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SSP
2010年05月13日
SSP-Stanfordの私のオフィスでよく使われる言葉です。
Shameless Self Promotion
の頭文字を取った言葉です(Shameless=恥を知らない、慎みのない、厚かましい)。
日本語で言えば、「自画自賛」という四字熟語があてはまるのでしょう。
要約すると、
(そうでもないことに対して)
「自分は凄い!」「私は素晴らしいことを成し遂げた!」と、
自分を自分で賞賛し、さらにそれを人と共有しようとするさまを言うのでしょう。
良くも悪くも、(一般的に)アメリカ人はこのSSPが得意です。そうでない人もいますけど……。
逆に、日本人は自分をプロモーションすることが苦手だと思います。
アメリカの人たちは、間違えることや人と違うことをすることを「恥」とは思いません。
それが(たとえ間違っていても)、自分をプロモーションする能力を向上させている
のではないかと思います。
アメリカと日本の教育の違いについては、またどこかで時間を割いて(私なりの考えを)
説明させていただきます。
さて、前置きはこのぐらいにして。
あまり得意ではないのですが、その“SSP”をさせてください。
ここ数週間で、私のことがいくつかのメディアに露出しました。
以下、ご覧いただければと思います。
●Japan Times「Football coach Kawata finds a home at Stanford」(英語)
●NFL Japan コラム「名門スタンフォード大に日本人スタッフ、夢はNFL入り」
●IFAF (アメリカンフットボール国際連盟) ニュース
「TSUYOSHI KAWATA GIVES BACK TO JAPANESE FOOTBALL」(英語)
今週末はオービックシーガルズ、春の初戦ですね。
試合は、自分たちがミーティングや練習で何を培ってきたのかをプロモーションする場です。
オービックシーガルズは元来(普通の日本のチームに比べたら……)、
Self Promotionが得意なチームです。
それがShameless Self Promotion になるのか、
Solid(素晴らしい) Self Promotionになるのかは、
春の初戦、つまりスタートダッシュ次第であると私は思います。
皆さん、お楽しみに!
TK