TKこと河田 剛のUSA情報

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PEARL BOWL

2010年07月07日

OBIC SEAGULLSファンの皆様、パールボウルの応援ありがとうございました。
結果はご存知の通りですが、「敗戦から学ぶ事多し」と信じて、精進していきます。

 

試合(特に敗戦)の後にいつも思うのですが、
誰も負けようと思っていないのに、勝負には敗者が存在してしまう……
どうしようもないことですが、どうせやる勝負なら絶対に勝ちたいですよね。

 

Winning isn't everything, it's the only thing.
かつてUCLAフットボール部のヘッドコーチであったHenry Russell Sandersさんが放った名言です。
(※世間的にはVince Lombardiの名言になっていますが、彼はそれを広めた人のようです。)
訳すと「勝負に勝つことだけがすべてではない、でも勝つことだけのためにやってるんだ!」とでも
なるのでしょう。

 

今回の試合、細かいシーンは割愛しますが、オフェンスの力不足で勝利を逃したことは否めません。
名将・野村克也監督の言葉を借りれば、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」です。
オフェンスが力を発揮できなかった、この負けについて深く掘り下げて、それを解決したうえで
来たるシーズンに備えるべく、コーチたちは動き出しております。

 

遠い昔になりますが、当時の主将であった池之上貴裕さんが、
選手はもちろん、スタッフ、チア、家族やファンも含めて、勝ちたいと思う気持ちの絶対数が
強いチームが勝つんや!
」と言っていたのを覚えています。

 

おっしゃるとおりだと思います。オービックシーガルズに限らず、他のチームの選手も勝ちたいと
思っているはずです。残念ながらそれを測れるメジャーは存在しませんが、そのような思いは、
人間の本能に訴えかけてくるものですし、試合を見ていればわかるものだと思います。

 

秋に向けて、オービックシーガルズファンをはじめとする、(直接関わっている)選手やスタッフ
以外の人たちに「勝ちたい!」と思ってもらえるような、「勝ちたい!」をフィールドで表現できる
チームになるべく、オフシーズンを過ごしてほしいものです。

 

ではまた。
TK