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NFLドラフト(2) PRO TIMING DAY
2009年04月22日
☆PRO TIMING DAY
これは、コンバインの後に各チームのスカウトがDIVISION-1(A)を中心に各大学をまわって
スカウト活動をすることをいいます。
目的は、プロ側から言えば、
・コンバインでは確認できなかったスキルのチェック
・コンバインに招待していない選手の中で、NFLにチャレンジしたい選手を見る(掘り出しものの発掘)
・指名を迷っている選手についての確認
カレッジのプレーヤー側から言えば、
・コンバインに招待されなかったが、アピールができる
・コンバイン時にケガや体調不良で見せられなかったポイントをアピールする
今年、STANFORD大学では4人がコンバインに招待されていました。招待されていなくて、
このPRO TIMING DAYでパフォーマンスをしたのが4人。合計8人がNFLスカウトと
エージェントの前でのパフォーマンスをしました。ちなみに、エージェントが来ているのは、
いい選手の情報を把握するためと、いい選手なのにエージェントが決まっていない
(ほとんどないですが)選手の発掘のためです。
種目は、スカウティングコンバインとほぼ同じ。少しだけスキル系のドリルが加わります。
当日は、午前7時の受付開始から約1時間半は、スカウトたちが練習や試合のビデオを再度
チェックする時間です。その後、午前中はいっぱいはウェイトトレーニング系のメニュー。
午後は、フィールドでのコンバインと同じテスト&スキルテスト。その間、スカウトたちは
選手を鋭い眼差しで見ています。そして、休憩時間になると、選手のもとに駆け寄って
いろいろな会話をしています。私には、その短い時間を利用して面接をしているように見えました。
一連のドリルが終了すると、やっぱりいい選手のところにはスカウトが続々と話をしにいきます。
どうやら、そこでは次のアポイント(PRIVATE WORK OUT )の話がされているようです。
PRIVATE WORK OUT については、また次回。
個人的には、コンバインに呼ばれない選手やドラフトにかからない選手はどうやってチャンスを
つかんでいるんだろう???と思っていましたが、昨年はじめてこのPRO TIMING DAYを知って、
納得がいきました。ここからは、エージェントの腕やコネクションが大きく作用してきます。
STANFORDの選手たちにもがんばってほしいです。
ではまた。
TK