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嗚呼、開幕戦。
2011年09月09日
開幕戦の3日前、習志野のグラウンドで
チーム関係者でキックオフを行った。
今年は、ワールドカップへの参加など
何かと変則的なスケジュールなこともあって
平日の夜に都内に集まるよりも、
日曜の練習後、習志野のグラウンドで
ブースタークラブや応援団の方々を招いて、
みんなで日本一に向けて発進&発信しようという
試みであった。
結果的には、残念ながら台風12号の影響で
公開キックオフとまではいかなかったが。
キックオフの最初は、
野田オーナーからのメッセージビデオ。
「信汗不乱。汗を一杯流して、流した汗を信じれば
心は乱れない。その心で是非二連覇に向けて
精進してほしい」という言葉。
7日の試合は「信汗不乱」とは、
ほど遠いものであった。
オンワードの撤退からチーム一丸で見事Xに復帰してきた
ノジマ相模原ライズのしっかりしたチームづくりに対して、
当方は、あまりにも綻びが多く目立つ試合展開となった。
汗を流して来なかったわけではないが、
流した量や流し方が足りなかったと言わざるを得ない。
チームの方は、
辛勝できたことを大きな機会と捉えて、
次の試合、いや、次の練習に臨みたい。
そして実は、
綻びはフィールド上だけではなかった。
ここしばらくの期間、
裏方、スタッフサイドでも小さなミスが相次いだ。
いや決して「小さな」ことではない。
試合当日のイベントでも、大きな手違いがあった。
チーム全体の責任者として、
ここ2日間は、非常に反省した次第である。
ミス、トラブル…。いわゆるヒューマンエラーでは、
1つの重大なミスのカゲに、
30のヒヤリ!とするような瞬間、
そしてそのカゲには、300のハッ!とする瞬間が
あると言う。
いわゆるヒヤリハットの法則である。
1つのミスをなくすためには、日常から300のハッとする
瞬間をきちんと反省し、なくしていくことが唯一の手段。
チームも、スタッフもしばらくは一丸となって、
300の「ハッと!」をなくしていかなくてはいけない。
野田オーナーがおっしゃった「汗」には、
冷や汗もあったという事である。
ただし冷や汗の場合は、
流すだけではなく、
無くしていかないといけないということは大きく違うが。