大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

ヘッドコーチ交代のご報告(GM並河) シニアアドバイザー就任のご挨拶(SA大橋)

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Execution

2010年06月17日

パールボウルトーナメント、セミファイナルに勝利しました。
いよいよファイナルです。
川崎球場で熱気あふれる応援をいただいた皆さん、
HPなど通じて念を送っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
 
さて、つい昨晩サッカーのワールドカップ、スペインvs.スイスを観ておりました。
仕事をしながらの観戦でしたので、初盤の細かい部分はあまり観れてないのですが、
試合展開が面白かったので最後は完全に見入ってしまいました。
 
スペインはFIFAランキング2位の強豪で、欧州予選でも負け知らずの優勝候補。
一方のスイスは堅守で知られるもののFIFA24位のチーム。
多くのサッカーファンがスペインの華麗なゴールショーを期待していました。
ところが、結果は1-0でスイスが勝利。大波乱の試合となりました。
 
僕自身は滅多に観られないアップセットになりそうだから、
試合にのめり込んだ訳ではありません。
スイスチームの徹底したプレーぶりに感心したからです。
彼らは、とにかく自ペナルティーエリアにボールを入れない、
はね返すということを愚直なまでに繰り返していました。
その集中力と持続力の凄さたるや・・・。
24本ものシュートを防ぎ切った彼らのプレーには、
派手さはないものの凄みがありました。
 
フットボールでは、“Execution”という言葉がよく使われます。
直訳すると遂行力ということになるのでしょうか。
とにかく、決められたことをやりきる力が最も大切だということです。
 
これは、決められたアサイメント(役割)を決められた通りに実行することが
大事だということのみを示しているのではありません。
やりきることの大事さを示唆している言葉と思っています。
 
やるべきことを決める、そして徹底してやりきる。
まさしくスイスチームはExecuteしていました。
ですから、勝利できたのです。
 
7/1東京ドーム。
我々はどんな状況下でも戦い抜きます。
やりきります。
スイスチームのように。
 
皆さんのオービックシーガルズ。
その Executionを是非ご覧にきて下さい。