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MOTTO!MOTTO!◆想いが結実する右足 K/P#1金親選手

2010年10月25日

MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.8

想いが結実する右足 K/P#1金親洋介選手

 

我らがオービックシーガルズは、富士通との直接対決でうれしい、うれしい勝ち星を挙げました! いよいよ2ndステージです。次の試合は王子スタジアムにて、WESTディビジョンから勝ち上がった吹田マーヴィーズと対決です。


そして今回のMMOは、K/P#1金親選手にインタビューしました。

mmo1010251.jpg

 

「フィールドゴールを一本外してしまったし、あまりいいところがなかったから、今日話をするのは申し訳ない」

と少々乗り気ではなかった金親選手ですが、若干強引に聞かせていただきました(理由は編集後記で)。ありがとうございました。


話はいきなり核心へ。今日のフィールドゴールでの心境について。
「みんなの勝ちたい気持ちは十分に伝わっていました。また、この試合ではプレッシャーのかかる場面が2、3回来るとは思っていたので、心の準備はできていました。あとはいつも通りの力を出すだけだ、と心に決めていました」
しかし、オービック応援席の“クラウド・ノイズ”が呼び水となった富士通スタンドの声援が予想以上に大きかったそうです。かなりのプレッシャーが金親選手を襲いました。
「チームが勝って、自分が悪いときほど、良い反省になる場はありません。次も、みんなが必死になって運んできたボールを自分に繋いでもらえるように、取り組んでいきます」

 

mmo1010253.JPG キッカーというポジションで筆者が気になっていたポイントについて尋ねてみました。今日のフィールドゴールのようなプレッシャーのかかるキックと、全くとは言わないまでもプレッシャーのあまりかからない、たとえば大勝しているときのトライフォーポイントのようなキックでは何が違うのか。
「自分の中では、どちらのキックも同じにしたいと思っています。でも、外的な要因があったりして、実際は違うでしょう。しかし、みんなの想いが繋がっているボールを任されている限りは、プレッシャーがかかるときも、いつも通りのキックを蹴られるようにしなくてはいけないと思っています」

 

これからの試合のこと、2ndステージやそれ以降についても伺いました。
「キッカーは相手の影響をほとんど受けないポジションです。だから、普段やることは何も変わりません。練習から本番のプレッシャーやシチュエーションを意識して、やることをやるだけです」
本当に主張にブレがない人だと感じ、それだけの重責を負っているのだと痛感させられました。

 

編集後記です。今回、苦しい中で金親選手に聞いた理由について。これからの試合では、本当にキッキングが大事になってくると筆者は思っています。そこで、勝負の2ndステージの前にどうしても聞いておきたかったので、強行に至りました。金親選手、期待しています! それでは次は神戸・王子で会いましょう。

 

(富士通戦後、川崎球場にて聞く

事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)

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