TKこと河田 剛のUSA情報

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2011年10月

2011年10月24日

HAPPY BIRTHDAY!! STEVE YOUNG

スティーブ・ヤング。


言わずと知れた、49ers黄金時代のQBです。30代半ばぐらいの人は、その雄姿が目に焼き付いているでしょう。彼は現役引退後も49ersのチームファシリティーがあるこのエリアに住んでいて、私もその姿をたまに見かけます。

 

先頃、その彼がSTANFORD大学の敷地内にあるショッピングモール「STANFORD SHOPPING CENTER」で家族や友人たちとの時間を楽しんでいたときのことです。こちらの映像をご覧ください。

Steve Young Birthday Flash Mob(YouTube)

この日は彼の誕生日だったそうです。なんだか“イキ”(粋)ですよね。日本では難しいとは思いますが、アメリカならではのお祝いの仕方なのでしょう。このような行為を「フラッシュモブ」(flash mob)と呼ぶようです。


日本でも、こんなことしている人や集団がいるのでしょうか??

 

TK

 

2011年10月21日

決戦

STANFORDは現在6連勝中です。今、アメリカのカレッジフットボールで一番連勝しているチームらしいです。今週末もそれを伸ばすべく、頑張っていきたいと思います。

 

さて、オービックシーガルズは今週末にまさに決戦を迎えようとしています。対するシルバースターはよきライバルであり、何度となく苦汁をなめさせられた宿敵でもあります。


今年の春、(シルバースター)のある選手と食事をしたときに、何気ない会話の中で彼はあること(あえて伏せておきますが)を断ったと言っていました。

 

「シーガルズに勝つためだ!」ときっぱりと言っていました。「シーガルズは常に走りこんでいるから、それには負けられん」とも言っていました。彼がやめたことというのは、走りこんで体力をつけるために邪魔なのものなのでしょう。とにかく、彼らは死ぬ気で勝ちにくるでしょう。それを上回るのは、タレント力や選手個々の能力だけでは難しい。選手やスタッフたちは、それを上回るような準備をしてくれていることを信じてやみません。

 

そして、ファンの皆さんは、どんな準備をしてくださっているでしょうか?


忘れもしません、昨年の川崎球場での鹿島との準決勝(私もちょうど日本にいました)。観客全員が一体となっての「クラウド・ノイズ」。あのクラウド・ノイズは、相手のオフェンスの脅威であるだけでなく、フィールドにいる全員に、「スタンドの私たちも一緒に戦っている」ということを示しました。 選手があの声にどれだけ勇気づけられたことか!! 

 

土曜日のシルバースター戦、どうか皆さんも積極的に参戦してください。

 

シーガルズファミリーあげての健闘に期待して、関連する映像(YouTube)をご紹介します。

Football: Coach Richt's Challenge to the Fans: 2011
"Get Up" for Stanford Football


ではまた。

TK

 

2011年10月12日

UCLA and COLORADO

バイウィーク(リーグ戦中、唯一試合のない週末)が明けて、掲題の2試合に無事勝利することができました。両校ともここ数年低迷していますが、侮れない相手です。

 

この試合の前に、数人の選手とヘッドコーチがメディアから同じような質問を受け、まったく同じような答えをしていました。同じ返答が生まれることとその内容が、現在のSTANFORDの強さの秘訣の一つであると強く感じましたので、簡単にご紹介します。

 

インタビュアー:「チームの全米ランキングが4~5位から落ちて7位になってしまいましたが……?」


選手&ヘッドコーチ:「あっ、そうなんですか? 7位に落ちたことも、その前の順位も知らなかったんで、特に感想はありません。私たちは自分たちがコントロールできることをやるだけですから」

 

その通りです! 自分たちがコントロールできないことに時間を費やすのは無駄と言っても過言ではないでしょう。私も自分ができる小さなことにフォーカスしてがんばるようにしようと、改めて認識した出来事でした。

 

最後に、UCLA戦のワンシーン(YouTube動画)です。両者とも、2012年のNFLドラフト上位指名が確実と言われています。
Coby Fleener #82
Andrew Luck #12


ではまた。
TK

 

2011年10月08日

マウスピース

STANFORD大学付属病院の研究の一環として、機械が内蔵されたマウスピースを使用しています。

 

データの発信機能も備わっているそうで、そこからデータを採集しているようです。どんな技術に変わっていくかは……まだ内緒みたいです。

 

ちなみに、NFLの49ersのチームドクターもSTANFORDの先生なので、同じようなことをしているそうです。

 

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ではまた。

TK

 

2011年10月03日

STUDENT SECTION

カレッジフットボールのファンは、各学校で独自の楽しみ方をしています。オリジナルのスクールソングがあったり、昔の歌や流行の歌を独特なアレンジで歌ったり踊ったり。

 

そんな中でも、共通点があります。それは、「STUDENT SECTION」というエリアがあることです。ファンの応援の仕方という観点で、NFLと大きく違う点とも言えるでしょう。

 

STUDENT SECTIONは、その名の通り、その学校の学生だけが観戦を許される場所であり、日本でいうサークルやその他の団体がレクリエーションの一環として団体で応援に駆けつける場所です。たいていの場合はホームチームの後ろの観客席に陣取り、クラウドノイズを立てたり、「ファーストダウン!」等、様々なコールをしたりして楽しんでいます。

 

熱狂的なファンが多いチームは、そのエリアの熱の入れようがすごいです。今でもはっきり覚えているのは、OREGON大学。開門に合わせてSTUDENT SECTIONに学生が殺到する姿です。入口が3階ぐらいの高さにあるスタンドでしたが、そこから、学生たちが溢れんばかりにダッシュして降りてきました。中には転んで滑り落ちていく学生もいたほど……。

 

下の写真は、先のARIZONA大戦。ARIZONA大学のSTUDENT SECTIONです。試合の2時間前で、周りのスタンドにはまだ誰もいませんが、このセクションだけ異様な盛り上がりをみせていました。

 

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日本のフットボール界にも、こんな熱狂的なファンが増えてくるといいですね。

 

ではまた。

TK