大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

« 13 Season in! | メイン | 2013 Slogan »

Spring Season Challenge

2013年05月19日

早くも春シーズン2試合を戦いました。いつも応援ありがとうございます。


チームの仕上がり状況に関わらず、ゲームデイはやってきます。
我々は、そのスケジュール下で、いつでも最高のプレーをしなければなりません。

 

スケジュールの厳しさに関わらず、いつでも、どこでもしっかりと戦えるチーム、
そんなチームを目指して、この5月は週を空けずに3連戦を戦い抜くこととしました。
まさに、挑戦の5月です。

 

第1戦は、雨中の戦いとなりました。
こんな、悪環境も我々の真価を磨く、得難い機会です。
案の定、まだまだ粗さのあるところも露呈し、精度という面で課題を残した試合になりましたが、
新規加入選手を含めた、新しい戦力を存分に試せたことは、収穫です。
昨年とは違うヒーローの出現も予感させてもらいました。

 

第2戦は、渡欧しての海外遠征です。
未知の相手と未知の環境で競い、戦う。
自らの基礎・基盤がどのくらいしっかりしているのかを問われることはもちろん、
アクシデントへの対応力も求められます。
これもまた、我々の地力を向上させる、大きなチャンス。どう活かすかは我々次第。

 

試合自体は、34-3で勝利を収めることができました。
異国の地で、大男を相手に真っ向勝負したことが、大きな糧となるでしょう。
多くの日本人の方にも応援いただき、盛り上がったゲームになりました。

 

今回の試合実現に不可欠であった、GFL関係者の皆さんのご助力と、
我々を受け入れてくれた、デュッセルドルフ・パンサーの皆さんのご尽力に心から感謝します。

 

ところで、今回の遠征では、試合の前日に、貴重な経験をさせていただきました。
デュッセルドルフにある日本人学校が、我々の訪問を受け入れてくれたのです。
当日は、肌寒い曇天でしたが、全校生徒(小1~中3まで500人以上!)が、
元気よく迎え入れてくれ、試合に向けてパワーをもらいました。
本当にありがとうございました!

 

中学生とは、1時限分、共にフラッグフットボールを楽しみましたが、
多数、アスリートも見受けられました。
サッカー人気の国ドイツではありますが、

何人かはフットボールに興味を持ってくれると嬉しいですね。

 

そういえば、試合前日の練習場の一角では、
小学生に満たない選手・14歳以下の選手・19歳以下の選手、
3つのカテゴリーのフットボール選手が激しく練習をしていました。
ああいうクラブに、日本人の子供達が積極的に参加していくと、面白いです。

また、あんなクラブに我々もなっていきたいとも感じました。

 

ただ、彼らが対戦相手、パンサーのジュニアチームということで、
何となく視線を気にしながらの練習にはなってしまいましたが・・・。

 

さて、次戦は、5/25(土)に強豪富士通フロンティアーズとの戦いです。
短い準備期間ではありますが、この2戦での成長を、しっかりと目に見える形にして、
我々らしい戦いをお見せします。