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ライスボウルに向けて
2011年12月31日
今年1年は、本当に慌しく過ぎてしまいました。
想えば昨年の今頃も、グラウンドに居て、ライルボウル優勝を
目指して皆で練習をしていました。
ライスボウルで5年ぶりの優勝を遂げたあとは、
つかの間のオフシーズン、そして震災によるグラウンドの液状化、
日本全体が甚大な被害を受け、電力不足の中での
春季交流戦。そこまでまとまな練習もできず、
グラウンドを貸してくださった、神田外語大学、
千葉大学、早稲田大学、日本大学、そして習志野市企業局の皆さまの
厚意がなければ、今年のオービックシーガルズは、スタートできませんでした。
また、春先の波崎の合宿、習志野・千葉での募金活動や、
土砂撤去などの活動でも多くの方々と出会い、
私たちは、大きなパワーをいただきました。
その流れの中で、春季交流戦の場に立てたことは大きな感慨を
覚えました。
その後、第4回のワールドカップがあり、日本は惜しくも3位。
オービックシーガルズからは、13名という大量の選手を
選んでいただきましたが、皆それぞれ、欧州の高まり、カナダ、アメリカの
背中の遠さを実感して帰国してきました。
7月のワールドカップ後、
震災で液状化したグラウンドが復旧し、
夏合宿からようやく、文字通り地に足をつけた
チーム練習を始めることができました。
施工していただいた日本道路様、マルソル様にも
本当に感謝しております。ありがとうございました。
9月からのリーグ戦は、本当にあっという間で、
チームは、選手を主役になんとかここまで勝ち上がってきました。
初戦のノジマ戦を凌ぎ切ったこと、
休日昼間に開催できたQVCマリンフィールドでのIBM戦、
長居陸上でのアサヒ飲料戦、
準決勝の鹿島戦、決勝の富士通戦、社会人の強豪相手に、
スタンドに参戦していただいたファンの皆様の力は、
本当に素晴らしかったです。特に決勝の富士通戦の
両チームのスタンドの「声」「音」が加わった闘いは、
「これぞアメリカンフットボール!」という気がしました。
一緒に戦った各チームの仲間たちのフットボールへの想い、
勝利への執念、ファンの皆さまの期待を背負って、
年末に茜浜のグラウンドで練習できる喜びを勝利に。
私たちは、あと4日間足掻き続けます。