大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

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2011 W-Cup #5

2011年07月16日

メキシコとの戦い、17-14で勝利することができました。
応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
これで、日本代表の2011シニアワールドカップ全試合終了です。

 

3位という結果は、決して本意ではありません。
しかし、これが今の現実。
かろうじて、ヨーロッパや南米のチームを退けることができても、
本場アメリカやそれに近い北米のカナダを凌ぐには、まだ足りない。
その、足りない部分を埋めていくべく、アクションしていことが大事です。

 

今回、カナダと試合してみて、07大会アメリカ戦の時に感じたような、
真っ向勝負では、戦えないのでは?という印象はだいぶ払拭されました。
07大会から今日までの間で、OL/DLのラインはずいぶん進化したと思います。

 

一方、我々が退けたヨーロッパのチームの進化速度は凄くはやいと感じますし、
メキシコのチームも負けじと進化してきているように実感しました。

 

メキシコとは過去、99年大会決勝・03大会決勝の2回戦った訳ですが、
そのいずれも、メキシコチームが自滅していったと言っても過言でありません。
雑なボールハンドリングでターンオーバーを引き起こしたり、
不要なラフプレーで反則を繰り返したり。

 

でも、今回のメキシコは全く違うチームのようでした。
非常に手堅く組織化されて、ゲームの最後まで集中力を持続させることのできる、
いわゆるオーガナイズされたチームに変身していました。

 

ゲームの運び方も、大きく変化。

確実にゲインを狙い欲張ってターンオーバーを引き起こさない、
深く守ってビッグゲインを許さない、
かつてのイケイケながら雑なゲーム運びは完全に身を潜め、
何が何でも勝つという意志で統一されたものでした。

 

だからこその、集中力勝負になった訳ですが、
試合終了のフィールドゴールブロックまで、
日本の選手も集中し続け、何とか彼らにまさったと言うところです。
(ちなみにフィールドゴールブロックをしたのはお馴染みの紀平選手です)

 

今大会での日本代表の試合はもうありませんが、
今後のフットボール界を考えると、足を止める訳にはいきません。
お話しした通り、まだまだ足りない状態である上に、
着実に追いかけてきているものある。


どうあっても「次」を考えていくべきです。

その「次」に関して、全力でサポートしていく覚悟はしています。


ただ、今は試合が終わってまだ7時間余り。
ちょっとだけ休ませてもらうことにします。

 

この2011 W-Cupシリーズもこれで終了。
番外編でオフのことを書くかもしれませんが・・・。
改めて、応援ありがとうございました。感謝します。