大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

« Heat up | メイン | To Final Stage »

Game in Osaka

2011年11月16日

昨日、サッカーの試合を見ていました。
日本ー北朝鮮。

 

どこまで実力を測れるのかは、良くわかりませんが、
FIFAランキングでは、日本17位、北朝鮮124位。
普通に考えれば、かなりの実力差があると考えていいでしょう。

 

結果はご存知の通り、0-1。残念ながら日本の敗北。
試合結果もさることながら、終始ゲームが北朝鮮の支配下にあったことが驚きでした。

 

試合の解説者曰く、「ホームのチームは120%の力を出せてしまうことがある」
なるほど、そのくらい、慣れた環境や大きな声援は力になるのでしょう。
それに加えて、日本チームは、心理的な圧迫を受けて、
力を出すことができなかったな、とも感じました。

 

週末、我々はアウェーで戦います。
我々が自身が勝手につくりあげた、当たり前を壊して臨もうと、再度決心しました。


試合を取り巻く環境は、いつもと違うことがあるでしょう。何が起こるかもわかりません。

ただ、フィールドでおこなわれるのは、フットボールのゲームであり、
我々がやるべきことは、準備してきたプレーを、1つ1つ丁寧に積み上げていくことだけ。
そのことだけに集中して、心理的な圧迫なんぞ何も感じないゲームをお見せしたいと思っています。

 

そして、今回アウェーと言いながら、
大阪での参戦を楽しみにして下さっている、多くの方々がいることを忘れてはいません。

 

サッカー日本代表を取り囲んだのは、5万人の北朝鮮サポーター。

 

一方、我々は、いつでも、どこでも、アウェーであることを感じない、
多くの熱い参戦をいただいてきました。

 

そのことを思えば、果たして我々の試合が、アウェーと言えるのか?
と思ってしまいます。
なんだか、アウェーといっているのが、陳腐に思えてきました。

 

今週末の試合会場は、大阪・長居陸上競技場。
我々と共に戦ってくださる皆さんと、
オービックシーガルズらしい、オービックシーガルズならではの試合をします。