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ヨーロッパの本気度の高まり
2011年07月10日
昨夜は、第2Q途中からだったが、
日本代表チームとオーストリアの試合をライブストリーミングで
途切れ途切れに追いかけた。
同時に、日本のアメフト復興会議のオンライン観戦を開いて
なんとか戦況を捕まえながらであったが、
藤本選手のインターセプト、
古谷選手のしぶとい真ん中のラン
(末吉選手も丸田選手も日本のランニングバックは健闘していた)、
木下選手のロングパスキャッチなど、
ところどころ良いプレイがあったが、
なかなかオーストリアディフェンスは重厚で、
ここ数年のヨーロッパ勢の進化というか、“本気度”が見て取れた。
メキシコも第4Qでドイツに逆転勝ちだったという。
今回の世界選手権のフォーマットは、
2週間の間に、8ヶ国が、リーグ戦と順位決定戦を行うという、
非常にタイトなスケジュール。
この条件は各国ともに平等…ではあるが、
体格に劣る日本にとっては、若さで行くか、
4年かけてチームを作ってきたチームワークでいくか、
悩みが多かったのではないかと思う。
とはいえ、大会は始まった。
重厚なオーストリアに24-6で勝利した次は、フランス。
そして自国のプロリーグ経験者を多くそろえたカナダ、
と日本代表の戦いは続く。
「あと2勝して、決勝でアメリカと」。
日本代表チームは、必死に戦いぬくだろう。
選手やコーチの必死の現場とは違う視点で、
ヨーロッパの進化=本気度の高まりを、
この2週間を通じて日本協会がどのように受け止めてくるかも、
大きなテーマである。