2010年11月08日
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.9 空中戦のスペシャリスト DB#24 矢野川 源 選手 |
いよいよ秋シーズンも佳境へ。2ndステージに進出したオービックシーガルズは関西に遠征。王子スタジアムにて関西の強豪吹田マーヴィーズに56-2で快勝! 限りなくアウェーに近い状況の中、富士通を破った勢いのままに最高のパフォーマンスを見せてくれました。
そして今回のMMOは、関西で育ち、出身は神戸大学。この試合はまさに自分にとってはホームゲーム。2インターセプトを記録して空中戦で大活躍した“げんさん”ことDB#24矢野川選手です。
(写真は第4Q終了間際、TDパスをインターセプトした矢野川選手)
試合が終わった後、選手の中で最後にロッカールームに戻ってきた矢野川選手。今日応援に来てくださった地元の人たちとスタンドで喜びを分かち合っていたようです。オービックシーガルズ入部4年目にして初めて関西で勝利した感想を聞きました。
「戦って勝った姿を見せられ、素直にうれしい。こんなに自分を応援してくれる人が多いのは学生のとき以来だったので緊張もあったが、普段通りプレーすることができた」
川崎球場に負けないぐらいのブースターがスタンドに入っていて、全くアウェーという感覚がなかったという矢野川選手。
「やはり地元だけにモチベーションは高かった。見に来てくれた方には、恩返しできたと思う」
アウェーとは感じなかったといっても、実際の状況は違っていたはず。コンディション作りの難しい、遠征という点についても聞いてみました。
「今回はこちらでの前日練習・宿泊・移動と、試合前からチームの皆と時間を共有できたのが大きかったと思う。球場に入ればいつもと同じだが、普段とは違うだけ逆に、いい入り方ができた」
収穫の多い遠征だったと振り返ってもらえました。
いよいよあと1勝でファイナルステージ進出が決まるオービック。矢野川選手が個人的にファイナルで戦いたいのは、パナソニック電工インパルスだそうです。
「去年は鹿島、春は富士通に負けたけれど、電工にだけはそろそろ勝っておかないと」
と、地元関西のチームを挙げて宣戦布告。やる気を見せてくれました。そして最後にブースターの皆さんへ。
「twitterなどで応援してくれて、本当に力になっている。大事な試合で負け続けても、まだまだ応援してくれているので、ぜひ今年こそは東京ドームで喜びを分かち合いたい」
次節は11/21(日)に横浜スタジアムでIBMと戦います。勝てばファイナルステージ進出が決定します。これからも気の抜ける試合は1試合もないはず。皆さんの応援が選手の力になります! 1ヤードを、1インチを、皆さんの声援で、クラウドノイズで、一緒に戦ってください。今後のお願いにて、今回のMMOは終わります。
(吹田マーヴィーズ戦後、王子スタジアムにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)