大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

 

 

※2015シーズンをもってヘッドコーチを退任し、シニアアドバイザー(SA)に就任しました。

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相模原ライズ

2009年09月18日

おかげさまでオービックシーガルズは第2戦も勝利で飾ることができました。
応援してくださった皆さんに心よりお礼申し上げます。
特に天候不安定な中、川崎球場まで足を運んでくださったファンの皆様、
本当にありがとうございました。

 

さて、今回は他のチームのお話を少し。


我々の第2戦目とほぼ同日に、相模原ライズが開幕戦を戦いました。
皆さんご存知だとは思いますが、昨年までオンワードオークスとして活動していたメンバーが、

チーム名を変えて活動しているチームです。
参加しているメンバーが一人ひとりが、ライズというチームをどう存在させていくのかを
一生懸命考えている素晴らしいチームだと思います。

 

ただ、その姿勢のみならず実力も凄いです。
初戦のスコアは79-0。対戦相手の三井物産シーガルズは春の決勝を戦った相手ですから、

いかに強さが図抜けてるいるかがわかります。
(余談ですが、三井物産シーガルズさんは我々より先輩のチームですので、元祖“シーガルズ”です。)

 

我々も8月に合同練習をさせてもらい、やったりやられたりの攻防をさせてもらいました。
要所要所に良い選手も多く、しっかりオーガナイズされていて、強いなあという印象でした。
やっぱり強いチームとの凌ぎあいは面白いなあとも。

 

チーム運営権の委譲などに問題があり、新チームとしての再出発ということで、

ライズはX3(3部リーグ)で戦っています。
ルールでいえば仕方のない話なのかもしれませんが、

非常にもったいないというのが率直な感想です。
そりゃあ、ライズのような強豪と戦わなければならないとなると、正直悩みが一つ増えます。
でも、見て面白い試合、見て刺激のあるチームが増えるのは、

フットボール界全体からしたら歓迎です。
そういった中で揉まれていくしか競技力の向上はありませんし、
ファンの皆さんに応えられることもそこにしかないと思うのです。

 

ということで、再度、彼らと同じ土俵で戦えることを、ややこしいなと思いつつも、

心待ちにしているのでした。