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2015年02月
2015年02月28日
2015 Season in
我々の2014シーズンが終了してから3ヵ月近くが経過しました。
過去の延長線上にない、新たなチームとして再生すると宣言してから、
いろいろなことを考え、模索してきました。
何を継承し、何を変えていくのか。正解のない問答です。
ただ、「足りなかった」ではなく、
「違っていた」ということをスタート地点にしよう、
そのことだけは決めていました。
足りないものを探すことが難しいわけではありません。
むしろ、足らなかったなぁと思うことをあげればキリがないくらいです。
それでも、違っていたと考えなければ、対処療法に終わってしまう。
やるならば、根本治療しかない。それが「違っていた」からのスタートでした。
我々は、チームに関わる皆、特に選手たちがいかにワクワクできるのか、
ワクワク感こそが、勝利へのエネルギー源になると考えています。
「違っていた」チームづくりをやり直すにあたって、
改めて我々をワクワクさせてくれるものは何なのかを、
選手やスタッフとの会話のなかから探すことから始めました。
そして漠然とながら見えてきたのが、3つのことです。
もっと新しいことにチャレンジしたい。
チーム一体となってチャレンジしたい。
自分が関わりをもってチャレンジしたい。
新しい取り組みに向けて、チームの結束を高めつつ、個々の自覚を促していく。
方法はいろいろあるかと思います。
私が選択したのは、現場を牽引しまとめていくリーダーに変革をもたらすことでした。
まずは、オフェンス・ディフェンス・キッキングの
各コーディネーターを変えることをしました。
オフェンスは、新たにアメリカからウッドルフコーチを招聘。
ディフェンスは、LBコーチでキャプテンでもあった古庄コーチを登用。
キッキングは、鈴木コーチをキッキング専任という立場に変更。
3ユニットともが、新たなリーダーのもと、新しい取り組みをしていくことになります。
また、ポジションコーチ陣にも新しい風を送り込むことをしました。
引退したばかりの矢野川選手にDBコーチをお願いするとともに、
塚田、ビーティー、マイアバの3選手にはプレーイングコーチへの就任を要請。
よりコーチと選手間のコミュニケーションが活発になると期待しています。
さらには、選手のリーダーも刷新しました。
8年間チームの顔としてキャプテンを務めてくれた古庄選手に代わり、
入部3年目の砂川選手をキャプテンに指名。
バイスキャプテンも同じ3年目の望月選手を選びました。
この2人のフレッシュなキャプテンシーも非常に楽しみです。
若いキャプテンが担がれることで起こるであろう化学反応が、
チームにドライブをかけてくれることは間違いありません。
2月21日に2015オービックシーガルズは第一歩を踏み出しました。
変革を実あるものに仕上げていくのは、チームに関わる一人ひとり。
全員で、心からワクワクできるチームを創っていきます。
当然、皆さんにもワクワクしてもらえるチームを目指します。
今シーズンも、オービックシーガルズに関わっていただけるよう、
心からお願い申しあげます。