2008年05月31日
速報◆パールボウル準決勝、富士通に24-29で惜敗
◆前半◆
冷たい小雨が降る中、富士通のキックオフで試合開始。
リターナーに入った#83清水がいきなり90ヤードのビッグリターンでゴール前
2ヤードまでボールを運ぶ。
ここからRB#20古谷拓也の3回連続ランプレー。相手のディフェンスに粘られながらも
最後はディフェンダーを飛び越えてTD(タッチダウン)!
トライフォーポイントのキックも決まって 7-0 とオービックシーガルズが先制する。
続く、富士通の攻撃。
#18出原、#19吉田と2人のQBを交互に使い、ショットガンの2バック、1バック、
ノーバック、アンバランス体系と多様な攻撃からジリジリとゴール前30ヤード付近
まで進まれるが、オービックフェィフェンスも踏ん張りを見せTDを阻止。
FG(フィールドゴール)にとどめ、オービック 7-3 富士通 となる。
オービックの先発QBは#15龍村。
パスの得意な龍村だが、相手の好ディフェンスにはばまれて思うようにパスが決まらず、
ファーストダウンを奪えない。
逆に富士通オフェンスはパスが好調。
#19吉田からTE#87大宅やWR#17秋山へのパスやRB#28進士のランプレーで
ゴール前まで進まれる。
LB#2古庄が2連続でナイスタックルを決めるなど粘りを見せたものの、最後はオプション
プレーでQB#19吉田に走られTDを奪われ、7-9と逆転される。
(トライフォーポイントのキックは失敗)
試合早々に#83清水にビッグリターンを許した富士通は、それ以降キックオフで
スクイブキック(ゴロキック)を蹴って清水にリターンさせない作戦に出る。
パントでもサイドラインに蹴りだすなど徹底的に清水のリターンを避けた。
▲リターナーに入っている#83清水
試合が動いたのは第2Q(クォーター)。
負傷したQB#15龍村に代わった#12藤澤がオプションを軸にオフェンスを展開。
ショートパスもリズムよく決まり、これまでパッとしなかったオフェンスに勢いが生まれ、
最後は#20古谷拓也が25ヤード走ってTD!
オービック 14-9 富士通 と再び逆転。
次のオフェンスシリーズでも藤澤が自らのオプションキーププレーや、RB#36白木、
WR#26阿南、#81江川に次々とパスを決めてゴール前20ヤードまで攻め込む。
TDは奪えなかったがK#1金親が35ヤードのFGを決め、17-9とリードを広げた。
▲ラン、パスともに絶好調だったQB#12藤澤
一方、オービックディフェンスはロングゲインはされないものの、相手のショート、ミドルパスを
思うように止められない。耐えて耐えて止めるという粘りのディフェンスが続いたが、
前半終了間際に#80米山に30ヤードのTDパスを取られ、オービック 17-16 富士通 と
1点差まで追い上げられて前半を終了した。
◆後半◆
後半もQB#12藤澤の連続パス成功や、これまで出番の少なかったベテランDB#21玉ノ井が
いきなりインターセプトを決めるなどビッグプレーも多く見られたが、得点には至らない。
▲登場していきなりインターセプトを決めたベテランDB#21玉ノ井
第3Q終盤、またもやQB#12藤澤がオプションでリズムを作りながら、WR#26阿南、
#22古谷晋也、#83清水へおもしろいようにパスを決めてゴール前1ヤードまで進む。
最後はRB#20古谷が飛び込んでTD。
オービック 24-16 富士通 とリードを広げる。
▲ランで3TDと好調のRB#20古谷拓也
第4Qは互いに激しい攻防戦が続く。
オービックディフェンスは相変わらずズルズルとゲインされるが、相手のフォース
ダウンギャンブルのパスをDB#16三宅がカットするなど粘りを見せる。
しかし第4Q中盤、QB#19吉田にオプションのフェイクからフリーになったWR#88
河瀬に35ヤードのロングパスを決められ、オービック 24-22 富士通と追い上げられる。
しかし、同点を狙った2点コンバージョンはQBサックで阻止した。
その後、DB#16三宅が相手のパスをインターセプトしてオフェンスに攻撃権を
渡すが、QB#12藤澤もTDを狙ったパスをエンドゾーンでインターセプトされるなど
思うように追加点をあげられない。
後半残り3分からの富士通の攻撃。
若いオービックDB陣は富士通のショート、ミドルパスが思うように止められず、取られた後に
懸命にタックルするという場面が続き、最後は#88河瀬に25ヤードを走られ、
オービック 24-29 富士通 と逆転されてしまう。
▲相手WRと競り合うDB#14長谷川
試合残り時間2分35秒。
逆転を狙ったオービックの攻撃だったが、なんとスナップミスでボールを富士通をリカバーされ
ターンオーバー。
ディフェンスも富士通にファーストダウンを奪われ、最後はニーダウンされゲームセット。
オービック 24-29 富士通 のままゲームセットとなった。
◇日時 : 5月31日(土)14:00キックオフ
◇試合会場 : 大井第二球技場
◇対戦チーム : 富士通フロンティアーズ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆スコア 1Q 2Q 3Q 4Q 計
┃──────────────────
┃ オービック 7 10 7 0 24
┃ 富士通 9 7 0 13 29
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三宅、萩山両選手、IPDプログラム4次キャンプ召集
NFLが主催するIPDプログラム(本場アメリカへの挑戦プログラム)に挑戦している
DB#16三宅剛司選手、WR#85萩山竜馬選手を含む日本人選手9名が
スペイン・セビリアで行われるIPD第4次(最終)キャンプに召集されました。
選手たちは6月3日(火)にスペインへ向け出発。
今回の4次キャンプはIPS選手(外国人練習生、インターナショナル・プラクティス・スクワッド)の
最終選考となります。
参加者は日本人選手を含め59名で、4日間のキャンプで16名のIPS選手枠を目指します。
(選考結果は7月中旬予定となっています)
※当初予定されていた米国大学チームとの試合は見送ることになりました。
選出された16名は7月末から始まるNFLのトレーニングキャンプ、レギュラーシーズンに
練習生として帯同することができ、2009年度のNFL入りを目指します。
2008年度のレギュラーシーズンには出場できませんが、
プレシーズンの試合には出場可能となっています。
※NFLジャパンにIPDプログラムの詳細が載っています。
◆選手ブログROCKERSに両選手によるIPDプログラム挑戦記を掲載中です!!
萩山選手のIPD挑戦記
三宅選手のIPD挑戦記
2008年05月28日
大人気! 選手マスコット~期間限定ネット販売~
2008年05月27日
潮風日記VOL.13~富士通戦にむけて活躍宣言~
パールボウル準決勝・富士通フロンティアーズ戦に向けた練習はフルブロック
フルタックルの激しいスクリメージが行われました。
通常であれば赤いジャージをつけているQBはフルタックルの練習であっても
特別に保護されるのですが、この日の練習はなんとQBにもフルタックル!
試合と全く同じルールで行われました。
ディフェンス陣はもちろん躊躇なくQBにハードタックルをかまし、QBを守るOLたちも
決死のブロック。気合の入った練習ができました。
ライバルは相手チームだけではありません。
チーム内ではスターターをめぐっての争いも熾烈です。
特に注目してほしいのはQB“ジェネラルズ”。
アサヒビールで鮮烈なデビューを果たした#4木下、エースパサー#15龍村、
ルネサス戦で大活躍した#12藤澤、試合の要所で脚力をいかしたプレーが光る#17村上と
誰が出場するのかはチーム関係者でもわからないほど。要注目です!
▲QB#15龍村 ▲QB#12藤澤
ディフェンスの注目は若手を中心としたDB“エアーキラーズ”。
半数以上が1~2年目選手。
富士通の長身かつ俊足のレシーバーにどれだけ攻めたプレーができるかが鍵となる。
また、これまでほとんど出番のなかった日本代表ベテランCB(コーナーバック)コンビ、
富士通戦はオフェンス、ディフェンスともに空中戦が楽しみです!
▲DB#21玉ノ井 ▲DB#8渡辺
※練習中のジャージは本人の背番号と異なる場合があります
**************************************
オービックシーガルズではなんでも「有言実行」。
若手選手に「富士通戦でこんなプレーします宣言」 を聞きました。
「めちゃくちゃ粘り強いブロックするので見てください!」
「ガーチコンいくんで、見てください!」
「おもいきってハードヒットして、ボッコボコにして勝ちます!」
「ハードヒットしてファンブルさせます!」
「激しいスタートと最後までやりきるプレーを見てください!」
「スピードいかしてQBサックをします!」
「スタート&ビッグヒットを見てください。QBサックもちろん
いきます!キッキングのブロックもガチコンいくんで見てください!」
【パールボウル 準決勝 】----------------------------------------------------------------------------
対戦チーム : 富士通フロンティアーズ
日時 : 5月31日(土) 14:00キックオフ オービックシーガルズ受付:13:00~
会場 : 大井第二球技場
オービックシーガルズは「バックスタンド側」。
観客席は芝生で、座席はございません。
レジャーシートや観戦チェアをご用意いただき、
スニーカー等でお越しくださいますようお願いいたします。
2008年05月25日
「スーパーヴァーム」イベントに参加しました
5/24(土)、東京リゾート&スポーツ専門学校で行われたイベント、
「スーパーヴァーム“本気燃焼”応援プロジェクト スポーツトレーナー育成キャラバン」に
選手たちがゲスト出演しました。
**参加選手**
このイベントは吉永ヘッドトレーナー監修のもと、オービックシーガルズにも実習に来ている
リゾート&スポーツ専門学校の学生たちが主体となって行っているものです。
ゲストでよばれた選手たちはスポーツトレーナーを目指す学生や若者たちの前で
実際にウエイトトレーニングを行ったり、「本気」をテーマとしたトークショーを行ったりしました。
▲学生たちはこのイベントに向けて何ヵ月も前から準備をすすめてきました
▲トレーニング前のストレッチ。
#92紀平選手(左)も#8渡辺選手(右)も、体ちょっと硬くないですか?!(笑)
▲選手たちは「本気」をテーマに熱く語りました。
トレーナーを目指す若者たちにもオービックシーガルズの「本気」が伝わったことでしょう
今後も以下の日程で同イベントが開催されます。
2008/6/22(日) 名古屋リゾート&スポーツ専門学校
2008/7/6(日) 仙台リゾート&スポーツ専門学校
2008/7/26(土) 福岡リゾート&スポーツ専門学校
詳しくは「スーパーヴァーム スポーツトレーナー 育成キャラバン特設ページ」をご覧ください 。
⇒コチラ
熱海市立桃山小学校でフラッグフットボール教室
5/22(木)、熱海市立桃山小学校でフラッグフットボール体験会を行いました。
2002年と2005年に「きてきて先生プロジェクト」という企画でフラッグフットボール体験会を
伊東市の小学校で行ったのですが、その時のつながりで今回の企画が実現しました。
今回は以下の9名が桃山小学校の5年生、6年生と一緒にフラッグフットボールを楽しんできました。
岡野アシスタントトレーナー
▲きてきて先生プロジェクトにも参加した#8渡辺選手はフラッグ体験会の常連。いい笑顔です!
▲まずはお互いに自己紹介をしました
▲最初はパート練習をしました。楕円型のボールをうまくキャッチできたかな?
▲#39林選手と児童たち。何を教えてるのでしょうか??
▲#2古庄選手とプレーの作戦を確認。うまくいったかな?
▲選手とまじって試合をしました。11番を着ているのは大村コーチ。
シーガルズのオフェンスコーディネーターだけあって、児童たちにも何やら指示をしています!
▲「ナイスプレーや!」 喜ぶ大村コーチと児童たち
▲給食(超大盛)もいただきました。#35山崎選手(写真左)と#2古庄選手(写真右)
▲みんなで記念撮影。楽しかったね!!
※大橋ヘッドコーチと#2古庄選手が今回のフラッグフットボール教室の感想をブログコーナーに
書いています。ぜびご覧ください。
大橋ヘッドコーチ ⇒コチラ
古庄選手 ⇒コチラ
これからもオービックシーガルズはアメリカンフットボールの発展のため、
フラッグフットボール体験会やクリニックなどの普及活動を行っていきます。
2008年05月19日
5/31(土)、富士通フロンティアーズ戦のみどころ
パールボウル準決勝は5/31(土)14:00から大井第二球技場で富士通フロンティアーズと対戦する。
●富士通アスリートDB 対 オービックパスユニット“エアーフォース”
アサヒビール戦ではパスを19回投げて15回成功、167ヤード獲得と大爆発したオービック
シーガルズのパスユニット“エアーフォース”(QB+WR)。
富士通ディフェンスは必ずパス対策を講じてくるはずだ。
富士通DBは#21今井、#26植木をはじめ国内でも屈指のアスリートがそろう。
#18松田、#22古谷晋也、#26阿南、#83清水と前節大活躍だったWR“フライヤーズ”が
どれだけ相手DBのカバーをかいくぐってパスを捕るかに注目だ。
また、QBは前節で大活躍だったルーキーの#4木下をはじめ、#15龍村、#17村上、#12藤澤と
パスの得意な選手がそろっている。QBの熾烈なスターター争いを制するのは誰か?!
それは、試合当日のお楽しみだ!
▲#22古谷晋也選手
●富士通マルチプルオフェンス 対 若手オービックディフェンス
富士通オフェンスは多くのフォーメーションを使って多彩に攻撃する“マルチプルオフェンス”。
各ポジションともに人材が豊富で、ラン、パスともに強力だ。
中でも特筆すべきはWR陣。
#80米山、#86清水をはじめ長身で驚異的な俊足を兼ね備えた選手がそろっている。
対するオービックのディフェンスは、前節パスで271ヤードを通されており、課題が残る。
これまで出場機会の少なかった#8渡辺、#21玉ノ井などベテランの出場も考えられるが、
若手選手たちがどれだけ攻めるプレーをできるかが鍵となるだろう。
▲DB#24矢野川選手(2年目)と#37森選手(ルーキー、日本大学出身)
【パールボウル 準決勝 】----------------------------------------------------------------------------
対戦チーム : 富士通フロンティアーズ
日時 : 5月31日(土) 14:00キックオフ オービックシーガルズ受付:13:00~
会場 : 大井第二球技場
オービックシーガルズは「バックスタンド側」。
観客席は芝生で、座席はございません。
レジャーシートや観戦チェアをご用意いただき、
スニーカー等でお越しくださいますようお願いいたします。
2008年05月18日
速報◆パールボウル2回戦、アサヒビールに37-23で勝利!
◆前半◆
オービックシーガルズのキックオフで試合開始。
アサヒビールのリターナー#17中島にハーフウェイライン付近までリターンされる。
アサヒビールのQBは日本代表の#5波木。
波木のQBランや、同じく日本代表のWR#11戸倉にへのパスなどで、
ゴール前20ヤードまで進まれるが、オービックディフェンスも粘ってTDを許さず、
アサヒビールのFGも失敗に終わる。
▲QBにプレッシャーをかけるDL“デストロイヤーズ”
オービックシーガルズの先発QBは立命館大学出身のルーキー#4木下。
QB木下からWR#22古谷晋也へのパスや、木下自らのランで次々とファーストダウンを更新した後、
WR#18松田へのロングパスが決まりタッチダウン。
トライフォーポイントのキックも決まって7-0とオービックが先制した。
▲ルーキーとは思えない落ち着いたプレーを見せたQB#4木下
ところが次のアサヒビールの攻撃。
LB#5中井の2連続タックルやDL#99加藤佑一がQBサックなどディフェンスのビッグプレーが連発するも
勝負所でロングパスやQBランでゲインを許しTDを奪われ、7-7と追いつかれる。
2Qに入り、オービックオフェンスはオプションとパス攻撃からテンポよく前進。
K#1金親がFGを決め、10-7と再びリードを広げた。
しかし、その後もアサヒビールオフェンスも粘りを見せ、FGで10-10と追いつかれる。
次のオービックのキックオフ。
リターナーに入った#22古谷晋也がなんと79ヤードリターンTD!
トライフォーポイントは失敗したが、16-10と再びオービックがリードを広げた。
しかし、アサヒビールは再びロングパスでTDを決め16-16と再び同点に。
トライフォーポイントのキックも成功して16-17と逆転される。
前半終了間際、K#1金親が46ヤードのFGを決め19-17とオービックが再逆転し、前半が終了した。
◆後半◆
後半もQBは#4木下。
相手の強力DLに苦戦し、なかなかランプレーは進まないが、
WR#26阿南、#22古谷晋也、#83清水へのパスでゴール前まで前進。
K#1金親がFGのキックを成功して22-17とリードを広げた。
4Q、オービックとアサヒビールは1本ずつTDをとって29-23と互いに意地を見せる。
この後、RB#20古谷拓也の連続ランプレーでゴール前まで前進。
最後も#20古谷拓也が飛び込んでTD!
2ポイントコンバージョンもオプションプレーのピッチを受けた#20古谷拓也がTDを取り、
37-23でアサヒビールを引き離した。
▲2ポイントコンバージョンのオプションプレーでQB#4木下からピッチを受けるRB#20古谷拓也
ディフェンスもDL#11ケヴィン・ジャクソンのQBサックやDB#16三宅のパスカットで
アサヒビールオフェンスをシャットアウト。
最終スコア37-23でオービックシーガルズが勝利した。
◇日時 : 5月18日(日)14:00キックオフ
◇試合会場 : 川崎球場
◇対戦チーム : アサヒビールシルバースター
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆スコア 1Q 2Q 3Q 4Q 計
┃──────────────────
┃ オービック 7 12 3 15 37
┃アサヒビール 7 10 0 6 23
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次節パールボウル準決勝、5月31日(土)14:00キックオフ、
大井第ニ球技場で富士通フロンティアーズと対戦する。
2008年05月15日
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポート ~完結編~
QB担当の新生コーチとQB#17村上選手が4月4~6日に行われた韓国ソウルでのQBクリニックに
講師として招聘されました。韓国でのクリニックの様子を新生コーチが連載レポート。
今回が最終回です!
※これまでのレポートはこちら↓
VOL.1~出発編~
VOL.2~ 韓国上陸編~
VOL.3~クリニック本番編~
新生コーチの「QBクリニックinソウル」レポートVOL.4 ~完結編~
●アメリカおそるべし?
4/6
8:00
前夜のたらふくの焼き肉と焼酎の飲まされ過ぎを経て迎えた2日目の朝。
「韓国料理はもういらん」モード。とは言え今日のクリニックを乗り切るためには、腹ごしらえは必要、
というわけで、ホテルの前の「ダンキンドーナツ」へ。
アメリカでアリーナフットボールにチャレンジしていた頃、南部のチームにいるときは
「クリスピークリームドーナツ」、北部のチームにいるときは「ダンキンドーナツ」がどこに行っても
必ずありまして、かなりお世話になっていました。
アメリカのファーストフードチェーンはかなりの勢いで韓国マーケットを浸食しているようで、
日本ではあまり見ることのない看板をあちこちで見ることが出来ます。
「韓国に来てアメリカを懐かしむ」という不思議な感じです(笑)。
韓国には日本語を流暢に操る人がたくさんいます。特に年配の人は上手。
また若い人は日本語は出来ないけどアメリカ語(英語)なら話せる、という人が多い。
戦争の勝ち負けがそのまま話せる外国語に反映されているわけですね(笑) 。
日本人としては「韓国人と日本人がアメリカ語でしか会話できない」ということが非常に悔しい感じ(苦笑)。
僕がハングルを勉強したらいいだけのことなのですが…。
ちなみに僕はアメリカでやっていたころのチームメイトに「なんでお前は英語を話せるんだ?」と
聞かれたときには、「お前らが第二次世界大戦で日本に勝ったからやんか」と答えていました(笑) 。
●クリニック2日目
10:00
クリニック2日目のプログラムがスタート。会場は地元の大学のグランドです。
この日は午後から南コーチ率いる社会人チーム・ソウルバイキングスの試合があるため、
12時半までのクリニックとなりました。6月に行うクリニックまでの間、各チームの毎回の
練習メニューに取り入れてもらえるように、まずは1日目にじっくり説明をしながらやった
トレーニングを30分程度にまとめて、ウォーミングアップとしてやっていきました。
1日目よりもコツを掴んでやれている選手が多かったようです。
ちゃんと継続してやってくれるといいのですが・・・。
その後、スローイングのドリル。こちらも1日目にやったことの反復です。
これまでの指導経験から、2日続けて同じことをやると、上達のスピードは格段に上がる、
というのが私の持論なのですが、今回もそういう選手がたくさんいました。
ちなみに昔の私にソックリのスン・ミン選手は2日目になってもちっともうまくなっていませんでした。
相当な不器用さです。こんなところも昔の私にソックリです。
6月には少しはマシになって登場してくれるとうれしいのですが。
▲スローイングの練習を指導。この選手はなかなか手強かった
後半は、実際に試合でパスを投げるときに使う「ドロップバック」というテクニックと、
ドロップバックからパスを投げるまでの練習をしました。
最後は、ドロップバックから2人のレシーバーに正しく投げ分けることができるかどうかを、
卒業検定のような形で一人ずつ順番にやってもらいました。
私と村上選手で「合格」「不合格」を判定し、合格するまでやり直し。
もっともだいぶ甘めの判定基準ですが…(笑) 。
中には一応パスは成功して「合格!」を出しても、自分のイメージ通りのボールではなかったからと、
自ら「もう一丁!」を志願する選手も。そういう自分により高いレベルを求める気持ちは大事ですね。
12:30
あっという間に2時間半の練習が終了。
最後の閉会セレモニーでは、2日間よく頑張った選手に対して、日本から持ってきたシーガルズの
グッズをプレゼント。たいしたものはなかったのですが、すごく喜んでくれました。
▲上達が著しかった選手を表彰し、ガッチリ握手
▲最後は全員で記念撮影!
●韓国でアメフトを発展させるには
15:00
クリニック終了後、お昼に冷麺をいただいて、バイキングスの試合を見学。
初めて韓国チーム同士の試合を見ました。残念ながら選手たちの実力だけでなく、
試合に取り組む姿勢も非常にレベルが低かったですね。
話を聞いたら練習も月に3回くらいしかやれていないそうです。
今年6月に日本のXリーグ2部のチームと試合をするそうで、試合後に戦術面でのアドバイスを
求められましたが、「正直に言って、月に3回の練習では、何をやっても大差ないし、
日本との差は広がることはあっても縮まることはないと思う」と率直な意見を言わせてもらいました。
日本にもプロリーグはありませんので、選手は日本一になっても一円も儲かりません。
平日は仕事をしながら、休日を割いて練習をしたり、平日の夜遅くにトレーニングをしたりしながら
頑張っています。
マイナースポーツとは言え、大きな試合になれば東京ドームのような大きなスタジアムで
何万人というお客さんの前で試合ができたり、多少はメディアも取り上げてくれたりします。
合コンでモテるネタにもなることでしょう(笑) 。
しかし同じアマチュアでも韓国のアメフト選手には、いわゆるヒノキ舞台がありません。
韓国選手権といっても大学の土のグラウンドで数百名のお客さんの前での試合だそうです。
メディアで取り上げられることもほとんどありません。
そんな環境の中で、「韓国一を目指して頑張ろう!」と言って、休日を割いてのハードな練習を
求めてもヤル気にならないということでしょう。
試合を見ながら、「どうしたらみんなもっと頑張ろうと思えるのかな」と考えていました。
試合をしている脇で、クリニックに参加した学生選手が、誰から言われる訳でもなく一生懸命に
ボールを投げる練習をしていました。「コイツらはちゃんと練習したら自分が上達できることを
実感できたから、頑張って練習してるんやんなー」と思いました。
そう考えるとやっぱり今回のようなクリニックは大事ですね。
韓国ではこれから数年間にわたって定期的にQBクリニックを開催していこうと考えているそうです。
微力ながらお手伝いしたいと思いますし、他のポジションでもぜひ行っていくべきですね。
そして選手だけでなくて、コーチも指導力を上げてもらって、
選手が育つ感動を味わってほしいと感じました。
シーガルズには現在は日本人コーチしかいませんが、初めて日本一になる過程では、
ヘッドコーチであったデビッドスタントをはじめとする多くのアメリカ人コーチから、本当に多くのことを
学びました。
昔は練習に対するモチベーションが低い選手の多いチームでしたが、いいコーチングを受ける環境が
できてきて、選手が「面白い!」と感じるようになって、チームが変わっていったと記憶しています。
あとは「ヒノキ舞台」ですが、これは代表チームの試合でしょうか。
去年はW杯に向けて日本人コーチを招聘して代表チームの練習をしていたようですが、
その期間はモチベーションの高い練習になっていたと聞きました。
例えば年に1回、代表チームが日本のチームとの試合を組んで、そこに向けて日本人や
アメリカ人のコーチを招聘して合宿練習を行うような形になれば、「強いチームを作るための練習」
「上達するための練習」のスタンダードが少しずつでも出来上がっていくのかもしれません。
実現に向けてはいろいろ障害もあるでしょうが・・・ 。
●ソウル最後の夜
18:00
かなりたいそう話になってしまいましたが、レポートの続きを…。
試合が終わって、韓国コーチ陣とともに夕食へ。今度は蟹をたらふくいただきました。
その後、銭湯へ。なぜか銭湯にウエイトトレーニングルームがありまして、
村上選手はベンチプレスをしていました(笑) 。
21:00
その後は屋台でトッポギを食べたり、お土産を物色しながら繁華街をぶらつき、さらに白コーチの
おススメの店でチヂミ(韓国風のお好み焼き)やチゲ(辛い鍋)をつまみながらマッコリを飲みました。
最後はカラオケボックスへ。韓国のカラオケはどこへ行っても日本語の歌がいっぱいあるようです。
同い年の白コーチのハイテンションに引っ張られるように深夜まで盛り上がりました。
ホテルに戻り、村上選手はまたもやそのまま撃沈…。着替えることもなく寝てしまったのでありました。
▲南コーチと大皿にいっぱい盛られたカニを頬張る
▲白コーチ。世界をまたにかけて海産物の取引をしています
●帰国
4/7
8:00
村上選手は朝食を食べられる状態ではなく一人で朝食へ。
しかし時間が中途半端でまたもやお粥にありつけず、結局ドーナッツプラントへ。
3日ともアメリカのドーナツチェーンでの朝飯という結果になりました(苦笑)。
今日も南コーチ、白コーチが迎えに来てくれて空港へ。
私が朝食に出ている間に、南コーチが早めにホテルに着いて、
村上選手にシーガルズがどんな風に練習をしているのか、熱心に話を聞いていたそうです。
前日に厳しい意見を正直に言いすぎて気分を害していないか、少し心配していたのですが、
前向きに捉えてくれていて少し安心しました。
11:30
空港となりのマーケットでお土産の食材などを買い、空港でチェックインの手続きを完了。
今回たいへんお世話になった2人のコーチにお礼を言い、再会を誓って別れました。
●最後に
6月のクリニックはソウルで4日間、釜山で2日間行うことになり、釜山のクリニックには
日本からオフェンスラインとディフェンスラインのコーチも招聘することも決まりました。
4月に出会った選手とまた一緒に練習できるのが今から楽しみです。
彼らの憧れや自慢であれるように、シーガルズをもっともっと強いチームにしたいですし、
いい指導ができるように、自分のコーチとしての技量も磨いていきたいと思っています。
また6月のクリニックもレポートさせていただく予定です。
短期集中連載の予定が、遅れ遅れになってしまいましたことをお許しください。
これからもシーガルズの応援をよろしくお願いいたします!
オービックシーガルズQBコーチ
新生剛士
2008年05月14日
市川市でISG「フラッグフットボールクラブ」開始
#47寺田選手が理事を務めるNPO法人フラッグフットボール・マネジメント・ジャパン(以下FMJ)の
協力により、6月(予定)から、市川市ISG(市川スポーツガーデン国府台)にて
ISG「フラッグフットボールクラブ」を開催することになりました。
5/12(月)に市川市立市川小学校でISG「フラッグフットボールクラブ」の体験会を行いました。
(5/13に市川市立宮久保小学校で予定されていた体験会は悪天候のため中止)
次回の体験会の予定は以下の通りです。
日時・場所 : 5/26(月)市川市立市川小学校グラウンド 18:30~19:30
5/27(火)市川市立宮久保小学校グラウンド 19:00~20:00
対象 : 小学1~6年生の男女
※市川小学校・宮久保小学校フラッググットボール体験会のお知らせ(PDF)⇒コチラ
今後もFMJとともに、千葉方面(市川・習志野・浦安等)にて
フラッグフットボールクラブの立ち上げおよび普及活動に、積極的に取り組んでまいります。
2008年05月13日
「ブースターパック2008」の特典グッズ見本が届きました
これまで“デザインイラスト”を掲載しておりました、
「プレミアブースターパック2008」「ブースターパック2008」の商品見本が届きました。
創部25周年を迎える今年の特典は、ボールロゴをあしらった25周年記念グッズです。
ご購入いただけますと、パールボウルは、ご同伴者も皆様無料でご入場いただけます。
秋のリーグ戦はまだ先ですが、忘れないうちに、、、ぜひこの機会にお申込みください。
●プレミアブースターパック2008 2点セット
▲トートバッグ人気復活! LLBeenに負けていません。
コットントートバッグと座り心地のいいプレミアスタジアムクッション
●ブースターパック2008 どちらか1点
▲厚手のナイロン地で、ショッピング、スポーツ、アウトドアなど活躍必至。
ナイロントートバッグとコンパクトに折り畳めるスタジアムクッション
⇒ チケット特典など詳しい内容、ご購入はこちらから
★お得なファミリーパックはお友達同士でもOKです。ご一緒にお申込みください★
●5月の新商品 サンバイザー(¥3,000)
日常使いできる、シャープなデザインが好評です。
ツバが大きく、日除けもしっかりできて実用的。 ⇒ 詳細、ご購入はこちらから
*携帯からもお求めいただけます。
2008年05月12日
オービックシーガルズ マンスリーレポート5月号(Vol.1)
オービックシーガルズでは、
今シーズンより「マンスリーレポート」を発信してまいります。
本レポートは、日頃オービックシーガルズを支え、
見守ってくださっている皆様への、
文字通りのご報告です。
創部25周年となる今シーズン、
チームとしてあらためて次のステップを踏み出すべく、
新たな活動にチャレンジいたします。
2008年05月11日
潮風日記VOL.12~スーパーヴァームイベントin習志野G~
◆◆◆トレーナー実習生280人◆◆◆
5月11日(日)、「スーパーヴァーム“本気燃焼”応援プロジェクト スポーツトレーナー育成キャラバン」
というイベントで、 リゾート&スポーツ専門学校・東京校、横浜校の新1年生280人が
オービックシーガルズの練習に参加しました。
このイベントは、オービックシーガルズの吉永ヘッドトレーナーとリゾート&スポーツ専門学校の学生たちが
主体となって行っているもので、スポーツトレーナーを目指す新入生たちがトレーナーの現場を体験しました。
※スーパーヴァーム スポーツトレーナー 育成キャラバン特設ページ⇒コチラ
▲吉永ヘッドトレーナーからガイダンスを受ける新入生たち
▲「スーパーヴァーム」を飲む大村コーチ ▲「トテモオイシーネ」RB#34ジョン・ウェスト選手
▲テーピング中の#20古谷拓也、#75宮本、#68河村 ▲DL#11ケヴィン・ジャクソン選手
▲新入生にトレーニングの説明をする2年生の実行委員たち
▲選手と同じトレーニングを体験しました
▲ストレッチ中のLB#6越田選手と新入生 ▲「スーパーヴァームナイス」と叫んでいたDB#7金子選手
▲新入生たちは練習を見学しながら、しきりにメモをとっていました
◆◆◆アサヒビールシルバースター戦にむけて◆◆◆
練習前のミーティングではミスの多かった前節をしっかり反省。
次のアサヒビールシルバースター戦にむけて熱い練習を行いました。
▲IPDプログラムから帰国中のWR#85萩山(左)とDB#16三宅(右)
※IPDプログラムとは⇒NFLジャパンHP
▲ランプレーはOL“ツイスターズ”のブロックが鍵になる
▲QBを守る“ツイスターズ”
アサヒビールの強力DL 対 雑草軍団OL“ツイスターズ”のバトルに注目してほしい
【パールボウル 予選2 】----------------------------------------------------------------------------
対戦チーム :アサヒビールシルバースター
日時 : 5月18日(日) 14:00キックオフ オービックシーガルズ受付:13:00~
会場 : 川崎球場
2008年05月08日
5/18(日)、アサヒビールシルバースター戦のみどころ
パールボウル予選(第2戦)は、
5/18(日)14:00からアサヒビールシルバースターと川崎球場で対戦する。
●空中戦は「ハイパーパスユニット 対 新生DB“エアーキラーズ”」
アサヒビールシルバースターのパスユニットは、QB#9波木の高いパッシング能力と
身体能力の高い#17中島、ボールのキャッチ後のランが上手い#7井本、#83稲垣、
そしてキャッチの上手いTEは#87黛(まゆずみ)、#88橋詰と非常に隙のないユニット。
ここに新戦力として関西学院大学を昨年学生№1に導いたQB#8三原、学生ながら
ワールドカップ日本代表のWR#11戸倉が入るとなると、さらにやっかいだ。
対するシーガルズDB“エアーキラーズ”は、ルーキー#4尾野、#16三宅、#37森、
昨年、相手は中島にボールを集める傾向が強かったが、一昨年はTEにボールを集めていた。
おそらく一番調子のいい選手にボールを集める傾向があるのではないだろうか?
とにかく、相手はすべての選手が一発でタッチダウンを取れる能力を持っているので、
その緊張感の中で どれだけ攻めれるかが鍵となるだろう。
▲前節で大活躍だったルーキーの#16三宅(左)と#4尾野(右) ⇒2008年春シーズン登録選手一覧
●地上戦は「国内最高峰のシルバースターDLと雑草軍団OL“ツイスターズ”」
今シーズンより主将の日本代表DL#90米田、#52佐岡をはじめとしたシルバースターの
ディフェンスラインは強力。
それに対峙するシーガルズOL“ツイスターズ”は、同好会出身ながら日本代表の#75宮本を
筆頭とした雑草軍団。昨シーズンのリベンジに燃えるシルバースターの勢いをツイスターズが
止められるか? 最前線の熱い戦いにも要注目だ!
※2007シーズン結果一覧⇒コチラ
▲OLユニット“ツイスターズ”
【パールボウル 予選2 】----------------------------------------------------------------------------
対戦チーム :アサヒビールシルバースター
日時 : 5月18日(日) 14:00キックオフ オービックシーガルズ受付:13:00~
会場 : 川崎球場
新宿区障害者福祉センターの課外訓練に参加しました
オービックシーガルズのOB 水野聡氏が代表を務める
「アスリート・ソーシャル・サポート・ネットワーク」(以後ASSN)
のお声がけにより、4/25、新緑がきれいな新宿御苑にて、
新宿区障害者福祉センターの課外訓練をXリーグの選手5名がサポートさせていただきました。
ASSNはさまざまな分野の施設や団体と提携を進めていきながら、
多種にわたる社会貢献活動を優秀なアスリート達とともにサポートしていきたいと考えており、
この理念にオービックシーガルズが賛同して今回の課外イベントに参加しました。
#1 金親洋介(オービックシーガルズ)
#7 金子 敦(オービックシーガルズ)
#21 玉ノ井康昌(オービックシーガルズ)
#52 庄子達郎(オービックシーガルズ)
杉原雅俊選手(オンワードオークス)
#1金親選手
「本当に貴重な経験でした。皆さんが少しでも楽しい時間を過ごすお手伝いをできればと
思い参加を決めました。車椅子を押しながら、ゲームをしながら、お昼ご飯を食べなが
ら会話していく中で、普段なら見過ごしてしまうような些細なこと (変化)に気付かされた
り、皆さんの笑顔から元気をもらっていたり。自分自身が一緒に楽しんでたことで少しで
も皆さんも楽しんでもらえてたらうれしい。また、このような機会があればぜひ参加して、
多くの笑顔に会いに行きたいです」
#21玉ノ井選手
「今回のイベントに参加して、貴重な体験をさせていただきました。普段、なかなか高齢者
の方との接点がなく、日々の生活で忘れていた「温かさ」を実感しました。皆さんの笑顔を
見る限り、私たちにもできることが確実にあることが分かったので、今後もこのような活動
に参加したいと思いました。このような機会をいただいた水野さんに感謝しています」
#7金子選手
「貴重な経験をありがとうございました。グラウンドの上とは正反対の、とてもゆっくりとし
た時間の流れの中、普段見失っているいろんなことを与えてもらった気がします。微力な
がら、僕らのエネルギーやポジティブなパワーが伝わった気がします。フィールドの上で
感動を与えられるようなプレーをするのはもちろんですが、もっと自分たちにできることは
あると思いました。シーガルズが、日本を元気にする力をいろんなところで発揮していけた
ら最高だと思います。みなさんの笑顔がとても印象的でした」
#52庄子選手
「以前からフラッグフットボールを教えるイベントなどで子供たちから元気をもらうことは
ありましたが、今回の『シルバー世代』の方々との交流もそれと同様の感覚を覚えました。
やはり笑顔は世代を超えますね! スポーツをやっている僕らが当たり前と思っている
こと。たとえば、元気で声が大きい、礼儀正しい、他人をリスペクトできる。そういったこと
はとても価値のあることだということも再確認できました。今までいろいろな方々から『元気
をいただいてきた』ので、試合で『本気』をお見せすることはもちろんですが、それ以外の面でも何かをお返し
できればと思っています。『アスリートの力で日本を元気にする』-こんな視点をこれからも持っていこうと思い
ます」
※ASSNのホームページ⇒コチラ
2008年05月06日
速報◆パールボウル初戦 ハリケーンズに34‐0で勝利
◆前半◆
前半はハリケーンズのキックオフで試合開始。
リターナーに入った#2古庄が15ヤードのナイスリターンで、幸先のよいスタートを切った。
ところがオフェンスの最初のシリーズ、QB#15龍村がスクランブルで大きくゲインするが
激しいタックルをくらってボールをファンブル。
相手ディフェンスにリカバーされ、攻撃権が再びハリケーンズに移ってしまう。
一方オービックシーガルズのディフェンスは、今年TEからDLにコンバートされた#88加藤良や
ルーキーのDB#4尾野の活躍もあってハリケーンズオフェンスをシャットアウト。
ハリケーンズを勢いに乗らせない。
▲タックルするルーキーのDB#4尾野
その後シーガルズオフェンスはRB#36白木のランやQB#15龍村からWR#18松田へのパスで
ゴール前まで進むが反則が重なり大きく罰退。FGを狙ったがK#1金親の蹴ったボールはわずかにそれて失敗。なかなか流れに乗れない。
試合が動いたのは2Q。
RB#20古谷のラン、QB#15龍村からWR#83清水、WR#81江川へのパスが次々と決まり
ゴール前まで攻め込む。
ここでK#1金親のFGが決まり、3-0とオービックシーガルズが先制する。
その後#83清水が90ヤードのパントリターンタッチダウンを決め、10-0とリードを広げる。
2Q中盤、龍村に代わったQB#12藤澤が#81江川や#18松田にリズムよくパスを
決めゴール前まで攻め込む。
ここでキッカー#1金親がFGを決めて、13-0で前半を終了する。
◆後半◆
後半、パントリターンでリターナーに入った#22古谷晋也が40ヤードのビッグリターン。
QB#17村上からオプションプレーのピッチを受けたRB#36白木が20ヤードを走りぬけてタッチダウン。
20-0とする。
▲RB#36白木のタッチダウンラン
その後はインターセプトやスナップミスなどのミスが多発。
オフェンスがなかなか波に乗れない中、ルーキーDB#4尾野、ベテランDL#52庄子が
ファンブルリカバーで攻撃権を奪うなどディフェンス陣が粘りを見せる。
4Qに入り、QB#12藤澤がWR#85萩山、WR#18松田へとタッチダウンパスを次々と決めて34-0とリードを広げた。
▲パスを受けてエンドゾーンに走りこむWR#85萩山
その後、試合は大きく動かず、34-0のままゲームセットとなった。
◇日時 : 5月6日(火・祝)11:00キックオフ
◇試合会場 : 川崎球場
◇対戦チーム : ハリケーンズ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆スコア 1Q 2Q 3Q 4Q 計
┃──────────────────
┃ オービック 0 13 7 14 34
┃ハリケーンズ 0 0 0 0 0
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次節パールボウル2回戦は、5月18日(日)14:00キックオフ、
川崎球場でアサヒビールシルバースターと対戦する。
2008年05月05日
2008潮風日記VOL.11~O/Dスローガン決定&ファミリーBBQ~
◆◆◆2008シーズンのオフェンス、ディフェンスのスローガンが決定しました◆◆◆
オフェンススローガン: 「HARD PARTY(ハードパーティー)」
~互いが信頼し、激しい世界を楽しむ~
ディフェンススローガン:「AGGRES-TION(アグレッション)」
~Aggressive(攻撃的)+Action(行動) で激しさを追い求めて自ら行動する~
************************************
◆◆◆試合前でも激しい練習しています◆◆◆
ハリケーンズ戦を2日後に控えた5/4(日)、習志野グラウンドでは試合さながらの
フルブロック(足元への危険なブロックも可)、フルタックル(相手が倒れるまでタックルする)の
激しい練習が行われました。
▲RB#36白木の力強いラン
抜くか抜かれるかの“1対1”の勝負だ
▲ゴール前の激しい攻防。
自らのランプレーでタッチダウンを狙いにいくQB#17村上と、タックルにいくLB#2古庄
【パールボウル 予選 】----------------------------------------------------------------------------
対戦チーム :ハリケーンズ
日時 : 5月6日(火・祝) 11:00キックオフ オービックシーガルズ受付:10:00~
会場 : 川崎球場
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◆◆◆オービックシーガルズファミリーバーベキュー大会◆◆◆
練習後は選手、コーチ、トレーナー、スタッフ、チア、ジュニアシーガルズと
そのご家族の方たちを招待してバーベキュー大会が行われました。
▲乾杯の発声は#2古庄主将
▲シーガルズ出身のプロレスラー、“パパイヤ”こと起田高志さんも来てくれました
※白木選手による「起田高志プロレスデビュー戦観戦記」⇒コチラ
チーム全員、エネルギーは充電完了!!
5/6(火・祝)のハリケーンズ戦、乞うご期待!!
2008年05月03日
「東京ドー ム1万人プロジェクト」アンケートにご協力ください
「東京ドー ム1万人プロジェクト」-2008年シーズン、オービックシーガルズは、
秋のリーグ戦、東京ドームでの試合に1万人動員することを目標に、プロジェクト活動を推進しています。
どのようなことをしたら実現できるのか?
私たちに求められていること、私たちが考え、伝えていくべきことは何なのか?
-もう一度、お客様の声から考えたいと思います。
そこで、試合会場とホームページ上で、アンケート調査をさせていただくことにいたしました。
本調査は、#1金親選手が勤務する株式会社マクロミル様にご協力いただいています。
皆様一人ひとりの声をお聞かせください。
ぜひともご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
⇒アンケートはこちら
*実施期間:2008年5月3日~6月25日
*質問項目は10問、数分程度で終わります。
*個人情報は、属性として性別・年齢(歳代)・居住都道府県のみご回答いただきます。
⇒(追加情報)
6/3「東京ドーム1万人プロジェクト」ページを公開しました。
2008年05月01日
「携帯メルマガ」配信スタート。試合速報は携帯でゲット!
これまでパソコン向け仕様のメールマガジンを配信していましたが、
本日5月1日号から「パソコン版」と「携帯版」に分け、仕様を変えて配信しはじめました。
(※すでに携帯アドレスをご登録いただいている方は、携帯版に切り替えさせていただきました。)
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