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“U-19 in Kuwait" vs.USA
2014年07月13日
U-19日本代表は、2つの試合を終えました。
初戦のドイツ戦は48-20で勝利、2戦目メキシコ戦は24-24のドローとなりました。
メキシコ戦のドローは、ラスト49秒で追いつかれるという、悔しい結果。
私自身、かつてフル代表の国際試合でも、4Qになるとタックルが甘くなり、
逆転を許してしまうという展開を経験してきただけに、
終盤の苦しい時間帯を守りきるためのサポートができなかったこと、
本当に忸怩たる思いです。
ただ、まだ敗戦はありません。
選手達の必死のプレーが、負け無しでアメリカに挑む舞台をつくりあげました。
彼らは、体格的には1.5倍ほどもある相手に対して、互角以上の勝負してのけたのです。
このことは、コンタクトスポーツにおいて、非常に希有なことであり、
賞賛に値することです。
その勇敢さは、まさしく誇らしいものであり、
必ずこれからの戦いにつながっていくものと、確信します。
それにしても、選手達の変化の速度は、凄まじいものがあります。
国内で強化練習をしていた時とは、
まるで違うチームになったといっても過言ではありません。
未知の環境・対戦相手に出会い、今までの常識という殻を突き破ったことで、
成長は加速しているように思います。
若いがゆえの、柔軟性を目の当たりにしていると、こちらが学ぶことが多いです。
どこまで、どんな風に変わっていくのか、楽しみでなりません。
さて、いよいよ明日はアメリカ戦。
U-19の代表選手達は、これからの選手達ばかりですので、
近い将来、メジャーカレッジや果てはNFLで活躍するような選手も存在しています。
ある意味、この世代だけが、本当のアメリカチームと言えるのかも知れません。
そんなチームと雌雄を決する戦いができるのですから、痺れますね。
ワクワクします。
日々、進化するチームが、アメリカチームとどんな戦いをするのか、
皆さんも楽しみにしてください。