2011年01月05日
MOTTO!MOTTO!◆進化する鉄人 RB#20古谷(拓)選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.12 進化する鉄人 RB#20古谷拓也選手 |
オービックシーガルズ日本一達成!! 応援してくださった皆様、12人目として参戦してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして、おめでとうございます。皆様の力なくしては絶対にできない優勝です。2010シーズンは終わってしまいましたが、これからまだまだ私たちは前進し続けます。
さて、2010シーズンのMMO最終回は、お待ちかねのRB#20古谷拓也選手のインタビューです。内容を濃いめにしたので、サクッと始めたいと思います。
東京ドームでのお祭り騒ぎも終わって、選手たちは祝勝会へ。盛り上がりは祝勝会でも止まることを知らず、大盛況でとても楽しい会でした。そんな中、拓也選手に少し時間をいただいてお話を伺いました。
「ライスボウルはとにかく勝ててうれしい。オフェンスが若干優れなかったけれども、素直に喜んでいる」
と、今日の感想をひと言。
2005シーズン以来、自身2回目の日本一。シーズン全般に関しては、
「今まで悔しい思いをさせられてきたチーム(富士通、鹿島、パナソニック電工)に借りを返せたシーズンだった。前の日本一の後、2006年にシーガルズに入ってきたメンバー、たとえば#35山﨑や#26阿南、#22晋也たちとチームを作ってきて、一緒に喜べたのが本当によかった」
勝って終えた2010シーズンは充実したものだったようです。今季のチームの好調さについては、
「成長が肌で感じ取れた。特に、追い込まれてから得点できるようになったのが大きい。面白いシーズンだった」
毎プレーごとにRB同士でコミュニケーションを取り合うという拓也選手。走路の取り方やOLとの連携にはこだわりがあるそうです。
「入団当初からずっと言われてきたのは、OLを押すこと。DLとOLがぶつかって走路が開けるまでには少し時間がかかる。そこで外に逃げてしまってはいけない。RBが我慢してレーンを取り続けることによってOLはブロックしやすくなる。逃げない走りをするよう心がけている」
RBコーチも兼任している拓也選手は、次代を担うランナーが現れてほしいと思っているそうです。そうすると、拓也選手はそろそろ引退するのかと思いきや、まだまだ現役を続けるそうで、
「パスプロテクションのブロックやパスキャッチ、インサイドのランプレーなど、まだまだ向上させるべきところはたくさんある。コーチとして自分が実践することによって、山﨑や#21杉原に教えていきたい」
そして最後にひと言。
「頼もしい声援をいただいた。スタンドの皆さんが一緒に喜んでくれることが何よりも幸せ。次に向かって進もうというモチベーションになる。本当にありがとうございます」
今までMMOをご愛読いただいた皆様、また、試合直後の慌ただしい中お話をしてくださった選手の皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力なくして、このMMOをシーズン通して続けることはできませんでした。また、機会があればお会いしましょう。
(RICE BOWL・立命館大学戦後、東京ドームにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年12月21日
MOTTO!MOTTO!◆小粋なパフォーマー LB#9塚田選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.11 小粋なパフォーマー LB#9塚田昌克選手 |
ブースターの皆さん、もとい、12人目の選手の皆さん! ついに我らがオービックシーガルズは悲願の社会人日本一となりました。本当にありがとうございます。今まで、ブースターの声がこれほどまでに血となり、肉となり、さらには武器となったシーズンはないと思います。1月3日のライスボウルに向けて、まだまだ突き進んでいきましょう。
興奮冷めやらぬ中、今回お話を聞いたのは、最後の最後の勝利の瞬間にボールが飛んできた選手、LB#9塚田昌克(まさよし)選手です。やっぱり何かを持ってました。それは……ボールです!…そんな感じなハイテンションでお送りしていけたらいいかな、と思います。
話を伺っているとなんだか変。声がガラガラです。塚田選手曰く、クラウドノイズが強烈すぎて、フィールドでは普通に会話することすらままならなかったそうです。それだけ大きさも、質も、日本一の“声”だったのでしょう。ならば、さぞハードな試合だったのかと思いきや、
「FGで点を取られてはいたが、TDは一度も許していなかったので、ちゃんと電工オフェンスを止められていた認識があった。4Qに逆転されたが、不思議と最後まで負ける気は全くしなかった。これもチーム全員が自分たちの力を信じていたからだと思う」
と王者らしいコメントをいただきました。
最後のインターセプトについては。
「誰かが弾いて自分のところに飛んできた。4thダウンで取る必要はなかったが、体が止まらなかった。勝利の瞬間を自分の手でつかめて、何とも言えない素晴らしい気分だった」
さらに、シーズンここまでを振り返っていただきました。
「富士通戦、鹿島戦とタイトな試合をしてきた経験がいい肥やしになった。今シーズン、キープレーの3rdダウンを止められたのは、ブースターの方々のクラウドノイズが非常に大きな役割を果たしてくれたからだ。地鳴りのような声援は、相手オフェンスにプレッシャーをかけるとともに、精神的に我々を後押ししてくれる」
次の目標は「真の王者になること」。ライスボウルでもきっと、持っているものを見せつけてくれるでしょう!
試合後のロッカールームは歓喜の声でクラウドでした。DB#24矢野川選手らにイジられながらも塚田選手が伝えてくれたのは、クラウドノイズのすごさが本物であるということ。誰もが気を遣って言っているのではなく、本心から出た素直な感想だということです。本当にオービックシーガルズのブースターは最高です! ライスボウルも、“参戦”お願いします。
(JXB・パナソニック電工戦後、東京ドームにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
※前節の鹿島戦は、筆者の個人的な事情によりMMOはお休みとさせていただきました。楽しみにしていただいていた皆さんに選手の生の声をお伝えできず、本当にすみませんでした。ここに場所をいただきお詫びいたします。
2010年11月22日
MOTTO!MOTTO!◆ジェネラリスト RB#35山﨑選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.10 ジェネラリスト RB#35山﨑公士 選手 |
し烈さ極まる2ndステージ。我らがオービックシーガルズは、期待通りIBMを55-27で破り、ファイナルステージ進出を決めました。次は準決勝。JAPAN X BOWLの舞台の前に立ちはだかるのは昨年の王者・鹿島です。ここぞの一勝を決めて、東京ドームに行きましょう!
今回取り上げるのは、フィジカルとガッツに定評のあるRB#35山﨑公士(こうじ)選手です。IBM戦でもラッシング、ブロッキング、レシービングとすべてにおいて活躍。2TDを挙げた、決定力も兼ね備えた本格派フルバックです。
試合終了後のフィールドでブースターの方から声をかけられると、そのすべてに丁寧に応えていた山﨑選手。その後、ロッカールームでお話させていただくと、誠実で真面目な人柄がひしひしと伝わってきました。
「前半のオフェンスが良かった。後半の序盤はドタバタしてしまったが、そのあと追加点を取れたことが大きい。とにかく、うれしい勝利」
そう今日の試合を振り返ってくれました。
そして、いよいよ佳境に差しかかった2010シーズンについても聞きました。
「トレーニングから意識して、チームの中心に入ってやってきたつもり。今年は特に気持ちの入れ方が違っていた。自分への期待を、チームメートに対しても、結果としても、形にしたかった」
本当に頼りがいのある人だと思いました。
そして、筆者が特に聞きたかった話題へ。ボールキャリー、パスレシーブ、ブロッキング、この3つのどれが山﨑選手にとって一番なのか。
「気持ちの上ではほとんど差異はない。最初の頃は、自分のTDなどが気持ちよかったけれど、最近では、自分がキーになるブロックをして、#21杉原さんや#20古谷さんがTDできた時も自分の喜びとしてとらえることができるようになった」
この時筆者はやっぱりな、と大いに納得できました。山﨑選手はフルバック。自分を犠牲にして、他を活かすことが多いポジションです。チームメートの活躍を素直に喜べる心がないと務まらないのでしょう。
最後に鹿島戦への意気込みを聞きました。
「昨年、一昨年のリベンジを果たして、クラウドノイズなどで熱い応援をしてくださるブースターの方と一緒に喜べる時間をぜひつくりたい」
次戦も山﨑選手の七色のプレーに期待しましょう!
2010シーズンも残すところ最大であと3試合。最高潮に盛り上がっていきたいですね。12/5(日)、川崎球場でお会いしましょう。
(IBM戦後、横浜スタジアムにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年11月08日
MOTTO!MOTTO!◆空中戦のスペシャリスト DB#24矢野川選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.9 空中戦のスペシャリスト DB#24 矢野川 源 選手 |
いよいよ秋シーズンも佳境へ。2ndステージに進出したオービックシーガルズは関西に遠征。王子スタジアムにて関西の強豪吹田マーヴィーズに56-2で快勝! 限りなくアウェーに近い状況の中、富士通を破った勢いのままに最高のパフォーマンスを見せてくれました。
そして今回のMMOは、関西で育ち、出身は神戸大学。この試合はまさに自分にとってはホームゲーム。2インターセプトを記録して空中戦で大活躍した“げんさん”ことDB#24矢野川選手です。
(写真は第4Q終了間際、TDパスをインターセプトした矢野川選手)
試合が終わった後、選手の中で最後にロッカールームに戻ってきた矢野川選手。今日応援に来てくださった地元の人たちとスタンドで喜びを分かち合っていたようです。オービックシーガルズ入部4年目にして初めて関西で勝利した感想を聞きました。
「戦って勝った姿を見せられ、素直にうれしい。こんなに自分を応援してくれる人が多いのは学生のとき以来だったので緊張もあったが、普段通りプレーすることができた」
川崎球場に負けないぐらいのブースターがスタンドに入っていて、全くアウェーという感覚がなかったという矢野川選手。
「やはり地元だけにモチベーションは高かった。見に来てくれた方には、恩返しできたと思う」
アウェーとは感じなかったといっても、実際の状況は違っていたはず。コンディション作りの難しい、遠征という点についても聞いてみました。
「今回はこちらでの前日練習・宿泊・移動と、試合前からチームの皆と時間を共有できたのが大きかったと思う。球場に入ればいつもと同じだが、普段とは違うだけ逆に、いい入り方ができた」
収穫の多い遠征だったと振り返ってもらえました。
いよいよあと1勝でファイナルステージ進出が決まるオービック。矢野川選手が個人的にファイナルで戦いたいのは、パナソニック電工インパルスだそうです。
「去年は鹿島、春は富士通に負けたけれど、電工にだけはそろそろ勝っておかないと」
と、地元関西のチームを挙げて宣戦布告。やる気を見せてくれました。そして最後にブースターの皆さんへ。
「twitterなどで応援してくれて、本当に力になっている。大事な試合で負け続けても、まだまだ応援してくれているので、ぜひ今年こそは東京ドームで喜びを分かち合いたい」
次節は11/21(日)に横浜スタジアムでIBMと戦います。勝てばファイナルステージ進出が決定します。これからも気の抜ける試合は1試合もないはず。皆さんの応援が選手の力になります! 1ヤードを、1インチを、皆さんの声援で、クラウドノイズで、一緒に戦ってください。今後のお願いにて、今回のMMOは終わります。
(吹田マーヴィーズ戦後、王子スタジアムにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年10月25日
MOTTO!MOTTO!◆想いが結実する右足 K/P#1金親選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.8 想いが結実する右足 K/P#1金親洋介選手 |
我らがオービックシーガルズは、富士通との直接対決でうれしい、うれしい勝ち星を挙げました! いよいよ2ndステージです。次の試合は王子スタジアムにて、WESTディビジョンから勝ち上がった吹田マーヴィーズと対決です。
そして今回のMMOは、K/P#1金親選手にインタビューしました。
「フィールドゴールを一本外してしまったし、あまりいいところがなかったから、今日話をするのは申し訳ない」
と少々乗り気ではなかった金親選手ですが、若干強引に聞かせていただきました(理由は編集後記で)。ありがとうございました。
話はいきなり核心へ。今日のフィールドゴールでの心境について。
「みんなの勝ちたい気持ちは十分に伝わっていました。また、この試合ではプレッシャーのかかる場面が2、3回来るとは思っていたので、心の準備はできていました。あとはいつも通りの力を出すだけだ、と心に決めていました」
しかし、オービック応援席の“クラウド・ノイズ”が呼び水となった富士通スタンドの声援が予想以上に大きかったそうです。かなりのプレッシャーが金親選手を襲いました。
「チームが勝って、自分が悪いときほど、良い反省になる場はありません。次も、みんなが必死になって運んできたボールを自分に繋いでもらえるように、取り組んでいきます」
キッカーというポジションで筆者が気になっていたポイントについて尋ねてみました。今日のフィールドゴールのようなプレッシャーのかかるキックと、全くとは言わないまでもプレッシャーのあまりかからない、たとえば大勝しているときのトライフォーポイントのようなキックでは何が違うのか。
「自分の中では、どちらのキックも同じにしたいと思っています。でも、外的な要因があったりして、実際は違うでしょう。しかし、みんなの想いが繋がっているボールを任されている限りは、プレッシャーがかかるときも、いつも通りのキックを蹴られるようにしなくてはいけないと思っています」
これからの試合のこと、2ndステージやそれ以降についても伺いました。
「キッカーは相手の影響をほとんど受けないポジションです。だから、普段やることは何も変わりません。練習から本番のプレッシャーやシチュエーションを意識して、やることをやるだけです」
本当に主張にブレがない人だと感じ、それだけの重責を負っているのだと痛感させられました。
編集後記です。今回、苦しい中で金親選手に聞いた理由について。これからの試合では、本当にキッキングが大事になってくると筆者は思っています。そこで、勝負の2ndステージの前にどうしても聞いておきたかったので、強行に至りました。金親選手、期待しています! それでは次は神戸・王子で会いましょう。
(富士通戦後、川崎球場にて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年10月12日
MOTTO!MOTTO!◆見せろビッグプレー QB#7木下選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.7 見せろビッグプレー QB#7 木下雅斗選手 |
1stステージ第4節のオール東京ガス戦は完封こそ逃したものの、55-3で快勝しました。いよいよ次節は富士通フロンティアーズと全勝対決。激しい試合になることが予想されます。10月24日(日)はぜひ応援にいらしてください!
さて、前回のQB#6菅原選手に続いて、同じポジションの#7木下選手に次節への意気込みを交えてお話をうかがってきました。
筆者が最も緊張する一言目に「今日の試合お疲れ様でした」と話しかけると笑顔で応えてくれ、とてもリラックスできて楽しくインタビューすることができました。
まず聞いたのは今夏の取り組み。
「走力、肩力の強化に時間を費やしました。1プレーでタッチダウンを取れる爆発力をテーマに練習してきました」
そして、今日のWR#10森(健)選手への42ヤードTDパスの話題が出ると、
「気持ちよかったです。練習の成果が出ました。富士通戦でもぜひ決めたいですね。自分の足と肩に期待してください」
と、次節でのビッグプレーを匂わせるコメント。
話はQB起用のことに。前節までは前半は菅原選手、後半は木下選手と使い分けられていましたが、この試合では前半にも木下選手が登場しました。そのことについては、
「今までは後半から出場していましたが、前半からでもいつでも出られるように準備してきたつもりです。今回も作戦上あそこで登場しただけですから。行けと言われたらいつでも行きます」
と心強く答えてくれました。
富士通戦は観客が多くなることが予想されますが、
「応援は本当に力になります。僕はベスト・パフォーマンスができる状態にいつも仕上げているつもりです。しかし、試合には緊張などいろいろな要素があってベストを出し切ることが難しい。そんなとき、応援してくださる方の想いが、体の根底から自分を高めてくれて、いいプレーすることができるんです」
富士通戦でも頼りにしている、とのことでした。ぜひとも声で圧倒してやりましょう!
編集後記というわけではないのですが、前回からQB2人にお話を聞きましたが、何の因果か本連載MMOの通し番号と2人の背番号が一致しているんです! 全く図らずになってしまったので、これは来てるぞ、と勝手に思ってしまいました。これが、幸福の知らせとなればいいですね。24日が待ち遠しいです。次節富士通戦は皆さんの応援で、声で、オービックシーガルズに勝利をもたらしましょう。
(オール東京ガス戦後、川崎球場にて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年10月04日
MOTTO!MOTTO!◆フィールドの小さな王様 QB#6菅原選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.6 フィールドの小さな王様 QB#6菅原 俊 選手 |
1stステージも中間地点の第3節となり、いよいよ次のステージが見えてきました。今回オービックシーガルズが戦ったのは日本ユニシスBULLS。59-0で大勝して、次戦へ弾みをつけました。
さて、今回のMMOは、皆さんお待ちかね、今季相模原ライズから移籍し、スターターQBとして目下大活躍中の#6菅原選手にお話を伺ってきました。
インタビューをしに試合後のロッカールームへと入っていくと、リラックスしてDB#14藤本選手と談笑する菅原選手の姿が目に入りました。実際にお話を聞いてみると、チームに随分となじめている様子で、
「オービックシーガルズは本当に選手一人ひとりの意識が高い。日本一になるために一日一日成長しようとしている姿勢が伝わってくる。一体感があり、非常に充実している」
と、日々刺激し合い、高め合っている様子でした。
さすがの菅原選手も、春シーズンはシーガルズに来て日が浅く、試合中、苦戦したようです。
「レシーバーやランニングバックとコミュニケーションがまだまだとれておらず、うまくいかなかった。そこで、この夏に取り組んできたのは、コミュニケーションをとって、パスルートやタイミングを合わせることだった。何回も合宿があったりして、十分に時間が作れて、かなりの手ごたえを感じることができた」
そして、前節パイレーツ戦での反省をいかして臨んだこの試合。
「前回は攻めた(リスクの高い)パスを投げ過ぎて失敗し、オフェンスのテンポが悪くなってしまっていた。そこで今回は、パスの成功率を上げてオフェンスのテンポがよくなるようにプレーした。その結果、完成度の高いオフェンスができて満足している。しかし、今回も1stシリーズでTDを取れなかった。1Q12分という短い戦いの中、先制点にこだわって次も戦っていきたい」
大差で勝利した後もまだまだ向上心を絶やさない菅原選手から、
「背もなく、強肩でもないという自分の欠点を補う、テンポ、正確性、戦術を見てほしい」
と、頼もしい言葉をいただきました。
筆者は、OLがつくったポケットの中でプレーする菅原選手のQBスタイルが大好きで、今季も、菅原選手が登場する前半はワクワクしながら見ていました。
「応援してくださる方のために頑張るのがシーガルズ。その想いはどのチームよりも強いと思っている」
そう意気込んでくれました。ぜひとも、今季加入の新星に期待しましょう!
(日本ユニシス戦後、川崎球場にて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年09月10日
MOTTO!MOTTO!◆縁の下の力持ち OL#75宮本選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.5 縁の下の力持ち OL#75 宮本 士(つかさ) 選手 |
待ちに待った2010年Xリーグが開幕。我らがオービックシーガルズはハリケーンズを38-0で下しました。昨年に続いて地元開催となったこの開幕戦に向けて、私たちは様々な取り組みを行ってきました。順天堂大学の方々をはじめ、大勢の方に協力していただき、感謝してもしきれないほどです。みんなの熱い思いが結集した特別な試合を完封勝利で飾れたことは、大きな一歩になると筆者は思っています。
さて今回は、5TDをあげて会場をわかせたオフェンスの屋台骨、OLツイスターズから、みや~んこと#75宮本選手に話を聞きました。
「思ったようなプレーができず、前半はフラストレーションが溜まる展開でした。もっといいオフェンスができたはず」
と、宮本選手は複雑な面持ち。
「パールボウル(13-15で富士通フロンティアーズに敗れる)では満足いかなかったランプレーを出すために、この夏は練習を重ねてきましたから。プレーの精度を上げるということで、LBへのアプローチ、DLへの押し込み、ライン間でのコミュニケーションを徹底するなど、常に強い相手を想定して取り組みました」
それだけに、効果的なゲインが単発にとどまり、なかなかリズムに乗れずに10点にとどまった前半の出来は、相当悔しかったようです。しかし、とくに後半、オービックシーガルズはランニングゲームで試合を終始支配。課題は残るものの、完封勝利という幸先のいいスタートを切りました。
「プレーに感謝の気持ちを込めよう」
宮本選手はそう心に期してこの試合に臨んだといいます。自身も海浜幕張駅でのチラシ配りに参加し、その大変さ、難しさを身をもって体験。
「チラシはなかなか減らないし、すごく暑かった。順天堂大学の人たちは本当によくやってくれました。ありがたい」
彼らとの出会いから、応援してくれる人たちにプレーで恩返ししたいという思いを強くした宮本選手。この秋も気迫あふれるプレーを見せてくれることでしょう。
「シミケンはここですよ!」
インタビュー前、選手全員でお見送りをする中に、#83清水選手のファンを笑顔で誘導する宮本選手の姿がありました。自分が動いて、周りを活かして盛り立てる。OLらしい、本当にやさしい方なのだと思いました。オービックシーガルズではめずらしい同好会アメフト部(中央大学)の出身。誰よりもウエイトトレーニングに励み、ビデオを見て研究し続けるなど、人一倍の努力を重ねて日本代表に名を連ねるまでの選手になったと聞いています。宮本選手の持つ独特なやさしい雰囲気は、自分への厳しさや、諦めずに努力できる真面目さからきているのかもしれません。
「この試合を通じて、新しくアメリカンフットボールに興味を持ってくれる人がいればいいですね」
と、控えめながらも、うれしそうに語ってくれました。11年目、33歳。ベテランと言われても、これからまだまだオービックシーガルズ、そして、日本のアメリカンフットボールを支えていってほしいです。
(ハリケーンズ戦後、千葉マリンスタジアムにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
*次戦・9/20(月・祝)明治安田パイレーツ戦は、筆者の都合により本コラムは休載させていただきます。
2010年07月05日
MOTTO!MOTTO!◆頼れる漢(おとこ)LB#2古庄選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.4 頼れる漢(おとこ) LB#2古庄直樹選手 |
いよいよ迎えたパールボウルトーナメント決勝は、富士通フロンティアーズと東京ドームにて決戦。残念ながらオービックシーガルズは13-15で逆転負けしてしまいました。本当に面白い試合で、序盤はキックゲームで始まり、我がオービックシーガルズはビッグプレーを繰り出すも、あと一歩及ばず……。選手の皆さん、春シーズンお疲れ様でした。秋こそは優勝を勝ち取りましょう!
春の最終戦、節目ということで、我らがキャプテンLB#2古庄選手に、春の振り返りを中心にパールボウルについて聞いてきました。それでは、どうぞ。
―春のシーズン、チームとしての収穫はどんなところですか?
ディフェンスは、目標としている激しいプレーやアグレッシブディフェンスができる選手が増えてきて、毎試合ターンオーバーも奪えて、攻めるディフェンスができてきています。オフェンスは、OLユニットの成長、QB#6菅原の加入によるQB争いの激化、ターンオーバーの減少などによって、得点力がアップしています。全体で見ても、確実に前進していると思います。
―逆に、反省点は?
とにかく、優勝できなかったこと。勝たなければいけない試合で勝ちきれなかったことです。勝負強いチームになることが、秋に向けての課題です。
―今日の試合(対 富士通 13-15で敗退)の振り返りをお願いします。
ドライブしてもフィールドゴール止まりだったり、いいディフェンスが出ても点を取られたりと、我慢の試合でした。それでも、アグレッシブなディフェンスができるなど、随所にいいプレーが見られました。最後の富士通のタッチダウンパスは、流れがあったということではなくて、紙一重で、実力で負けました。とても悔しいです。オービック野田会長はじめ、応援してくださった皆さんに、勝って恩返しできなかったのが残念でなりません。
―スタンドの盛り上がり(観客数1万4千人)はどのように感じましたか?
本当にありがたかったです。あれだけ大勢の前で恥ずかしいプレーはできないし、勝って喜んでほしかった。最後の最後で逆転されてしまって……本当に、一緒に喜びたかったです。
―お疲れ様でした。秋に向けての抱負を聞かせてください。
あとちょっとのところで負けたってことは皆わかっていると思います。そこの「ちょっと」を、時間と労力をかけて、やっていきます。シーズン始めから、ワクワクするフットボール、激しいフットボールを目指して練習してきたので、負けたからといって進路変更するわけではありません。目標に向かって、迷わず突き進んでいきます。秋に笑うのは我々オービックシーガルズです。今日、(試合後の挨拶でスタンドの皆さんに)約束したので、絶対勝ちます。信じて、応援よろしくお願いします。
(パールボウル富士通戦後、東京ドームにて)
古庄キャプテン、お話ありがとうございました。
筆者は客席で見ていたのですが、本当にナイスゲームでした。今季ベストゲームだ、と言い切れると思います。選手の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。お疲れ様でした。試合での傷を癒して、今後の練習に備えてください。
さて、コラムに戻ります。古庄選手は試合翌日が資格試験だそうで、東京ドームから帰ったらすぐ勉強するそうです。本当にたいへんそうです。決勝当日も、仕事とフットボールの両立に苦心しているんですから。古庄選手はすぐさま秋に向けて始動するようで、ケガを治しつつ鍛えられるところは鍛えて、万全の状態で秋に挑むとのことでした。頑張ってください。キャプテン、今度こそ頼みます!
今回で試合コラムはひとまずひと区切りです。秋のシーズンに向けて、選手の皆さんには、夏頑張ってもらいたいです。秋こそは絶対優勝! ジャパン X ボウル、ライスボウルに連れてってください!
それでは、秋シーズン開幕戦にてお会いしましょう。
(事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年06月14日
MOTTO!MOTTO!◆飽くなき向上心 WR#83清水選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.3 飽くなき向上心 WR#83清水 謙選手 |
パールボウル進出をかけた明治安田パイレーツとの準決勝、オービックシーガルズは62-7で勝利しました。今季3戦目ということもあって、かなり完成度が高い試合だったのではないでしょうか。いよいよ次は7月1日パールボウル。前回王者鹿島を下した富士通フロンティアーズが相手です。絶対パールボウル制覇!
今回のMMO(MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!)は“シミケン”ことWR#83清水選手にお話を伺ってきました。パイレーツ戦では2タッチダウンレシーブと大活躍でした。今季初めてのタッチダウンを記録して、満足して嬉しそうな様子のシミケンさんのインタビューです。
―チームの結果(明治安田に62-7で勝利)と個人の結果(2TDレシーブ)についてどう思いますか? この試合のチームの目標が1stドライブでタッチダウンをとることだったので、達成できてよかったかな、と。個人的には、ようやく3試合目にしてタッチダウンすることができ、ストレス解消。スッキリしました。
―やっと結果が出たということですが、その要因は何だと思いますか?
―今季3試合目でしたが、初戦とくらべて変わったところを教えてください。
―プレー中に心がけていることは?
―清水選手は4月のGERMAN JAPAN BOWL に出場されましたが、どんな刺激を受けましたか?
―ブースターの皆さんにひと言お願いします。 (明治安田戦後、川崎球場にて) |
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アメフトを始めたきっかけは、高校にラグビー部がなかったからというシミケン選手、ありがとうございました。
また筆の赴くままに、編集後記のようなものを書かせていただきます。ロッカールームでお話を伺ったのですが、着替え中のシミケン選手の鍛え抜かれた体に、筆者はこんな体はテレビ以外で初めて見た、とびっくりしました。しかし、さらにビルドアップが必要だとおっしゃられてまたまたびっくり。これも並々ならぬ努力の結果ですね。
再び緊張についての話ですが、シミケン選手も前夜からとても緊張するとのこと。緊張を和らげるためにNFLの試合ビデオを見たり、キックオフ直前に体を揺らしてリラックスしたりと、様々対策は打っているようです。そうなると、Vol.1でお話を伺った、緊張しないRB#21杉原選手はどれだけメンタルが強いのでしょうか。
筆者憧れのアメフト選手からいろいろな興味深い話を聞けたりして、本当に楽しく書かせていただいております。次回も、パールボウル“優勝版”MMOを書けるように選手の皆さんには頑張っていただきたいです! 絶対優勝オービックシーガルズ! それでは今回のMMOはこの辺で。次回もどうぞよろしくお願いします。
(事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年06月01日
MOTTO!MOTTO!◆笑顔はじけるラインマン DL#92紀平選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.2 笑顔はじけるラインマン DL#92紀平充則選手 |
前節のハリケーンズ戦に続いて、オービックシーガルズはIBM BigBlueに快勝しました。38-0で完封試合達成! このまま好調を維持してパールボウルを制覇しましょう。
さて、コラムに入っていきますが、前回はオフェンスの選手でしたので、今回はディフェンスで活躍したDL#92紀平選手にお話を聞いてきました! 筆者(アメフト歴0年 ファン歴7年)の個人的な感想ですが、オフェンスもディフェンスも、前試合より質が上がって実り多きゲームだったのではないでしょうか。オフェンスの選手、紀平選手以外のディフェンスの選手にも活躍した選手はたくさんいましたが、次回以降にご期待ください。
それでは、今試合、6タックル1サックと活躍した紀平選手のインタビューをどうぞ!
―チームの結果(IBMに38-0で勝利)についてどう感じますか?
IBMを1stドライブ以外、押さえ込めていて、いいディフェンスができたと思います。今日の(ディフェンスの)目標は、IBMを3点以内に止め、3ターンオーバー以上を奪うことだったので、達成できて満足しています。それ以上の収穫もありましたし。
―個人としてはどうでしたか?
1試合フル出場できたのは久しぶりだったので、楽しかったです! なおかつ、結果(6タックル、1サック)が出て、いい活躍ができたのではないでしょうか。
―これからの課題や目標を教えてください。
ディフェンス、DLユニットとしては、もっと敵オフェンスにプレッシャーをかけて、DB、LBが楽にプレーできるようにしたいです。個人の目標は、体を動かす、つまり、運動量を増やしたり、 しっかり練習したりして、体のキレを求めていきたいと思います。
―GERMAN JAPAN BOWL(4/24 独・デュッセルドルフ)に出場されたりして、いつもとは違うシーズンの始動になったと思いますが、調子はどうですか?
GERMAN JAPAN BOWLを目指して体を作ってきたので、昨年や一昨年よりもいい状態だと思います。ちょっとオーバーウエイト気味なんですが……。夏、秋に向けて絞っていきます。
―ほとんどの選手は自分のプレースタイルを確立するものというか、気をつけていることがあると思うんですね。紀平選手がプレー中に気をつけていることを教えてくれますか?
精神的なことでは、感情的にならないよう、冷静に相手を見て、対応するようにしています。技術的なことでは、どんな状況でもファンダメンタル。つまり、低く、速くヒットすることを意識しています。
―次の明治安田パイレーツ戦への抱負をお願いします。
第1ステージを勝ち抜いた、力のあるチームと当たることになるので、強いチームとやれること自体がすごく楽しみです。練習でより、試合で一番うまくなれると思っているので、しっかり準備して臨みたいと思います。応援よろしくお願いします!
(IBM戦後、川崎球場にて)
紀平選手、ありがとうございました。紀平選手は、優しくて熱い男という筆者のDL像そのままに、笑顔の似合うナイスな選手! 写真撮影にも喜んで応じてくれました。今回、お話を聞こうと思ったのも、ナイスタックルを決めた後などに、ガッツポーズをしたりして喜ぶ姿が印象に残ったからでした。インタビュー記事に載せられなくて残念なのですが、緊張という点について、前回インタビューさせていただいたRB#21杉原選手とは打って変わって、紀平選手は毎試合、ものすごく緊張するとのことで、非常に興味深かったです。こんなふうに、選手の人間性もわかっていくといいですね。
いよいよ次は準決勝。アサヒビールシルバースターをビッグキルし、波に乗る明治安田パイレーツとの対戦です[6/13(日)14:30~@川崎球場]。次回もオービックシーガルズの選手の活躍に期待しましょう!
それでは今回はこの辺で。MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!をこれからもよろしくお願いします。
(事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)
2010年05月17日
MOTTO!MOTTO!◆果敢なスプリンター RB#21杉原選手
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.1 果敢なスプリンター RB#21杉原雅俊選手 |
ついにオービックシーガルズの2010シーズンが開幕しました!初戦5/16(日)ハリケーンズ戦の結果は、52-7と快勝! まずまずのスタートを切りました。
今シーズンは、新企画「MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!」をお届けします。「もっと選手を身近に感じてもらいたい!」 「もっとオービックシーガルズを好きになってもらいたい!」と、事務局のインターン生が、試合会場で選手の直撃取材にチャレンジします! 記事の形式も試行錯誤を重ねながら、試合ごとにアップしていきますので、ぜひご覧ください。
今回は、3TD、1パントリターンTDと走りに走りまくったRB#21杉原選手にインタビューしてきました。では、どうぞ!
―ご自身の結果(3TD、うち1パントリターンTD)についてどう感じますか?
安心しました。今日は、結果よりも、練習の成果を出せればいいと思って試合に臨みました。結果も出て、素直にうれしいと思いました。
―初戦で緊張しましたか?
もう、全然しません。いえ、全然ではないですけど、ベテランなので、緊張するよりもやるべきことをしっかりすることを意識しています。
―今日のオフェンスの課題は?
ミスがやっぱり多かったですね。インターセプトもそうですが、捕れるボールを捕れなかったり、ブロックのミスでQBが追い込まれたり、細かいミスが多かった。あと、ディフェンスがいいボールポジションをつくってくれても、パントで終わったり、得点すべきところでできなかったり。前半は14点で終わってしまったので、立ち上がりも課題です。
―QBが3人登場しましたが、連携が難しくないですか?
春のシーズンなので、いろいろ試している部分はあると思います。3人ともとてもいいQBなので、コーチも試したいのではないでしょうか。連携は難しいですが、細かいミスを修正するなど、 個人が意識すればもっといい試合になると思います。今の段階では、連携というよりは、各自、 自分自身がどうなんだってことのほうが大事だと思います。
―試合全般の話になりますが、精神面や技術面などで、試合中に気をつけていることを教えてください。
技術的なことでいうと、僕の持ち味はスピードなので、迷わずに思いっきり走ることです。精神面では、ヘコまずに、ミスしても次に、次に。ポジティブに考えるようにしています。
―ところで、アメフトを始めたきっかけは?
高校までは陸上部で、足にはけっこう自信がありました。大学に入って、他のスポーツに興味が湧き、友人の誘いもあってアメフト部を見学しました。そのとき素直にカッコイイと思ってアメフトを始めました。ポジションはずっとRBです。
―アメフトをやっていて、一番うれしい瞬間は?
やっぱりTDしたときですね。僕がTDすることで、チームのみんな、もちろんファンの皆さんも喜んでくれる、それがうれしい。どんなTDも一緒です。ロングヤードを独走できれば気持ちいいですが、 ショートヤードでも、いい場面で走れれば同じくらいうれしいですね。
―次戦・IBM戦への意気込みをどうぞ!
まずは試合に勝つ、と。なおかつ、一人ひとりがプラスアルファを出せるような試合にできたら最高です。自分自身としては、持ち味を生かして、チームにプラスアルファを出していきたい。 応援してくれる人のためにも、練習からベストを尽くします。
―最後に、ブースターの皆さんにメッセージを。
今日は本当に応援ありがとうございました。皆さんの応援がいつも力になっています。自分だけのためじゃなく、皆さんのためにも走りたいという思いは強いです。必ずビッグプレーをするので、ぜひ会場に足を運んでください。これからも熱い応援をよろしくお願いします。
(ハリケーンズ戦後、川崎球場にて)
杉原選手、ありがとうございました。客席から観ている視点とは違った視点がすごく新鮮でした。次のIBM戦でも活躍を期待しています!
それでは、また次節で! 次回も活躍選手のインタビューをお送りする予定です。
(事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)