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2011年12月
2011年12月21日
To Rice Bowl
Xリーグ最高の大舞台、Japan X Bowlを24-17で制しました。
2011 X League Championです!
応援、参戦、本当にありがとうございました。
ゲームは、社会人チームの頂点を決めるに相応しい、
死力を尽くしたものになりました。
特に前半は、劣勢のまま膠着し、緊迫した時間が続きましたが、
ゲームを通じて、選手はよく集中していたと思います。
決戦の過程で起こっていることには左右されずにプレーしよう、
目の前の1プレーを愚直に仕上げて、積み重ねていこう、
という約束を、皆がやりきった結果です。
「勝つ」と決めて勝負に挑む意味はそこにあります。
行き先を決めて、その行き方も練ってきた以上、
行き先が変わるかもしれないという不安に苛まれることはない。
優勢に驕ることなく、劣勢に焦ることなく、
やりきろうと決めてきたことを、ただやりきるだけ。
そんな状態に限りなく近いところに、JXBではいられたように感じます。
だからこそ、あのゲームでは、選手達が誇らしく、讃えたいと思いました。
ところで、JXB当日は、参戦者で埋め尽くされたスタンドが本当に心強かったです。
皆さんが、最高のエネルギーを我々に送ってくださいました。
その後押し、支えがあってこそ、「勝つ」決心が鈍らなかったと確信しています。
皆さんも、確実に参戦していました。
ありがとうございました。そして、おめでとうございます。
3.11直後のシーズンインから、いろいろなことがありました。
だからこそ、この勝利には意味があるし、格別なものです。
ただ、振り返るのはまだ早いですね。
幸せなことに、まだあとひとつ、決戦の舞台が待っています。
第65回日本選手権・ライスボウル。
関西学院大学ファイターズとの頂上決戦。
ワクワクも最高潮です。
1/3に今シーズン最高のオービックシーガルズをお見せします。
是非、東京ドームで参戦ください。
2011年12月05日
To Bowl Game
Japan X Bowlへの出場を決めることができました。
応援、本当にありがとうございました。
スコアは45-20。予想外の点差での決着。
私は、戦前からスコアや試合展開を予想するタチではないので、
試合後に予想通りとか、予想外とかいう感想を持つことは、ほとんど無いのですが、
今回ばかりは、予想外という言葉が口をついて出ました。
相手は、
しぶとく集中力がキレない、
接戦でしか決着がついたことの無い、
今シーズンも、隙の少ない試合を展開してきた、
そんなチームだったからです。
ロースコアになるのか、点の取り合いになるのかは判らないけれども、
最後まで、もつれる接戦の試合を覚悟していました。
実際には、早いタイミングでリードをし、
そのまま押し切るような展開になったのですが、
リードをしていても、必ず追いついてくるのでないかという、
緊張感がずっとありました。
その緊張感の持続が、集中力の持続につながり、結果を生み出したと思います。
要所でのターンオーバー獲得、
スコアリングチャンスをきっちりTDに結びつけるなど、
集中力が高ければこそのプレーを続けられたことが、
予想外の点差を生んだのではないかと考えます。
また、試合前のコミュニケーションが醸成した、
肚のくくりも大きかったと思います。
メールで、練習場で、飛び交っていたのは「勝つ」という言葉。
「勝ちたい」でなかったことが、ポイントです。
「勝ちたい」は、誰もが抱く願望で、
ともすると淡く消えていってしまう不安定なもの。
一方、「勝つ」と言いきるには、決断と意志を必要とします。
意志には、行動が伴いますから、
「勝つ」と決めた以上、それぞれが「勝つため」に行動することになります。
副将の塚田選手を筆頭に、「勝つ」意志をチームに浸透させた、
選手達の行動が、勝利を摑み獲る土台を造り上げました。
塚田、いいね!
さて、次戦。
いよいよ、ボウルゲームです。
「勝つ」意志をさらにさらに強固なものにするよう、足掻きまくっていきます。
今年のスローガン、"WILL"そのままに。