はじめまして。
2009年04月03日
オービックシーガルズファンの皆様、日本のアメリカンフットボール関係者の皆様、
そして、ただ通りすがっただけの未来のフットボールファンの皆様、はじめまして。
オービックシーガルズOBの河田剛(カワタツヨシ)と申します。
シーガルズ歴を申し上げますと、1995年から2003年の9年間選手として、
2004年から3年間コーチとしてお世話になりました。
2007年夏に渡米、サンフランシスコ近郊のSTANFORD大学でボランティアコーチとして
フットボールコーチを仕事にしております。 ※ボランティアですが、本業です。プロとして
やっています。たまたま(コーチとしての)給料が0円なだけです(笑)。
これから週に1回程度、アメリカンフットボールを中心とした話題や雑感などを
お届けしたいと思っております。
あまり脱線しないように、このブログの趣旨を記しますと……
1) アメリカンフットボールの本場の事情や情報をお伝えする。
2) オービックシーガルズやアメリカンフットボールに関わりの浅い、またはまったくない人に、
シーガルズおよびフットボールに興味をもってもらう。
3) 「GOOD IN GOOD OUT」(from MICHAEL LEONARD 元シーガルズ・コーチ)
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本日は、私の職場について。
サンフランシスコ近郊(空港から車で約30分)のSTANFORD大学という名門校です。
全米大学ランキングで常に5番以内に入る、それはそれは賢い私立の学校です。
スポーツも盛んで、全米の大学スポーツの中で最も(総合的に)優れた学校を選ぶ
DIRECTORS CUPでは、今年で15年連続のチャンピオンになっています。
「あれっ、フットボールはたいしたことないのに……」と思う方もいらっしゃると思いますが、
他の競技も含めた総合ポイントで争われますので、「平均して、強いクラブが多い」と
理解してください。
ちなみに、昨年の北京オリンピックでは、大学の卒業生を含むメダル獲得数が29個でした。
日本は、全体で28個だそうです……。
フットボールについては、2006年は1勝11敗で、コーチングスタッフは全員解雇。
2007年にヘッドコーチJIM HARBAUGHが就任して、4勝8敗。
昨年2008年は、あと1試合でボウルゲーム出場の可能性が得られる5勝7敗と、
お世辞にも強いといえるプログラムではありません。
しかし、今年や昨年のリクルーティング(有望な高校生プレイヤーの獲得)の成果、
若いスターターたちの経験値の向上など、2009年シーズンは明るい話題が多いです。
リーグは、「PAC-10(パック・テン)」という、アメリカの太平洋側に位置する10校で形成される
リーグに属しています。PAC-10にはスポーツの競合校が多く、勝つことが本当に難しい。
今年は、PAC-10チャンピオン目指してがんばります!!
と、こんな感じで、毎回テーマを設けていろんなこと書いていきますので、
ここではなく、オービックシーガルズのホームページをブックマークして、
最後にこのブログをチェックしてください。
TK
▲ビル・ウォルシュのプレーブック見つけました。
STANFORDの元ヘッドコーチです
▲昨年のコーチングスタッフ。上段左端が私です
▲最初のシーズン(2007年)のゲーム前
▲ホームスタジアムのSKY BOXの上から(フィールド)
▲ホームスタジアムのSKY BOXの上から(キャンパスの一部)