TKこと河田 剛のUSA情報

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49ers

2011年11月09日

NFC-WESTの首位を走っている49ers。私の記憶が確かならば、昨年は6勝10敗だったはずです。NFLのシステムで特に大事だとされるQBは、昨年まで7年間鳴かず飛ばずだったALEX SMITHのまま。特にドラフト1位のQBが大活躍しているわけでもないこのチームに、今季どのような変化が起こったのでしょう? ある専門家は、「要因はわからないのに勝てるチームに変化した」とコメントしていました。

 

大きく変わったのはコーチングスタッフです。昨年まで私のボス、つまりSTANFOPRD大学のヘッドコーチであったJIM HARBAUGH氏がヘッドコーチに就任しました。そして、オフェンス、ディフェンスそれぞれの新しいコーディネーターは、彼がSTANFORDから連れていったコーチたちです。

 

言葉を選ばずお話ししますと、COACH HARBAUGHはワイルドです。万人に尊敬されるコーチでもなければ、飛び抜けた天才でもありません。独自性が高いがゆえに、フットボール界に敵も多いし、突拍子もないことを言い出したりします。

 

でも、「勝てるコーチ」なのです。勝負に勝つ何かを持っているんです。NFLのオーナーやGMがヘッドコーチに望むのは、一番に、勝つことでしょう。だから、それでいいんです。

 

彼は1勝11敗だったSTANFORD大学を4年間で12勝1敗にしました。しかし、NCAA(全米体育協会)によって運営されているカレッジスポーツという枠組みの中では、「いつ問題を起こしてもおかしくない」と言われていました。悪い意味にとらないでくださいね。彼はあまりにも「勝ち」にこだわりすぎるんです。私たちと遊びでやるテニスやバスケットボールも、勝つまで終わりませんでした(笑)。

 

良く聞こえないかもしれませんが、私は何をしでかすかわからない、目が離せない、そして何よりも勝てるコーチであるCOACH HARBAUGHを愛して止みません。なにより、私にここで働くチャンスをくれたのは彼ですから。

 

今後も49ersから目が離せませんね。

ではまた。