大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

« ご無沙汰しました。すいません。 | メイン | Home Game »

Notre Dame Japan Bowl

2009年08月28日

Notre Dame Legendsと戦ってはや1ヵ月。
本来なら記憶が薄れていく頃ですが、僕の中にはまだまだ強い印象が残っています。
ひと言でいうと「地力のケタが違う」。

 

あの試合単体で見ると、彼らのコンディション、特にQBの状態が悪かったこともあり、
Defenseとしてもっとできたのではないかという思いがあります。
もちろん自分自身のコーチングやプラン、コールについても振り返って不満が残ります。
ただ、印象強く残ったのはそういうことではありません。
彼らに見せつけられたパワーや独特の間合い、ゲームが進むにつれて的確になってくる
アタックの感覚、彼らに染み付いた地力の凄さです。

 

僕が国際試合に関わらせていただいて10年。
その間、日本のフットボールは身体の大きさや力の強さに対抗できるスピード、クィックネス、

緻密さ、何よりも勇気を持っていることを証明してきました。
そうして競技レベルも向上して来たと思います。
今回のNDJBは、ここで留まることなく、もう一段、二段、ステップを上がらなければならない

ということを突きつけられた絶好の機会と思っています。

 

本場アメリカとの距離を縮めることは並大抵ではありません。
でも、こうしてアメリカと戦う機会を得始めた以上、これを遠い道のりとして目をつぶって

やりすごすわけにいかない。
少なくとも川崎ワールドカップやNDJBに関わったフットボール関係者はそう感じているはずです。
今後は代表として活動する機会を試合ごとではなく継続化して、何をどのようにしたら
その距離が縮まるのかに取り組むことが必要と考えます。
そしてその取り組みはフットボール界全体のものでなければならないとも。

自チームの地力をあげていくことはもちろん、フットボール界全体にさらなる
競技力向上を働きかけていきたいと感じた試合でした。