オービックシーガルズの練習
2009年09月03日
ご無沙汰です。更新遅れて申し訳ありません。
不幸が続きまして、日本に6日間だけ帰国していました。
キャンプも終盤だったので、抜けづらいかと思いきや・・・
「いつでもファミリーが一番!」というひと言で、すんなり帰国できました。
滞在中、オービックシーガルズの練習に行ってきました。
ひと言で言うと、「懐かしい・・・」
実は、(練習を見ていて)初めは「なんだかぬるいなー」って、感じてしまいました。
でも、時間が経つとともに、みんなの本気度合いが妙な懐かしさとともに伝わってきて、
楽しかったです。
実は最初ぬるいと感じてしまったのには理由があります。
アメリカのカレッジのコーチとプレイヤーの関係は、ひと言で言えば「絶対服従」です。
コーチの言うことがおかしくても、不満があっても、その場では「Yes, coach!」です。
人間ですから、あとで陰口叩いたりすることはありますが、
基本的には上下関係がはっきりしています。
(チームにもよりますが)カレッジフットボール界のミーティングや練習は、いわば、
軍隊の演習みたいなものなんです。
みんなキビキビと無駄口一つ叩かず、テンポよく練習やミーティングをこなしていきます。
なので、シーガルズの練習を見た瞬間に、なんだか(自分の中での)練習というものとは
違う練習に違和感を感じたのです。
でも、目が慣れていくと、決してダラダラやっているわけではなく、
みんな一生懸命取り組んでいるし、「勝ちたい」という気持ちが伝わってきました。
一つ、うらやましくも懐かしくも感じたのは、みんなが練習を楽しんでいること。
一つひとつのかけ声や、コミュニケーションを見ていても、楽しもうとする雰囲気が伝わってくる。
特にOLのパートを少しのぞいたときに、みんながしょうもないこと言い合って、
楽しみながら練習しているのを見て、「俺もこんなこと率先してやってたなぁー・・・」と
昔を思い出してニヤついてしまいました。
本人たちは意識してないのかもしれないけど、久しぶりの私は
「本当にいいチームだなー。。。」と素直に感じられました。
でも、一つだけ足らないことがあります。
「CHAMPIONSHIP」
エダ君の恩師の言葉を借りれば、「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い!」。
ただの、楽しい、そこそこ強いチームで終わるのか、本当の強いチームになるのかは、
プレイヤー・スタッフ・チア・ファンをはじめとする、私たち次第です。
特に、それを直接的に動かすことのできる、プレイヤーとコーチの皆さんには、
今一度ふんどしを締め直して、初戦に臨んでほしいものです。
GO OBIC SEAGULLS!!
TK