大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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Spring Season Review

2012年07月03日

激しかった2012春シーズンが終了しました。
皆さん、応援・参戦本当にありがとうございました。

 

ドイツ遠征を含む3連戦を経て迎えた、パールボウル準決勝。
剛健に仕上がっていた鹿島さんとの試合を、47-31で勝利することができました。

 

実はこの時、3連戦での疲労や傷みがそこここに見えており、
選手のコンディションを心配していたのですが、
平日を含め、それぞれがしっかり自己管理してくれたおかげで、
集中して走りきる試合ができました。
この時に得た収穫が、非常に大きかったと思います。

 

パールボウル決勝では、富士通さんと対戦。


昨年、社会人チャンピオンを争った相手でもあり、
今秋のリーグ戦でも戦うことが決まっている強豪。
2012シーズンインから意識してきた相手でもありました。

 

結果は、31-10でオービックシーガルズ勝利。
ただし、点差ほど力の差があったとは思いません。

フットボールの一要素である、陣取り合戦ではやったり、やられたりで互角。

 

勝敗の明暗を分けたのが何かと言えば、

ひとつは、ターンオーバーの獲りあいを+2で勝てたこと。


我々のオフェンスは、ボールを渡しませんでしたし、
ディフェンスはファンブルフォースとインターセプトで2つのボールを獲りました。
相手のオフェンス機会を2回奪えたことは、我々を優位に導きました。

 

もうひとつは、当たり前の話ですが、点取り合戦に勝てたこと。


一気に得点まで持っていけるチャンスを、モノにできた遂行力、
相手のビックプレーを得点までには結びつけなかった集中力が、
勝利を引き寄せました。

 

いずれにしても、
ドイツ遠征モナークス戦も含めた5試合を勝ちきり、パールボウル優勝を果たすという、
2012春シーズンの目標を達成できたことは、大変良かったです。


こうして、ひとつひとつのプロセスで発生する、成し遂げたいことを、
しっかりやりきって成長し、日本一という高みにまで登り詰めたいと考えています。

 

そう、いったんの結果は出ましたが、未だ過程の中。
この夏シーズンでさらにさらに一人ひとりが成長し、チームを進化させていきます。

 

 

ところで・・・
今、19歳以下の日本のフットボーラーが、アメリカでU-19世界選手権を戦っています。

U-19世界選手権大会2012日本代表公式サイト

6/30(土)に開幕したのですが、初戦でフランスチームを27-6で撃破!
準決勝にコマを進めました。


次戦は7/4(水)、昨年日本代表が苦杯をなめさせられたカナダとの試合です。
ぜひ、勝利して決勝に進出してほしいと思っています。
若きフットボーラーたちをぜひ応援してください。
私も、YouTubeで参戦します!

U-19 World Championships Live(YouTubeチャンネル)