« 2008年07月 | メイン | 2008年09月 »
2008年08月
2008年08月31日
Season in 直前
8/29(金)、東京ドームホテルにて開幕に向けてのプレスカンファレンスが行われました。
Xリーグ・ディビジョン・に所属する東日本のチームが一同に会し、
プレスの方々にチームのPRをするものです。
久しぶりに顔を合わす他チームのヘッドコーチ、選手達でしたが、
一様に充実した表情を しているように見えました。
それぞれがチームの出来上がりに手応えを感じているのでしょう。
シーズンに向けての抱負も皆力強いものでした。
オービックシーガルズはヘッドコーチの私と副将の木村が話す機会をいただきました。
2人のメッセージは共通で、「開幕戦に全てを出し切る、その準備を最後までやる」ということでした。
かつて、ここまで明確にシーズンインの戦い方を断言したことはありません。
これは我々の意思表示です。
今回のような機会を得る度に、トップリーグチームとしての責任をひしひしと感じます。
我々はフットボールの競技レベル向上に寄与できているのか、
フットボールをプレーしたい・観たいという人たちを増やすことができてるのか、
何よりもフットボールに触れた皆さんの心を震わすことができてるのか。
そんな存在意義を自問自答しつつ、今シーズンは有言実行。
開幕戦への皆さんの期待をできる限り沸騰させていただき、
その期待に応えてあまりあるだけの試合をします。
ちなみに、今回の「一万人プロジェクト」には記者の皆さんも興味を示してくれました。
感謝です。
2008年08月13日
08 Summer camp
8/9から8/12までの4日間、完全にフットボール漬けとなるSummer Campを実施しました。
熱波にもまれるというようなことも無く、思ったよりも天候に恵まれたCampとなりました
(選手はそんなことない、暑かった!というと思いますが)。
今年のCampで感じたのは、Campをなんとか乗り切ろうといった雰囲気が無かった
ということです。
もちろん、チーム全体としてこのCampを良いものにしよう、という意気込みはありました。
ただ、このCampを仕上げることは目的ではなく、ステップを上がるための手段だと
皆が認識していたように思います。
一回一回の練習でベストパフォーマンスを発揮できるよう、それぞれが自主的に身体を
メンテナンスし、システムやスキームの再確認をし、必要な会話をし、しっかりした準備を
してフィールドに臨むということを繰り返すことができていました。
練習の合間に身体を休めることに終始してしまい、Camp中の一回の練習を何分の一
というようにとらえることもありませんでした。
そんな準備に基づいた練習ですから、それなりの「闘気」を感じられる場面が多かった。
これはなかなか言葉で表すのは難しいですが。目に映るグラウンドの光景は同じでも、
その時の空気がはらんでいるエネルギーというか、匂いというか、そういったものが
まるで異なっていることはよくあります。
ついさっきまであった「闘気」が一瞬で四散して弛緩しきった空気になることも。
今回はそれぞれの準備に裏付けされた自信が多少なりともあったので、
「闘気」多く見えたかなと思います。そして改めて、準備の大切さを感じています。
ゲームの場面で溢れんばかりの「闘気」を発することができるよう、必死に準備していきます。
▲合宿の午後練習、ストレッチ中の選手たちと(事務局掲載)