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PRO DAY
2010年04月12日
3月下旬にSTANFORD大学で「PRO DAY」が開催されました。
昨年のブログにも書きましたが、NFLドラフトのステップの一つです。
2月下旬に行われたコンバインには(NFLから)招待を受けた選手しか参加できません。
それ以外の選手でNFL選手になりたい選手は、各球団のスカウトやフロントが訪れるこの日に
アピールするしかありません。
怪我等でコンバインに招待されながらもパフォーマンスができなかった選手、招待を受けて
パフォーマンスをしたものの、もう一度アピールしたい選手も参加が可能です。
昨年の躍進を受けて、今年はすべての球団から複数名の参加があったため、
選手のエージェントや報道関係者も含め150名近い大所帯での開催になりました。
トレーニングルームでのベンチプレス(NFLのトライアウトでは約100kgを何回上げられるかを
指標とします)から始まり、午後はフィールドで40yd走やシャトル等、コンバインと同じ種目を、
その後は各ポジションに分かれてパスキャッチやアジリティー等の基本となる動きをテストしました。
▲40yd走をする選手(遠いので見にくいですが)
各スカウトが注目するTOBY GERHART選手は、ポジション別のドリルのみの参加でしたが、
各スカウトが鋭い眼差しでチェックしていました。知り合いのスカウトと話しましたが、
TOBYとTEのDRAY選手は評価が高いそうです。
▲ポジション別ドリルをするTOBY選手
彼曰く「同じような選手がいるなら、間違いなくSTANFORDの選手を指名するよ」とのこと。
理由は、
1)NFL(今回の会話で言うとそのスカウトのチーム)の多くのチームが採用している
オフェンスシステムをSTANFORDが使っている
2)賢い
3)入団後、問題を起こす可能性が低い
とのことでした。まぁ、同じような選手がいることは少ないでしょうし、
そこを差別化するのがプロのスカウトの目なんでしょうけど。
▲タイムを取るスカウト陣。真剣です
4月の22日からのドラフト会議が楽しみです。
TK