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2008年04月
2008年04月04日
光陰矢の如し
月日が過ぎるのは本当に早いもので、2008オービックシーガルズが始動してから
2ヵ月が経過しようとしています。この間、チームはある意味愚直なまでにじっくりと、
体力づくりと基礎づくりに没頭してきました。一人ひとりの変化は必ずしも劇的ではなく、
徐々にという感じです。しかし、ゆっくりであるがゆえ、着実な進化を実感できています。
もちろん、時間も刻々と進んでいます。戦いは我々の仕上がりを待ってはくれません。
仕上がりの進捗に関係なくそれはやってきます。それでも、今は基礎工事をし続けるとき
だと思っています。
よく言うのですが、「いざとなったら力を出せる」「やるときにはやります」というのは
意味がありません。「いつ、何時でも100%力をだせる」がすべてです。「今」やれることが
すべてだと。極端な話、基礎しかやっていない今日がライスボウルであっても、「今」の
100パーセントを出せるチームであればそれでよいのです。そう考えると、進捗の興味
関心は、瞬間的に力をだせる腹のくくりができてるかどうかということになりますね。
ということで、この2ヵ月、パワーリフティングしたり、クロカン走ったり、身体と精神の
瞬発力を鍛えてきたわけです。皆、なかなかの顔つきにはなってきました。
そんな中、最もチームに大きな刺激を与えてくれる出来事、新人の加入が本格化してきました。
特に3月16日に実施したトライアウトは、数多くの熱意あふれる選手と出会うことができ、
たいへん貴重な時間となりました。チーム事情により、トライアウト参加者のすべてをチームに
受け入れることはできませんでしたが、参加者すべてがトライアウトにチャレンジしたことを
誇れるようなチームにしたいと心から思いました。それくらい、誰もの温度が高かったです。
チームをヒートさせるような新しい力と接して、チームの変化スピードがどう変わっていくのか、
楽しみで仕方ありません。「今」の瞬発力は要求し続けつつ。
▲受験者にトライアウトの説明をする大橋ヘッドコーチ(事務局掲載)