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2010年04月
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番外編ードイツ遠征その3
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番外編ードイツ遠征その2
2010年04月23日
番外編ードイツ遠征その1
今、GERMAN JAPAN BOWLのコーチとしてドイツ・デュッセルドルフに来ています。
アイスランド噴火の影響で、飛行機が飛ぶのかどうか出発直前までバタバタしましたが、
ユーラシア大陸を横切ってドイツの地に。
とにかく、この試合を成立させようと粘りに粘っていただい関係各位の方々には感謝!です。
国際試合の意味はいろいろとありますが、最も大きいのは、変化のきっかけにすることです。
怒濤の勢いで進化してきた日本のフットボールも、ここしばらく停滞。
そして、次に見据えるものを確定できずにいます。
そんな中、アメリカンフットボール不毛の地と目されていたヨーロッパでは、
このスポーツを取り巻く環境がどんどん変化してきているんです。
競技人口も増え、NFLプレーヤーも輩出、盛り上がっている話をよく聞きます。
我々は、他国とガッツリやり合う中で外的刺激をもらい、次に進まなきゃいけない。
彼らを凌駕して、日本のフットボールをもっと盛り上げなきゃいけないんです。
ということで、国際試合は大事!それをあきらめずに実現してくださった皆様に感謝!です。
さて、今回の遠征。
成田からフランクフルトまで12時間のフライト。
その後バスで2.5時間ほど移動してデュッセルドルフに到着しました。
なかなかの強行軍ですが、私はANAの他チャンネル映画サービスのおかげで
そう長く感じずにいけました。
最初に観たハリウッドSFエイリアンものは???でしたが、邦画はなかなか面白かった。
最近、邦画も元気ですね。
バスは、アウトバーンをぶっ飛ばすのかと思いきや、安全運転でやや拍子抜け。
やることがないので、時差ぼけ防止のため眠らないぞ合戦を、
同行の森さん(鹿島HCで今回の代表HCでもあります)と張り合っていました。
しかし、道中の風景はなかなか美しかった。
緑の丘陵が続く中、時々目に入る町並みは、教会の塔を中心とした
ヨーロッパらしい石造りとおぼしき家々の集落。
自然と解け合った素晴らしい光景です。
未来都市東京に住み慣れると、このような風景は滅多に見ることないですね。
ホテルは、デュッセルドルフの中心街からライン川を渡ったところにある
マリオット系のホテルです。
清潔でゆったりしており、従業員の方も親切ですし言うこと無し。
何よりも食事が美味しいです。
僕は、2003年にフランクフルトで開催されたワールドカップにも
帯同させていただいた経験があります。
その際は、朝昼晩と似たようなコールドミール(暖かいものが出ないんです・・・)を
食べたので、ドイツの食事は「美味しい!」というものではないという印象が強く、
選手達にもそのように話していました。
ドイツの皆さん、すみません。
短い滞在のホンの1宿泊施設での経験しかないくせに、
ドイツの食生活全般について語っていました。
心から反省しています。
2010年04月16日
Slogan-「OUR TIME」
今シーズンのオービックシーガルズのスローガンが決まりました。
2010は「OUR TIME」。俺たちの時間だぜ!ってな感じです。
これには色々な意味を込めました。
ここ数年、スローガンはヘッドコーチである僕と幹部とで相談して決めます。
今年は、#2古庄、#83シミケン、#50松本、#11KJ。
額を寄せ合ってコーチ・選手一体となり、今年目指すチームに相応しい、
魂を込められる言葉を探して議論します。
選手主役でワクワクするチームに相応しいとなると、どんな言葉なのか。
勢いが必要だ、言いやすくないと気持ちを込められない、
キツい場面でこそ響くものでないと……などなど。
そんな中ででてきたのが「OUR TIME」。
皆が主役だし、皆でなければワクワクできない。だからこそ“OUR”。
皆で時間を共有し、その時を自分たちのものにしよう、ということで「OUR TIME」。
しんどいときこそ、「我々」「今の瞬間」「自分たち次第」という気持ちに
立ち返ろうという心意気も込めました。
そしてもう一つ。
この“OUR”には、フィールドにいる人間だけでなく、
オービックシーガルズを応援してくださる皆さんも含まれています。
ですから、皆さんにも叫びやすいフレーズを選びました!
昨シーズン、NFLのSUPER BOWLを制したニューオリンズ・セインツのファンが、
皆で 「WHO DAT!」と叫び応援していました。
これは、Who's that? Who that say they gonna beat them Saints?
(Saintsを倒すと言っているのはどこのどいつだ?)の Who thatを
南部訛りで表現したものなのですが、 そんな風にファン一体となって口にできる
言葉があると良いなあと思っていました。
ぜひぜひ皆さんも、応援くださる時、 フィールドにいる選手と同じように
「OUR TIME」と叫んでください。
皆でゲームを自分たちのものにしていきましょう。