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vs.APDFL Blazers in US.
2014年08月15日
オービックシーガルズ初となるアメリカ遠征は、残念ながら、12-16で敗戦。
アメリカンチームを退けることはできませんでした。
残念と書きましたが、本当に心残りな試合をしてしまいました。
ひとつには、チームが持つ力を出し切ったとは言い難い試合だったこと。
試合の初盤を有利に展開できたことで、そこからは様子を見て、
相手にあわせるようなフットボールをしてしまった。
開き直って、もっと思い切り良くプレーさせていれば、
選手の能力を披露しきれたと感じています。
もうひとつは、私自身が国際試合で同じような敗戦を繰り返してしまっていること。
特にデイフェンスの話になるのですが、
広いスペースで能力の高い選手がボールを持った時に、
なかなかタックルで仕留めきれない。
タックルミスが重なってビッグゲインを許してしまい、
結果守りきれないという経験を、日本代表でも、U-19でもしてきました。
それらを克服するための取り組みをどのくらいできていたのか。
今日の結果を見る限り、できていないと認めざるをえません。
自分自身の至らなさを痛感するばかりですが、
大きなふたつの心残りいずれもを、取り返すべく、
今回のゲームを実になる糧にして、チームをジャンプアップさせていきます。
そして、叶うならば、再度アメリカンチームと戦いたいと思っています。
それにしても、貴重な体験をさせていただきました。
チーム内の切磋琢磨はもとより、他チームとの戦いでも遭遇しないフットボールを、
海外遠征という特殊な環境下で体験できました。
習志野・タスカルーサ両市の献身的なご尽力が無ければ実現しなかったこの試合です。
心から両市関係者の皆様に感謝いたします。
特に、現地ではSister cityメンバーの皆さんに並々ならぬお世話になり、
いくら御礼を申し上げても足りないくらいです。
多くの人々の思いが結実した、稀な体験をさせていた以上、
これを活かさずしてどうする!
開幕までに、必ずレベルアップし、皆さんを驚かせてみせます。
(写真:毎日新聞・小座野容斉)