2011年01月05日
MOTTO! MOTTO! OBIC SEAGULLS!vol.12 進化する鉄人 RB#20古谷拓也選手 |
オービックシーガルズ日本一達成!! 応援してくださった皆様、12人目として参戦してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして、おめでとうございます。皆様の力なくしては絶対にできない優勝です。2010シーズンは終わってしまいましたが、これからまだまだ私たちは前進し続けます。
さて、2010シーズンのMMO最終回は、お待ちかねのRB#20古谷拓也選手のインタビューです。内容を濃いめにしたので、サクッと始めたいと思います。
東京ドームでのお祭り騒ぎも終わって、選手たちは祝勝会へ。盛り上がりは祝勝会でも止まることを知らず、大盛況でとても楽しい会でした。そんな中、拓也選手に少し時間をいただいてお話を伺いました。
「ライスボウルはとにかく勝ててうれしい。オフェンスが若干優れなかったけれども、素直に喜んでいる」
と、今日の感想をひと言。
2005シーズン以来、自身2回目の日本一。シーズン全般に関しては、
「今まで悔しい思いをさせられてきたチーム(富士通、鹿島、パナソニック電工)に借りを返せたシーズンだった。前の日本一の後、2006年にシーガルズに入ってきたメンバー、たとえば#35山﨑や#26阿南、#22晋也たちとチームを作ってきて、一緒に喜べたのが本当によかった」
勝って終えた2010シーズンは充実したものだったようです。今季のチームの好調さについては、
「成長が肌で感じ取れた。特に、追い込まれてから得点できるようになったのが大きい。面白いシーズンだった」
毎プレーごとにRB同士でコミュニケーションを取り合うという拓也選手。走路の取り方やOLとの連携にはこだわりがあるそうです。
「入団当初からずっと言われてきたのは、OLを押すこと。DLとOLがぶつかって走路が開けるまでには少し時間がかかる。そこで外に逃げてしまってはいけない。RBが我慢してレーンを取り続けることによってOLはブロックしやすくなる。逃げない走りをするよう心がけている」
RBコーチも兼任している拓也選手は、次代を担うランナーが現れてほしいと思っているそうです。そうすると、拓也選手はそろそろ引退するのかと思いきや、まだまだ現役を続けるそうで、
「パスプロテクションのブロックやパスキャッチ、インサイドのランプレーなど、まだまだ向上させるべきところはたくさんある。コーチとして自分が実践することによって、山﨑や#21杉原に教えていきたい」
そして最後にひと言。
「頼もしい声援をいただいた。スタンドの皆さんが一緒に喜んでくれることが何よりも幸せ。次に向かって進もうというモチベーションになる。本当にありがとうございます」
今までMMOをご愛読いただいた皆様、また、試合直後の慌ただしい中お話をしてくださった選手の皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力なくして、このMMOをシーズン通して続けることはできませんでした。また、機会があればお会いしましょう。
(RICE BOWL・立命館大学戦後、東京ドームにて聞く
事務局インターン生/早稲田大学 藤川了輔)