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速報◆パールボウル準決勝、富士通に24-29で惜敗

2008年05月31日

◆前半◆

冷たい小雨が降る中、富士通のキックオフで試合開始。

リターナーに入った#83清水がいきなり90ヤードのビッグリターンでゴール前

2ヤードまでボールを運ぶ。

ここからRB#20古谷拓也の3回連続ランプレー。相手のディフェンスに粘られながらも

最後はディフェンダーを飛び越えてTD(タッチダウン)!

トライフォーポイントのキックも決まって 7-0 とオービックシーガルズが先制する。

 

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▲DB#24矢野川(奥)と#27松下(手前) 

 

続く、富士通の攻撃。

#18出原、#19吉田と2人のQBを交互に使い、ショットガンの2バック、1バック、

ノーバック、アンバランス体系と多様な攻撃からジリジリとゴール前30ヤード付近

まで進まれるが、オービックフェィフェンスも踏ん張りを見せTDを阻止。

FG(フィールドゴール)にとどめ、オービック 7-3 富士通 となる。

 

オービックの先発QBは#15龍村

パスの得意な龍村だが、相手の好ディフェンスにはばまれて思うようにパスが決まらず、

ファーストダウンを奪えない。

逆に富士通オフェンスはパスが好調。

#19吉田からTE#87大宅やWR#17秋山へのパスやRB#28進士のランプレーで

ゴール前まで進まれる。

LB#2古庄が2連続でナイスタックルを決めるなど粘りを見せたものの、最後はオプション

プレーでQB#19吉田に走られTDを奪われ、7-9と逆転される。

(トライフォーポイントのキックは失敗)

 

試合早々に#83清水にビッグリターンを許した富士通は、それ以降キックオフで

スクイブキック(ゴロキック)を蹴って清水にリターンさせない作戦に出る。

パントでもサイドラインに蹴りだすなど徹底的に清水のリターンを避けた。

 

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▲リターナーに入っている#83清水 

 

試合が動いたのは第2Q(クォーター)。

負傷したQB#15龍村に代わった#12藤澤がオプションを軸にオフェンスを展開。

ショートパスもリズムよく決まり、これまでパッとしなかったオフェンスに勢いが生まれ、

最後は#20古谷拓也が25ヤード走ってTD!

オービック 14-9 富士通 と再び逆転。

 

次のオフェンスシリーズでも藤澤が自らのオプションキーププレーや、RB#36白木

WR#26阿南#81江川に次々とパスを決めてゴール前20ヤードまで攻め込む。

TDは奪えなかったがK#1金親が35ヤードのFGを決め、17-9とリードを広げた。

 

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▲ラン、パスともに絶好調だったQB#12藤澤 

 

一方、オービックディフェンスはロングゲインはされないものの、相手のショート、ミドルパスを

思うように止められない。耐えて耐えて止めるという粘りのディフェンスが続いたが、

前半終了間際に#80米山に30ヤードのTDパスを取られ、オービック 17-16 富士通 と

1点差まで追い上げられて前半を終了した。

 

◆後半◆

後半もQB#12藤澤の連続パス成功や、これまで出番の少なかったベテランDB#21玉ノ井

いきなりインターセプトを決めるなどビッグプレーも多く見られたが、得点には至らない。

 

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▲登場していきなりインターセプトを決めたベテランDB#21玉ノ井 

 

第3Q終盤、またもやQB#12藤澤がオプションでリズムを作りながら、WR#26阿南、

#22古谷晋也、#83清水へおもしろいようにパスを決めてゴール前1ヤードまで進む。

最後はRB#20古谷が飛び込んでTD。

オービック 24-16 富士通 とリードを広げる。

 

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▲ランで3TDと好調のRB#20古谷拓也 

 

第4Qは互いに激しい攻防戦が続く。

オービックディフェンスは相変わらずズルズルとゲインされるが、相手のフォース

ダウンギャンブルのパスをDB#16三宅がカットするなど粘りを見せる。

しかし第4Q中盤、QB#19吉田にオプションのフェイクからフリーになったWR#88

河瀬に35ヤードのロングパスを決められ、オービック 24-22 富士通と追い上げられる。

しかし、同点を狙った2点コンバージョンはQBサックで阻止した。

 

その後、DB#16三宅が相手のパスをインターセプトしてオフェンスに攻撃権を

渡すが、QB#12藤澤もTDを狙ったパスをエンドゾーンでインターセプトされるなど

思うように追加点をあげられない。

 

後半残り3分からの富士通の攻撃。

若いオービックDB陣は富士通のショート、ミドルパスが思うように止められず、取られた後に

懸命にタックルするという場面が続き、最後は#88河瀬に25ヤードを走られ、

オービック 24-29 富士通 と逆転されてしまう。

 

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▲相手WRと競り合うDB#14長谷川 

 

試合残り時間2分35秒。

逆転を狙ったオービックの攻撃だったが、なんとスナップミスでボールを富士通をリカバーされ

ターンオーバー。

ディフェンスも富士通にファーストダウンを奪われ、最後はニーダウンされゲームセット。

オービック 24-29 富士通 のままゲームセットとなった。

 

                                                                        ⇒2008年春シーズン登録選手一覧

 

 

◇日時      : 5月31日(土)14:00キックオフ

◇試合会場   : 大井第二球技場
◇対戦チーム : 富士通フロンティアーズ
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 ┃◆スコア     1Q  2Q  3Q  4Q   計
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 ┃  オービック  7    10    7      0     24

 ┃   富士通  9     7    0     13    29

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