大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

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To Rice Bowl

2011年12月21日

Xリーグ最高の大舞台、Japan X Bowlを24-17で制しました。
2011 X League Championです!
応援、参戦、本当にありがとうございました。

 

ゲームは、社会人チームの頂点を決めるに相応しい、
死力を尽くしたものになりました。


特に前半は、劣勢のまま膠着し、緊迫した時間が続きましたが、
ゲームを通じて、選手はよく集中していたと思います。

 

決戦の過程で起こっていることには左右されずにプレーしよう、
目の前の1プレーを愚直に仕上げて、積み重ねていこう、
という約束を、皆がやりきった結果です。

 

「勝つ」と決めて勝負に挑む意味はそこにあります。
行き先を決めて、その行き方も練ってきた以上、
行き先が変わるかもしれないという不安に苛まれることはない。

 

優勢に驕ることなく、劣勢に焦ることなく、
やりきろうと決めてきたことを、ただやりきるだけ。

そんな状態に限りなく近いところに、JXBではいられたように感じます。


だからこそ、あのゲームでは、選手達が誇らしく、讃えたいと思いました。

 

ところで、JXB当日は、参戦者で埋め尽くされたスタンドが本当に心強かったです。

 

皆さんが、最高のエネルギーを我々に送ってくださいました。
その後押し、支えがあってこそ、「勝つ」決心が鈍らなかったと確信しています。

 

皆さんも、確実に参戦していました。
ありがとうございました。そして、おめでとうございます。

 

3.11直後のシーズンインから、いろいろなことがありました。
だからこそ、この勝利には意味があるし、格別なものです。

 

ただ、振り返るのはまだ早いですね。

幸せなことに、まだあとひとつ、決戦の舞台が待っています。

 

第65回日本選手権・ライスボウル。
関西学院大学ファイターズとの頂上決戦。
ワクワクも最高潮です。

 

1/3に今シーズン最高のオービックシーガルズをお見せします。
是非、東京ドームで参戦ください。