戦い続けます。
まだまだジタバタします。

 

JXBの時よりも、さらに進化したオービックシーガルズをお楽しみに。