« 7月1日に刻むこと。 | メイン | 内面を磨くとき »
二年目の絆
2010年09月08日
昨年に続き千葉マリンスタジアムでの開幕戦。
2週間にわたって海浜幕張駅前やベイタウン祭りで声を張り上げ
ちらしを手渡ししてくれた順天堂大学サッカー部の皆さん、
地元千葉大学と神田外語大学のアメフト部の皆さんは、
初めて観戦する方のためのルール解説役“がるなび”を
かって出てくれた。
その他にも、25日から始まる千葉国体のマスコットちーばくんを
始めとするスポーツ振興協会の方々、
JEFのジェフィくんとユニティくんとJEFの皆さん、
そしてご当地千葉マリンスタジアム、ロッテのかもめのまーくんと
チアリーダーのMスプラッシュの皆さん、
開幕戦に千葉まで遠征してきてくれたハリケーンズの皆さん、
何よりも、千葉から、東京から、駆けつけてくれた観客の皆さん、
実に多くの方々が集い、一つの空間を創っていただいた。
昨年は、1,500人であったが、今年は倍の約3,000人。
他のプロスポーツと比べると小さな積み上げであるが、
大きな二歩目である。
キックオフの時間が近づくにつれて
続々とスタンドに入ってこられる皆さんをお迎えして、
胸が詰まり、
試合後の選手たちのお見送りの挨拶で、子どもたちに
ずっと囲まれている選手を見たときに、絆を感じた。
一方で、
野球スタジアムの外野での観戦。
試合の状況や残り時間を示す電光掲示板がない、
入口が一つで、入退場に時間がかかる、
開店していただいた売店も少なかった。
バックスクリーンのゾーンを挟んで、
オービック側とハリケーンズ側になってしまうので、
オービック側に座れなかった方々は、
やむなくハリケーンズ側に行っていただくしか誘導できなかった…。
初めてアメフトを観戦する方は言うまでもなく、
「不」が多かったことも事実。
GMとして大いに反省し、今後への課題であると
認識している。
スポーツはエンターテインメント産業であるからだ。
順天堂大学の皆さんとは、
5,000人の動員を目標にしていたので、
仮に5,000人がいらっしゃったら
もっと大変なことになっていたであろう。
試合後、時間の許す限り子どもたちと交流してくれた
選手の中には、今日の始発で関西や名古屋に戻り、
朝から働いている選手がいる、
もちろん他の選手たちも、普通に勤務している。
昨日の空間を創っていただいた全ての方々の
「不」を解決していくことが、プロを目指す私たちの大きな責任である。