並河 研GMブログ“日本から世界へ”

« 1,000人に1人の誇りと技 | メイン | リンク栃木の日本一に脱帽 »

戦いの総和(Σ)

2010年04月09日

 

グラウンドで戦うのは選手。
しかし、戦っているのは、彼らだけではない。


コーチや、トレーナー、スタッフ、事務局までも
それぞれの戦いがある。

 

5月16日の初戦にむけて、既に戦いは始まっている。


選手達に対して、
1つ1つのプレイイメージをいかに上手に伝えきるか。
これはコーチやコーディネイターの戦いである。

 

一人でも多くのお客様にスタンドに来てもらうために
今日というかけがえのない日をどのように使い切るか。
これは事務局スタッフの戦いである。

 

秋のリーグ戦初戦までに、
いったい何人の習志野の方々に会えるか。
これは、チーム全体の戦いである。

 

日々のトレーニングも、
仕事をしながら、家庭を持ちながらの身であると、
気を許せば優先順位が下がる。これも戦いだ。

 

オービックシーガルズでは、
かつて「腹筋メール」というのが選手の間で
飛び交った。

 

毎日100回腹筋をしたら「腹筋した!」とメーリングリストに
流すだけのものであるが、これが非常に効果的だった。

 

仲間たちへの、リ・テンションにもなるし、
自分がトレーニングしたことを確認することにもなる。

今年は、合同の早朝トレーニングも流行り出している。

 

試合になったら、誰しもが戦うモードになる。
しかし、本当に試合の勝敗を決めるのは、
チーム全員が、それぞれの持ち場で、
如何に「勝負」に挑み続けるか。
の「総和」である。

 

パールボウル予選まで37日
ライスボウルまで269日

皆で勝負し続ける年にしたい。